チェコ、モラヴィアの作曲家レオス・ヤナーチェク(Leoš Janáček、1854年~1928年)が作曲した『シンフォニエッタ』(Sinfonietta)は彼の代表作です。1926年に作曲していて、最晩年の傑作といえます。
村上春樹の小説「1Q84」で取り上げられ、有名になりました。このページでは解説のあと、ヤナーチェクの傑作シンフォニエッタの名盤をレビューし、比較してきたいと思います。
解説
ヤナーチェク作曲『シンフォニエッタ』を解説します。
国民楽派、モラヴィアの音楽
スメタナなど国民楽派の流れをくむヤナーチェクは、当時のチェコ・スロヴァキア陸軍の軍楽隊を聴き、この曲を想起しました。『シンフォニエッタ』を聴いてみるとチェコ独立のための出来事や愛国心に満ちています。
『シンフォニエッタ』は、第1次世界大戦後の1926年に書かれました。第1次世界大戦中には『タラス・ブーリバ』が書かれ、チェコの勝利に対する希望を表現していました。『シンフォニエッタ』では、国の再建に向かう人々の喜びを反映しているといえます。ヤナーチェクはこの曲について以下のように書き記しました。
今日の人間の自由、平等、喜び、そして時代に立ち向かう勇気と勝利への意思
初演は1926年にヴァーツラフ・ターリヒの指揮、チェコ・フィルの演奏により、プラハにて行われました。
『シンフォニエッタ』とは小さな交響曲のことです。ヤナーチェク自身の説明によると、幼いころの思い出を作品に込めている、とのことです。
第1楽章 「ファンファーレ」:アレグレット
バンダにより軍楽隊のファンファーレが演奏されます。「ソコール・ファンファーレ」というものです。
第2楽章 「城塞(シュピルベルク城)」:アンダンテ
民族舞曲が、威圧的な力に抵抗するもの、として描かれています。
第3楽章 「修道院(ブルノの王妃の修道院)」:モデラート
ブルノ王妃の僧院聖歌隊員だった、少年ヤナーチェクの記憶を呼び覚まします。
第4楽章 「街路(古城に至る道)」:アレグレット
スケルツォです。といっても、軍楽隊を象徴する楽器であるトランペットの執拗なオスティナートは何を暗示しているのでしょうか。
第5楽章 「市庁(ブルノ旧市庁舎)」:アンダンテ・コン・モート~アレグレット
市庁は以前は過去の重苦しい権力を象徴した場所でした。今では、人民の主権を象徴するものに変わりました。
第1楽章のファンファーレが戻ってきて、壮大なフィナーレとなります。
今ではブルーノなどモラヴィアの名所巡りといった風情です。モラヴィアと言っても場所がよく分からないと思いますので説明します。モラヴィアの首都ブルーノは、以下の場所にあります。ちょうど今のチェコの真ん中~東側ですね。さらに東に行くとスロヴァキアがあります。ウィーンともかなり近い場所といえます。
言い換えるとちょうどヨーロッパの中心であり、ドイツ=オーストリア、ポーランド、ロシアに囲まれた豊かな土地であり、当然、他民族の侵入や大国による戦乱が絶えませんでした。
金管のバンダ
バンダとは、オーケストラ本体と別の位置に配置される部隊のことです。位置は曲によって異なります。曲によっては2階席にバンダが配置されることもありますね。シンフォニエッタの場合、舞台正面奥にスペースを設けて配置する場合が多いです。
冒頭に軍楽隊風のバンダが入っています。トランペット9本、バストランペット2本、テノールチューバ2本の合計13名からなるバンダで、多くの場合、舞台奥の客席やひな壇に配置され、立って演奏されます。
バンダのファンファーレから始まり、紆余曲折を経て最後にまたバンダのファンファーレでフィナーレを迎えるというシンメトリックな構成になっています。
