【7000万曲聴き放題】アマゾン ミュージックHDをセットアップする(HEOSその1:対応ハードウェア編)

アマゾンミュージックHDですが、いざ高音質で聴こうと思うと意外に面倒だったりします。自宅で聴くことを前提にHEOS対応機器の接続方法をご紹介します。

比較的ポピュラーと思われる方法をご紹介します。初心者でも間違いのなく確実にセットアップできるよう、機種も限定して具体的にご紹介します。他の機種でも恐らく一緒です。所要時間はハード、ソフト含めて1~2時間くらい見ておいた方がいいですね。

HEOSを使う

HEOSは主にデノンマランツのアンプが対応しているハイレゾ対応ストリーミング再生の仕組みです。HEOS対応機器を使えば、無線/有線LANを使用して、ハイレゾ音源の再生(ストリーミングにも対応)が出来ます。アンプから直接アマゾンに接続するので高音質です。

HEOSアプリはスマートフォンやタブレット端末で動作させるアプリです。HEOS対応のアンプはHEOSアプリから操作します。HEOSアプリは様々なストリーミングサービスに対応していて、アマゾンミュージックUnlimited HDのサービスも入っています。

HEOS対応の製品はレシーバーと呼ばれる機器がメインで、主にアンプです。CDプレイヤー等と一体化した製品もあります。これらを使えば、ストリーミング配信サービスに対応できます。

HEOSの使い勝手

実際システムを構築してみると、現状のHEOSアプリは今一つ完成度が低いかな、と感じました。アマゾンミュージックの「マイミュージック機能」に対応していないのです。アップデートすれば対応していると、いろいろなサイトに書いてあるのですが、アップデートしても意図した通りに動作しませんでした。

とはいえ一旦環境を構築すれば十分使えます。現状で「マイミュージック機能」も含め動作させる方法をご紹介します。

必要な機器

必要な機器は、

(1)HEOS対応のアンプやレシーバー

(2)HEOSアプリをインストールするタブレット端末

です。スマホでも良いのですが画面サイズを考慮して、ここではAndroidタブレット端末を前提に進めていきます。

HEOSアプリアンプ制御アプリ(マランツならAVR Remote)、Amazon MusicアプリAmazon Alexaアプリの4つのアプリをインストールして設定すると動作します。

タブレット(10インチ以上)がおすすめ

Amazon Musicアプリを使用して曲を選択・再生します。「マイミュージック」に沢山登録していくと、スマホの画面だと小さくて大変です。

HEOSで使用するタブレットの最低条件はWifi対応であること、です。ストレージはアプリを4つインストールすると16GBでは少し小さく感じます。画面サイズは大きいほうが良いです。筆者は8インチを持っていますが、小さく感じています。10インチ以上をお薦めします。

タブレットはYouTubeを見たり、電子書籍を見たりと、色々便利な使い方ができます。特に漫画は最近はタブレットで読むのが普通です。家族で使いたい人がいるかも知れません。また最近は電子スコアも出ているので、スコアを見ながら聴くことも出来ます。これも画面サイズは10インチは欲しいです。電子書籍は結構ストレージを必要とします。

AndroidのOSに関しては最近Android10が出ましたが、デノンは、まだ対応していません。マランツも対応していないという情報です。画面サイズ10インチ前後、ストレージ64GB で選ぶと、例えば以下の2つが良さそうに思いました。

超おすすめ:

最新 Apple iPad Air (10.9インチ/Wi-Fi/64GB) – 第4世代

画面美しい 10.9 インチ Liquid Retina ディスプレイ
CPUデスクトップクラスの64ビットアーキテクチャを持つA14 Bionicチップ、Neural Engine
無線LANWi-Fi 6 (802.11ax)
バッテリー駆動時間最大10時間駆動

おすすめ度:

VANKYO タブレット10インチS20 Android 9.0 RAM3GB/ROM64GB Wi-Fiモデル 8コアCPU Bluetooth 5.0 GPS FM機能搭載 日本語取扱説明書付き

画面10.1 インチ/1280*800 Lines Per Inch
CPU8コア/Octa-core Cortex A55/1.5 GHz
無線LAN対応
バッテリー駆動時間最大10時間使えるロングバッテリー
ROM64GB

ハイレゾの再生と言ってもYouTubeなど動画の再生に比べればCPUパワーは使いません。ほとんどの処理はアンプ側で行うため、再生を指示しているだけ、と思われます。YouTubeが再生できない性能のタブレットなんて意味がないのですが、あまりにも安いものは動作がカクカクすることがあるので避けたほうが良いです。

有名メーカを選ぼう

アンドロイドのタブレットは大体2万円前後は見たほうがいいです。ここでは出来るだけコストパフォーマンスが高いものを選びました。くれぐれも聞いたことのない中国メーカのタブレットは避けましょう。すごく動作が遅かったり、買って一週間で壊れたりして面倒なだけです。

セットアップ時にHEOSのアカウントAmazonのアカウントを何度も入力したので、結構面倒でしたし、時間もかかりました。キーボードを外付けできる端末だと楽ですが、セットアップ時だけなので頑張って入力するのがいいと思います。

HEOS対応アンプを選ぶ

HEOSを使う場合は、アンプがHEOSに対応していないといけません。HEOS対応機器は売れているようで、機種は結構多いです。まずはデノンは対応しているものが多いです。マランツも対応している機種があります。

