演奏は前半は優雅で、後半はかなり熱気のある演奏ですが、古楽器だからか音量はあまり大きくは無く、やはり響きが違います。
逆に現代のオーケストラでは重厚な響きになりすぎているのかも知れないですね。
そういう意味で、いままであまり前面に出てこなかった魅力がある演奏です。
DVDなので古楽器の見た目も全部わかります。
小さなティンパニ、オーボエなども今のものと全然違います。
金管や打楽器など一部の楽器はちょっと古さが音に出ている気もしないではないですが、ベートーヴェンが作曲した時代の音がうまく再現されているんじゃないかと思います。