シンフォニエッタは村上春樹の小説「1Q84」に登場し、重要な役割を担っています。そのため「シンフォニエッタ」は一般的にもとても人気のある作品となりました。
おすすめの名盤レビュー
『シンフォニエッタ』のおすすめの名盤をレビューしていきます。
愛国心に満ちた曲であることから、やはりチェコの指揮者・演奏家が名盤を残しています。その中で小澤盤はチェコの指揮者よりも共感に満ちた屈指の名盤です。またオーストラリア生まれ指揮者マッケラスはヤナーチェクを深く研究して、「サー」の称号をもらっているなど、チェコ以外の演奏家による名盤も多いですね。
小澤征爾=シカゴ交響楽団 (1969年)
若き日の小澤征爾とシカゴ交響楽団の録音です。小澤のヤナーチェクは本当に凄いんです。若い時の録音だけあって、良さがストレートに出ています。チェコ人よりもチェコ人らしい深い共感とストレートなインスピレーションに満ちた名演です。この演奏を聴けば本当のシンフォニエッタの面白さに目覚めると思います。
冒頭のファンファーレから気迫があります。あの重厚で落ち着いたシカゴ響が小澤の指揮に煽られて走ってしまう、という珍しい状況が発生します。こんな沸騰せんばかりの白熱した演奏が続きます(走ってしまうのは冒頭だけですけど)。
多くの演奏が1曲ずつ演奏していくのに対して、冒頭のファンファーレから最後の盛り上がりまで、一連のつながりが良く表現されていて、一気に聴くことが出来ます。なるほど、シンフォニエッタはこういう有機的な一連の流れを持った曲なんだ、ということがよく分かります。
「アレグレット」のインスピレーション溢れるスリリングな音楽作りも凄いです。金管のオスティナート(繰り返し)が非常に効果的で鳥肌が立つくらいです。そして、その流れのままフィナーレに突入し、ダイナミックに盛り上がって曲を締めます。若い頃の小澤の良い所が存分に出た名盤です。
シカゴ響はハンガリー系のメンバーが多く、ライナーやショルティなどハンガリーの指揮者ととバルトークなどで名演を残しています。最もクーベリックとシカゴ響も縁が深かったのでシンフォニエッタが得意でも不思議ではないです。一方、小澤征爾はウィーンで歌劇『イエヌーファ』で大成功を収めたり、サイトウキネン・オーケストラと歌劇『利口な女狐の物語』を上演したり、ずっとヤナーチェクを得意なレパートリーとしています。
セル=クリーヴランド管弦楽団 (1965年)
クリーヴランド管弦楽団は、アメリカのオーケストラですが、チェコ系のメンバーが多いオーケストラでした。そのオケをハンガリー出身のジョージ・セルが鍛え上げました。ジョージ・セルはチェコの音楽もかなり得意としており、ドヴォルザークの交響曲は名盤です。
『シンフォニエッタ』では、各曲を丁寧に仕上げています。いつものようにスコアの読みが深く、理知的な所があり、アンサンブルの質も高いです。もう少し録音が良ければ、とも思いますが、当時(1965年)の技術のスタンダードですね。
落ち着いていて質の高いものですが、勢いとか迫力を求めると少し物足りないかも知れません。このディスクは「1Q84」で登場します。
クーベリック=バイエルン放送交響楽団 (1970年)
チェコの名指揮者ラファエル・クーベリックの名盤です。西側に亡命していたため、チェコフィルではなく、このバイエルン放送交響楽団とのディスクが多く残されています。とてもパワフルでレヴェルの高いオケです。小澤征爾が客演したストラヴィンスキー「春の祭典」がDVDになっていますが、大迫力の名演になっています。そのくらいパワーがあり、地力のあるオケですね。
クーベリックは同じチェコの音楽家としてヤナーチェクを多く録音しています。そして、このシンフォニエッタは情熱的な名演です。小澤盤に似た部分もあり、やはりクーベリックがシカゴ交響楽団に植え付けたものが小澤盤にも反映されているのだと思います。シンフォニエッタ好きなら一度は聴きたい名演です。