次にそのアンプでハイレゾ音源を再生する方法を調べないといけません。HEOS対応ならば無線/有線LANで接続で再生します。

HEOS非対応の場合

HEOS非対応の場合、意外と面倒です。無線/有線LANが搭載されていない場合は、Bluetoothだと通信速度が遅いのでストリーミング式のハイレゾ音源には対応できません。アマゾンミュージック対応でもハイレゾ(HD)は非対応の場合があるので注意してください

USB端子がついていてもパソコンにつながるとは限りません。USB内の音源ファイルを再生する機能のみ、ということが多いです。HDMI経由でパソコンにつなぐ手も考えられます。でも筆者の買ったマランツNR1711では、HEOSのほうが音が良いので、ハイレゾ対応していないような気がします。パソコン側の問題かも知れませんけど。

HEOSに対応しているアンプの多くはWifiを搭載しています。HEOSを使ってサービスを使えばそのサービスからハイレゾ音源が配信されればWifi経由でハイレゾで再生されるはずです。

ハイファイ・アンプかAVレシーバーか?

これは結構大事です。

スピーカーを左右に2つ設置する普通のステレオに対応したものがハイファイ・アンプです。AVレシーバーはサラウンドに対応しており、多くの位置にスピーカーを取り付けることが出来ます。また最近の高解像度TVに対応した機能が多くついています。

クラシックを聴くなら、AVレシーバーは必要ありませんので、ハイファイ・アンプをお薦めします。AVレシーバーのサラウンド機能は映画等を見るときに楽しめます。同じ価格帯ならハイファイ・アンプのほうがクラシック向きの高音質の場合が多いです。例えばマランツもNR1200というプリメインアンプがあり、ステレオで聴くならNR1200のほうが少し安く音質も良いです。

マランツ Marantz NR1200 ネットワークレシーバー

超おすすめ:

機能高S/N比と透明感の高い空間表現を実現するダブル・ディファレンシャル構成のD/A変換回路
機能5入力/ 1出力のHDMI端子(4K Ultra HD/ HDCP 2.3対応)
機能HDMIセレクター搭載のHi-Fiステレオアンプ
機能HEOSによるストリーミング(Amazon Music、AWA、Spotifyなど)、ハイレゾファイル再生対応
機能Wi-Fi、AirPlay 2、Bluetooth対応
機能5.6 MHz DSD & ハイレゾ音源対応

マランツのAVレシーバーNR1711は前機種(NR1710)に比べ音質が改善されたので、筆者はこれにしたのですが、20年前に買ったデノンの5万円のアンプのほうが音はいいように思います。

マランツ NR1711/FN 8K/60p/MPEG-4/AAC/HDR10+/eARCAVサラウンドレシーバー

おすすめ度:

機能Dolby Atmos、DTS:X、MPEG-4 AACに対応
機能HDMI入力、ネットワークオーディオの音質を向上
機能8K / 60p、4K / 120p、HDR10+、HDCP 2.3、eARCに対応
機能HEOSテクノロジーを搭載した先進のネットワーク機能

注意点として、上記の2つのアンプはUSB端子はありますが、USB経由でパソコンに接続できません。USBメモリ上にある音楽ファイルの再生のみ可能です。ハイレゾ音源を再生するならHEOSを使って有線/無線LANで再生することを前提としています。

デノンのHEOS対応アンプは幅広い値段から選べますが、音質は好みも大きく値段に比例するわけではないですし、クラシック向きかどうかもあるので、量販店で実際に試聴してみるか、エイヤで買うしかないですね。とりあえず、HEOS対応ならば、無線LANを使用してハイレゾ再生できると思います。

筆者は映像関係の仕様に詳しくないため、4K,8Kテレビをメインにした場合の高画質の再生については、あまり考慮していません。4k,8kテレビを使う予定があるなら、アンプは4k・8kのパススルーに対応している必要があります。その場合、AVレシーバーを使います。迷ったら、上に紹介した2機種なら確実です。

アンプを設置

ここから先はNR1711での話になりますが、HEOSに対応していれば、手順は同じだと思います。段ボールを開けたら、「かんたんスタートガイド」を読んでアンテナなどを設定してください。

次にアンプとTVをHDMIケーブルでつなぎます。設定をTVとリモコンで行うことが出来ます。

DVDプレイヤーやブルーレイプレイヤーをHDMIケーブルで接続し、レコードプレイヤーはRCAケーブルで接続します。

CDプレイヤーは光ケーブルまたはRCAケーブルで接続します。SACDプレイヤーなどで、光ケーブルの場合、アンプの機能でデジタル⇒アナログ変換されるので、新しいアンプを使うなら光ケーブルがお薦めです。

Wifiの設定は、インターネットに出られるように家庭のWifiルータに接続する設定です。無線LANを簡単に設定するWPSが上手く動作すれば良いのですが、なぜか繋がらなかったためパスワードを入力しました。アンプのソフトキーボードは使いにくいですが最初の一回だけ設定すればOKです。

Wifiルータがない場合

実はインターネット接続できるけれどWifiルータが無い、という方は、タブレット端末でWifiが必要になりますので、準備してください。
Wifiは規格が沢山あり、セキュリティも色々な種類があるので、接続する機器に合わせた規格のWifiルータが必要になります。ここはよく見て購入してください、としか言えない感じです。

ここまでで、ハードウェアの設定は完了です。