春の声(ヨハン・シュトラウス)

ヨハン・シュトラウス (Johann Strauss,1825-1899)作曲の『春の声』Op.410 (Fruhlingsstimmen, Voices of Spring Op.410)について、解説おすすめの名盤レビューをしていきます。最後に楽譜・スコアも挙げてあります。

解説

ヨハン・シュトラウス『春の声』Op.410について解説します。

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といっても大して解説することは無いので、YouTubeを貼っておきます。ソプラノ付きです。きっと誰でも知っている曲だと思います。

カラヤンニュー・イヤー・コンサートキャスリーン・バトルと比べると大分落ちる歌唱、演奏ですけど。

2つのバージョンがあります。元々、管弦楽曲でしたが、コロラトゥーラ・ソプラノ歌手ビアンカ・ビアンキのためにソプラノ付きに編曲されました。歌詞はリヒャルト・ジュネがつけています。どちらも良く演奏されます。

(1)管弦楽のみのバージョン

(2)ソプラノ付きのバージョン

『春の声』ウィンナワルツです。前奏に加えて3つのワルツから出来ているシンプルな構成です。パーティの余興で、フランツ・リストの前で作曲したと言われています。

2006年ニューイヤー・コンサートから管弦楽版(指揮:ヤンソンス)

おすすめの名盤レビュー

それでは、ヨハン・シュトラウス作曲『春の声』Op.410名盤をレビューしていきましょう。

キャスリーン・バトル,カラヤン=ウィーン・フィル (1987年)

キャスリーン・バトル絶頂期の歌声
  • 名盤
  • 定番
  • 華麗

超おすすめ:

ソプラノキャスリーン・バトル
指揮ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏ウィーン・フィルハーモニー

1987年1月1日,ウィーン (ステレオ/デジタル/ライヴ)

晩年のカラヤンが登場した1987年ニュー・イヤー・コンサートでは、絶頂期のキャスリーン・バトルがソプラノを歌いました。非常に透明な美声で当時凄く話題になりました。今聴いても十分素晴らしい演奏です。

カルロス・クライバー=ウィーン・フィル (1989年)

まさにウィンナワルツ、クライバーの見事な指揮ぶり
  • 名盤
  • 定番
  • スリリング
  • オーストリア風

超おすすめ:

指揮カルロス・クライバー
演奏ウィーン・フィルハーモニー

1989年1月1日,ウィーン (ステレオ/デジタル/ライヴ)

カルロス・クライバー全盛期の指揮ぶりが堪能できる名盤です。映像をお薦めします。『春の声』はウィンナワルツのリズムの妙が味わえます。他の曲も凄いですが、指揮ぶりでウィンナワルツを表現できる指揮者はカルロス・クライバーしか居ないと思います。もちろん、ウィーンフィルですから、ウィンナワルツのリズムは完璧です。

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楽譜・スコア

ヨハン・シュトラウス作曲の『春の声』Op.410の楽譜・スコアを挙げていきます。

ミニチュアスコアとIMSLPどっちが得?

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