アンチェル=チェコ・フィル (1961年)
カレル・アンチェルは、ノイマンの前のチェコフィルの音楽監督です。理知的でレパートリーの広い指揮者でした。チェコフィルの指揮者の中でも人気がある指揮者です。理知的でしっかりしたアプローチでありながら、この演奏には祖国愛とか情熱が強いです。アンチェルが生きた時代は、チェコ(チェコ・スロヴァキア)は危機的な状況になることが多かったですし、アンチェルのチェコフィル辞任も1968年の「ソ連のチェコ侵攻」が原因で当時アメリカにいたアンチェルは帰国を断念してアメリカに亡命しています。この演奏は本当の意味でリアリティがあります。
冒頭のファンファーレから演奏スタイルはモラヴィア風のふくよかな音色ですが、重厚さと力強さを感じます。この時代のチェコフィルは金管や低音域がしっかりしていて、重厚な響きです。その後も、緊張感に満ちた演奏が続いていきます。
この『シンフォニエッタ』は、マッケラス盤とともにスタンダードと呼んでいいディスクです。ただ、1961年録音で少し古いとは言えます。リマスタリング技術が改良されてきているので、なるべく新しくリリースされたCDがお薦めです。
マッケラス=ウィーン・フィル (1980年)
ヤナーチェクを得意としているサー・チャールズ・マッケラスの指揮によるCDです。30年前から定番の名盤です。バンダの金管楽器とティンパニは迫力があります。
ウィーン・フィルは洗練されたオケに見えますが、民族的な音楽も得意で、チェコなど東欧の音楽も良い演奏をしています。上に説明しましたが、ウィーンとモラヴィアは国は違いますが、距離は案外近いんです。なので、ウィーン・フィルも民族性を発揮すると十分民族的な演奏になります。
解釈はスタンダードといっても良いもので、ジョージ・セルの名盤と同様、落ち着いた語り口です。ヤナーチェクを研究しつくしたマッケラスの余裕かも知れませんね。もし、迷ったら、質が良く、感情表現も十分に入ったマッケラス盤がお薦めです。
ノイマン=チェコ・フィル
ヴァーツラフ・ノイマンは、「タラス・ブーリバ」が名演です。「シンフォニエッタ」はふくよかなサウンドで気に入ると名演なのですが、好みが分かれそうです。感情移入はあまりなく、落ち着いていて、感情的なものを押し付けられるのが苦手な人には良い選択だと思います。
初めて「シンフォニエッタ」を聴く人は、この演奏だと理解できないかも知れませんね。「タラス・ブーリバ」狙いで買ったほうが良いと思います。
イーレク=ブルーノ・フィル (1986年)
フランティシェク・イーレクは、モラヴィアの州都ブルーノに生まれ、ヤナーチェクのスペシャリストとして知られ、ヤナーチェクのすべてのオペラの演奏を手掛けている、とのことです。晩年に3枚のヤナーチェク管弦楽曲全集を残しました。その内の一つです。ブルーノ・フィルはチェコの地方オケで一流とまでは行きませんが、ここでは意外とレヴェルの高い演奏を繰り広げています。デジタル録音で録音状態も良いです。
柔らかい音色で始まるバンダが特徴的です。トランペットは意外にシャープに演奏していますけれど。ブルーノフィルは地方オケですが、上手い時はとてもレヴェルの高い演奏をします。この演奏のトランペットはチェコフィルよりも上手そうです。第2曲は力強い演奏です。弦のアンサンブルが不穏な響きを出しています。アクセントも柔らかめですが、これは単に技術的な問題だけでなく、ふくよかなモラヴィアの響きなのだと思います。第3曲ではトロンボーンのふくよかな響きが印象的です。緊迫感のある弦の響き、盛り上がってトランペットの響きもシャープさはありません。
