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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

ヘルベルト・フォン・カラヤン (アーティスト, 指揮), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (演奏), ブルックナー (作曲) 形式: CD

CD
￥1,179 より

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新品

中古品

CD, 1998/5/13

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曲目リスト

1	交響曲第4番変ホ長調 ≪ロマンティック≫ (第2稿) 第1楽章:Bewegt, nicht zu schnell
2	交響曲第4番変ホ長調 ≪ロマンティック≫ (第2稿) 第2楽章:Andante quasi allegretto
3	交響曲第4番変ホ長調 ≪ロマンティック≫ (第2稿) 第3楽章:Scherzo. Bewegt
4	交響曲第4番変ホ長調 ≪ロマンティック≫ (第2稿) 第4楽章:Finale. Bewegt, doch nicht zu schnell
5	交響曲≪大地の歌≫ 第5楽章:春に酔える者
6	交響曲≪大地の歌≫ 第6楽章:告別

商品の説明

メディア掲載レビューほか

カラヤンは1970年にこの「ロマンティック」をEMIに録音していますが、そのわずか5年後にドイツ・グラモフォンに再録音しました。カラヤン美学が細部まで徹底された名演です。2017年制作のDSDマスターを元にCDマスターを作成。 (C)RS

登録情報

梱包サイズ ‏ : ‎ 14.2 x 12.4 x 1 cm; 80 g
メーカー ‏ : ‎ ユニバーサルミュージック
EAN ‏ : ‎ 4988031295991
時間 ‏ : ‎ 1 時間 4 分
レーベル ‏ : ‎ ユニバーサルミュージック
ASIN ‏ : ‎ B07FJKSKTC
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 317,045位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 17,417位交響曲・管弦楽曲・協奏曲

カスタマーレビュー:
12

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モノグサー

圧倒的美観のブルックナー

2020年5月16日に日本でレビュー済み

「カラヤンのブルックナーがいい？音楽の精神がわかってねえなあ」・・・なんて笑われそうですが、正直個人的にはどうでもいいです（素人の自分にブルックナーの本心なんてわかる訳ないし^^;)　もっと「世評高い」CDも含めて10数種の演奏記録を聴いた上で、結局一番聴く機会の多いのがカラヤン／BPO新盤。録音年は古いものの最近のデジタル録音盤と比較してもさして引けを取らない位、細部や弱音もきちんと聴こえるし、ホールトーンの美しさも良く取り入れられている。トゥッティの引き締まった響きにも芯の強さを感じる（EMI盤もいいけれど、この辺りの『音』がちょっと・・・）。カラヤンの表現は意外な位素直なもので、テンポ操作もかなり控えめでタメもあまり重くない（ブラームスとの様式観の違いか）。パートバランスは最良で各楽器が十分な自己主張をしながらも浮いたり突出したりすることなく、カラヤンらしい丁寧で柔軟なフレージングと絶妙にブレンドされた美しい音響が日常に疲れた心に染み入るように響く。何より、「ライブ盤」でしばしば気になる「突発的な緊張感の欠落」が無く、最後まで安心して曲の魅力に浸れるのがありがたいです。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ココ

美しく流れるなブルックナーだが、少し残念。

2016年9月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

流れるように流麗なブルックナーの４番である。ごつごつしたところがない。金管が美しく響き、絹のような弦楽器と見事な調和を聴かせてくれる。テンポの動きも自然で嫌味がなく、単純になることもない。しかし、各声部がうまく浮き出ず、互いを妨げている箇所も多く、ごちゃごちゃした印象も受けて残念である。付点のリズムも明快でない箇所があり骨格がすっきりしない。全体的にはベーム盤の方が好ましい。

2012年6月27日に日本でレビュー済み

如何にもカラヤン的な派手な、ベルリンフィルの圧倒的合奏能力を見せつけるような演奏という点では、EMI盤に一歩譲ると思います。

EMI盤ばかり聴いていたので、この全集の分売の《4番》を聴くと意外に正統派じゃないかと思います。テンポも割りに普通だし、第一楽章の後半はロマン派的な解釈の指揮者に見られるテンポを揺らし追い込んでます。

聴き込んでも…ショルティなんかより深みのある良い演奏です。この演奏を聴くとヴァントのベルリン盤はアンサンブルが甘い、景気良く鳴らしているだけの粗い演奏に聞こえます。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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dreaming hirollin

