SACD(スーパーオーディオCD、Super Audio CD)は、ハイレゾ音質で音楽を楽しむ最も簡単な方法です。アマゾンミュージックでハイレゾ音源を配信する前から高音質CDの定番でした。
SACDには以下のロゴがついています。
お手持ちのCDでSACDが既に多いかも知れませんし、図書館から借りた場合もSACDが多いです。(自治体によりますけど)これらSACDは、専用のSACDプレイヤーで聴くことで本来の高音質を引き出すことが出来ます。
SACDプレイヤーを選ぶ
SACDプレイヤーは意外と高価で、入手しにくい所があります。また、高音質をうたっている機種でもSACDに対応していないことも多いです。いくつか定番のSACDプレイヤーを挙げていきます。
出力端子やSACD以外に対応しているディスクのフォーマットなどが、ポイントです。またあまり重量のある製品は、安定して置ける場所を確保する必要があります。
デノン Denon DCD-1600NE
デノンのCDS50 SACD/CDネットワーク・プレーヤーはミドルクラスの価格帯です。
8.2 キログラムと比較的軽量で設置もしやすいです。
最大11.2MHz / 32bit DSD、384kHz / 32bit PCMに対応するUSB-DACを搭載しており、パソコンと接続してストリーミング再生することも可能です。
「Amazonお薦め」もついていて、購入者が多いです。
ヤマハ SACDプレーヤー CD-S1000(SP)
ヤマハのSACDプレイヤーCD-S1000は、シルバーと木目の高級な筐体を持ったSACDプレイヤーです。
15 kgと重量があり再生が安定しています。CDは回転機構を伴うため、重量が重い方が安定します。より本格的なオーディオセットとして使うのに相応しいですが、置き場所の大きさや重量に耐えられるか、など確認した方が良いと思います。
ピュアダイレクトモードがあり、クラシック向けです。
アーカム CDS50 SACD/CDネットワーク・プレーヤー
英国・ケンブリッジ生まれのオーディオブランド「ARCAM(アーカム)」のSACDプレイヤーです。コストパフォーマンスが高い機種です。
入出力端子が充実しています。
重量は5.3kgと比較的軽量で、扱いやすいSACDプレイヤーです。
中古プレイヤーも選択肢に入れる
上記のようにSACDプレイヤーは10万円以上が一般的で、上限はキリがない感じです。もし10万円以下で考えている方は中古も視野に入れて考えるといいと思います。
ただし、中古の場合はいくつか注意点があります。まず、CDプレーヤーはメカ機構が多い、ということです。まず、CDトレイの出し入れが不安定になり、壊れることがあります。またCDを再生する際もCDを回転させながらレーザーを当てて反射光を読み取ります。ここがヘタってくれば、読み取りエラーも増えるので、音質が低下します。なるべく新しく状態の良いものを選びたいですね。
マランツ SA8003 (販売終了⇒中古)
マランツの中級機です。
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Denon CD/SACDプレーヤー プレミアムシルバー DCD-1650AE-SP(販売終了⇒中古)
DenonのSACDプレイヤーDCD-1650AE-SPは、非常に評価が高く、いわゆる名機です。受賞歴も多いです。定価が15万円の中級機でしたが、今では中古でも格安で5万円~7万円程度で入手できます。
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ONKYO スーパーオーディオCD/CDプレーヤー C-S5VL(販売終了⇒中古)
この製品は中古だと5万円以下で入手できる格安のプレイヤーです。エントリーモデルのプレイヤーでした。CDプレイヤーはメカ機構があり、壊れやすいのでなるべく状態が良いものを選びたいですね。
もともとは入門機でしたが、現在は入門機と言える新品で10万円以下のSACDプレイヤーは見当たりません。
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