第4曲は警告音のようなトランペットのオスティナート(繰り返し)が無慈悲に響きます。第5曲では悲しげな木管の響き、ですが、この響きも独特なふくよかさがありますね。嘆くようなクラリネット・ソロ、色彩的な木管の響きは印象的です。緊張感が盛り上がり、シンバルとトランペットの雄たけびで、元のバンダのファンファーレが戻ってきます。モラヴィア的な独特の英雄的なファンファーレは、盛り上がってフィナーレを築き、曲を閉じます。
チェコフィルでは出せないモラヴィアの響きがブルーノフィルでは聴けるので、技術的には一流では無いにせよ、大事な名盤だと思います。カップリングは知らない曲が多いですが、聴きやすい曲が多いです。ヴァイオリン協奏曲『魂のさすらい』は割と有名でしょうか。
ビエロフラーヴェク=チェコ・フィル
ヤナーチェクが得意なチェコの指揮者と言えば、名匠イルジー・ビエロフラーヴェクです。ビエロフラーヴェクは、チェコフィルの指揮者に就任する前に、モラヴィアの州都ブルーノのブルーノフィルの指揮者をしていました。ビエロフラーヴェクとブルーノフィルのシンフォニエッタについては、下のほうで紹介します。
満を持してチェコフィルの指揮者となったビエロフラーヴェクですが、既にチェコフィルとシンフォニエッタを録音していました。しかし、晩年になり2017年に再度録音しました。何故かアマゾンにはCDが見当たらないのですが、タワーレコードとHMVにはありましたので紹介することにしました。なかなか個性的な演奏です。ブルーノフィルとのふくよかな響きよりはチェコフィルらしい美音が印象的です。
第1曲のファンファーレは個性的で、好みが分かれそうですね。ストレートでダイナミックなファンファーレではなく、少しこじんまりしています。ただクオリティは高いです。第2曲は聴きごたえのある演奏です。録音の良さは特筆すべきレヴェルです。透明な響きの中で色々な音が聴こえてきます。盛り上がる個所は情熱的に盛り上がります。憂いのある第3曲はとても味わい深いです。ノイマン時代はアンサンブルのバランスが今一つな時がありましたが、アンサンブルのクオリティは弦楽器、管楽器問わず、とても高く、しなやかな絡み合いはさすがです。
第4曲も名演で感情の入った深みのある演奏です。トランペットのオスティナートはとても効果的です。音質がとても良いことで、より複雑なオーケストレーションが聴こえる様になっています。第5曲は最も深い音楽となります。感情的な盛り上がりも最高潮に達し、深みを超えて何かグロテスクさを感じる位です。弦の分厚い響きも素晴らしいです。そして、最初のファンファーレが戻ってきます。このファンファーレはやはり個性的ですね。でもどこか味があって、やはりモラヴィアの音楽とつながる所があるのかも知れません。最後は、スケール大きく盛り上がって終わります。
この演奏が後世からどう評価されるのか分かりませんが、筆者としては個性的で、かつシンフォニエッタの持つ大事な部分を全て表現しているので、凄い演奏だと思います。ただ、もう少し幅広くスケールの大きな演奏をしても良かったのではないか、という気もしますね。
マタチッチ=NHK交響楽団 (1973年)
マタチッチとNHK交響楽団の演奏です。1984年のライヴで、技術的には凄く上手いとは言いませんが、少なくとも地元モラヴィアのオーケストラと同程度のレヴェルはあると思います。
マタチッチはチェコの音楽への造詣が深くヤナーチェクもかなり味のある名演です。マタチッチはユーゴスラヴィア人ですが、スラヴ系の音楽はいずれもかなり得意で民族的な雰囲気満点です。NHK交響楽団が演奏していますが、マタチッチが指揮すると民族的な響きがN響から出てくるので不思議です。モラヴィアの指揮者とオケの録音ですよ、と言えば、きっと凄い名盤、と見做されると思います。