美しさに満ちたブルックナー

2007年1月23日に日本でレビュー済み

ブルックナーの第４番は、壮大で荘重な交響曲が続く彼の作品中では最もポピュラーな地位を勝ち得た作品。

それだけに多くの指揮者・録音があるわけですが、重厚な表現の多いこの曲の中ではむしろ美しさが満ち溢れているように感じます。

もっとも、美しいと言えどもカラヤンのことですから、ベルリンフィルの力を最大限活用して曲全体をそれは丁寧に仕上げています。

特に彼の真価が発揮されたのが第１楽章。あの、来るぞ来るぞという第１主題導入部の美しいこと。

それに続く楽章全体のスケールの大きな美しさ・叙情深さはまさしくカラヤンのならではの表現力であると感じます。

第２、４楽章もオケを存分に響かせながら美しくスケール大きく表現します。

さすがに第３楽章だけは軽すぎて、ベームの重戦車のような表現力に負けているような気はするのですが、それはある意味「ドイツの森の朝」のすがすがしさに似合う、カラヤン独自の解釈であるのかもしれません。

このブルックナーはカラヤンの魅力を語るには十分に魅力のあるアルバムでしょう。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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イワキッド

最高のブルックナー

2009年8月8日に日本でレビュー済み

カラヤン＆ベルリン・フィルの絶頂期ともいえる１９７０年代に録音されたこのＣＤですが、とても素晴らしい演奏だと思います。
ドイツ・ロマン派音楽がお好きな方にはとてもおススメです！！

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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千葉県の人

剛毅、壮麗、流れるような演奏

2013年2月22日に日本でレビュー済み

カラヤン指揮ベルリンフィルによるブルックナー交響曲全集からの分売です。
1975年4月の録音で、各楽章の演奏時間は以下のとおり。
交響曲第４番「ロマンティック」（1878-1880ハース版）
第１楽章18:14
第２楽章14:27
第３楽章10:43
第４楽章20:28
カラヤンとベルリンフィルの絶頂期に録音されたもので、非常に剛毅、壮麗で
流れるような演奏です。ベルリンフィルの技量とパワーは全開で、カラヤンの
統率力もすばらしい。アインザッツのズレは散見されるものの、ビシビシと
決まる瞬間は聞いていてとても爽快。弦楽器のレガート奏法による流麗さ、ブラスの
輝かしく重量級の響きをカラヤンがぐいぐい引き出してくるのには感服します。
ただ、良くも悪くも少々「強引さ、強烈さ」が出ている演奏なので、ブルックナーに
崇高さや神々しさといった要素を求める方には向かない（反感を持たれる）演奏と
言えるかもしれません。
日本では、宇野功芳氏などの著名評論家が酷評していることもあって、カラヤンの
ブルックナーは「うわべだけで中身がない、精神性が欠如している」といった論調
で塗りつぶされているように感じてならないのですが、これはこれで立派な演奏で
あるという事実に代わりはないのではと思います。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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すみりーに

カラヤンのブルックナーって侮れない。

2009年6月18日に日本でレビュー済み

そりゃ、ブルックナーって素朴でかっこ悪いくらい
ごつごつした演奏のほうが、作曲家のイメージとも
相まって正統的？？なのかもしれないが、、、、

こういった、響きの隅々まで磨かれたスマートで
かっこいい演奏解釈だってあっていいと思う。
カラヤンのブルックナーを実際に聴く前は
『きっと、あのレガートさに嫌気が差して
途中で投げ出しちゃうんだろうな』なんて感じで
聴き始めるんだけど、、、結局演奏に引き込まれちゃう。
カラヤンとブルックナーって結構相性いいと思う。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ハリー健

オレ流美学のブルックナー

2004年8月7日に日本でレビュー済み

カラヤンのブルックナーの評価は一般的にイマイチだ。流麗にして壮大、思い込みも激しく、いわば「オレ流」ブルックナーというところか。しかし、そんな「オレ流」もとことん極めた美学という観点から見ると学ぶべきところがある。というか楽しめる。この交響曲第4番も、一歩間違うとトンデモ盤に近いが、開始早々弦が加わって下降してくる音型にはオクターブ上の補強が加わり、それを流麗にねばっこく歌わせてしまう。第ニ楽章終結近くに響く微音のティンパニは、相当にエンジニア的試行錯誤をしたと思われる。終楽章ではシンバルが鳴り、ねばっこい弦楽器のカンタービレが聴こえてくる。すごい。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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