
アマゾン・ミュージックをHEOSで再生するにはこれまでは手順が面倒でした。しかし、なんと長い年月を経て、HEOSアプリがアップデートされ、Amazon Musicプレイヤー等で「マイミュージック」に登録しておけば、HEOSアプリの「プレイリスト」に表示されるようになりました。
本来はこの機能はHEOSアプリに必須なものなので、すぐにでも対応してほしかったのですが、2年近くも経って2022年9月にリリースされました。それまでは、Amazon Musicプレイヤーを使用して再生していましたが、どうやらUltra HDには対応していないようでしたし。
新しいHEOSアプリを使ってみる
では、具体的にHEOSアプリとAmazon Musicをどう操作すれば便利に使えるか、試しつつ書いていきたいと思います。HEOSアプリもまだ改善の余地があるように思いますが、慣れればこれまでよりも快適にハイレゾが再生できるようになります。
2日程度、HEOSアプリがAmazonMusicに接続できない時がありました。Amazonの仕様アップについて行けていないのか、情報開示がされてこないのか。念のためアマゾン・ミュージック・プレイヤーもインストールしておいた方が良さそうですね。
(1)アマゾン・ミュージック・プレイヤーで「マイミュージックに登録」
アマゾン・ミュージック・プレイヤーであれば、Web版でもOKです。ストリーミングのアルバムを表示し、チェックマークをONにして「マイミュージック」に追加します。

するとHEOSアプリの「楽曲一覧」メニューの「アルバム」に入ります。アマゾン・ミュージック・プレイヤーと異なり、毎回読み込みに行くので、すぐに同期されます。


とりあえず再生するにはキューに追加すれば良いのですが、アルバムとして一気に再生したい場合は、上にある「全曲を再生」をタップして、「今すぐ再生してキューの入れ替え」を選択すると、ちょうどCDプレイヤーにCDをセットしたような状態になります。

あとは矢印ボタンでトラックを移動したり、右上の音符のアイコンをタップすると曲目のリストが出てくるので、それをタップすれば、そこから再生してくれます。

ちゃんとハイレゾ再生出来ているようで、心地よい滑らかな響きで再生されています。再生中のレートはアンプにつないだモニターに表示されており、Ulttra HDの音源はその範疇(はんちゅう)である96kHz/24bitと表示されています。
ただし、沢山アルバムを「マイミュージック」に入れてある場合、アルファベット順に並べられ、スクロール位置がトップになるので、下の方にスクロールしていくのが面倒です。単にスクロール位置を記憶してくれれば良い訳なので、次回のアップデートでよろしくお願いしたいです。
とりあえず「マイミュージック」にはあまり多くのアルバムは登録しないで、聴き終わったものは削除して整理するのが良いかも知れませんね。
(2) アマゾン・ミュージック・プレイヤーで「プレイリスト」を作成
アルバムが沢山登録されていても、アマゾン・ミュージック・プレイヤーでプレイリストを作成するとHEOSアプリの「プレイリスト」と同期されます。
アマゾン・ミュージック・プレイヤーでは、アルバムをそのままプレイリストに出来るので、プレイリストの名称を入力すれば完成です。

これも沢山作りすぎるとアルバムと同じ問題が起きるので、良く聴く曲のみを「プレイリスト」に入れ、聴かなくなったら削除するのが良いと思います。
アルバムをそのままプレイリストに出来るので、プレイリストの名称を入力すれば完成です。
「プレイリスト」はアルバムと同様、「全曲を再生」をタップして、「今すぐ再生してキューの入れ替え」を選択することで、そのプレイリストがセッティングされます。
慣れると意外と使いやすいかも
HEOSアプリは、シンプルなインターフェイスで、「今すぐ再生してキューの入れ替え」など理解しにくい言葉が出てきますが、慣れてくると意外に使えると思います。
まだ慣れていないため、もっと便利な操作方法があるかも知れませんが、これからアップデートしていきたいと思います。
まとめ
HEOSアプリがアマゾンミュージックの「マイミュージック」に対応したことで、一気にHEOSアプリの使い勝手が良くなりました。まだ改善の余地はいくつかありますが、慣れれば便利に使えるようになりました。
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