マタチッチ=N響のチェコ音楽といえばスメタナの『我が祖国』の名盤を思い出します。マタチッチはウィーン響とも録音していますが、こちらは穏やかな演奏なのです。N響の響きは『我が祖国』に相応しいマッシヴなもので、筆者はN響との演奏のほうが気に入っていました。
シンフォニエッタでは、マタチッチはいつものようにN響からマッシヴ(筋肉質)な響きを引き出すと同時に、モラヴィアのふくよかな響きを引き出すことにも成功しています。N響の金管はミスを恐れず、ダイナミックな演奏をし、マタチッチも気迫あふれる指揮をしていて、マッシヴなリズムをN響の硬質な弦楽セクションから引き出していて、なかなか凄いです。
このディスクには力強さと共感に溢れています。良い所、悪い所を総合して第7位にしました。昔のライヴ録音でキズは多いものの、聴く価値のある名盤です。なお、2枚組でカップリング曲が多いですが、ワーグナーは特に素晴らしい名演です。
アバド=ベルリン・フィル
アバドもレパートリーの広い指揮者ですが、どうもヤナーチェクはあまり得意ではないようです。バルトークなどは凄い名演なので、期待して聴いてみたところ、なんだか生ぬるい演奏で、なんで録音したんだろう?とすら考えてしまいました。
小澤征爾はあんなに得意なのに、同世代のスター指揮者はあまりヤナーチェクを録音しないですね。やはり演奏家を選ぶ作曲家なのかも知れません。
ラトル=フィルハーモニア管弦楽団
ラトルはレパートリーの広い指揮者ですが、やっぱり得手不得手があります。ヤナーチェクに関しては、ちょっと煽りすぎで、ふくよかな響きが聴けない傾向があるようで、じっくりヤナーチェクの世界に浸る、という風にはいかないようです。実際、ベルリンのフィルハーモニーザールでベルリンフィルとの「グラゴル・ミサ」を聴いたことがあるのですが、とても上手いけれど、やっぱり味わいに欠けるかなと思いました。あの大編成の原典版を聴けただけでも良かったですけれど。
シンフォニエッタに関して言えば、若いラトルによる引き締まったリズムでスリリングな快演であり、聴きごたえがあります。
ビエロフラーヴェクはチェコフィルとのディスクをランキングに入れたので、このブルーノフィルとのディスクは、ランキング対象から外しました。ヤナーチェクはチェコといっても、少し奥のほうのモラヴィアという地方の出身です。モラヴィアの首都はブルーノです。ヤナーチェクの地元ブルーノ・フィルのほうが民族的で味わい深い演奏が多いです。このCDはチェコの巨匠の一人ビエロフラーヴェクが指揮したものです。ビエロフラーヴェクは1973年からブルーノ・フィルの常任指揮者を務めていました。
このディスクはブルーノ・フィルの良さが良く出た名盤ですね。冒頭の野性的な金管のバンダは印象的です。随所に曲に対する深い共感が感じられます。このCDに限らず、チェコフィル以外のチェコの地方オケのディスクを見つけたら買いだと思います。独特のふくよかなサウンドで緑が多いであろうモラヴィアの風景を想像してしまいますね。
で、筆者は実際、モラヴィアやブルーノにも行ったことがあるのですが、元共産主義圏だけあって、味気ない建物が多く、コンサートホールも日本の市民会館のようで、ちょっと意外な感じでした。
アバド=ロンドン・フィルのディスクです。カップリングを見ると吹奏楽ファンに向いていると思います。ただ、1968年録音のため音質は、あまり良いとは言えません。アマゾンでは価格が安い(500円)のため、お買い得なディスクですね。
CD,MP3をさらに探す
演奏のDVD, Blu-Ray
ショルティ=ウィーン・フィル
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楽譜
ヤナーチェク作曲の『シンフォニエッタ』のスコアと楽譜をあげていきます。