ウェブプレーヤーを開く
![ブーレーズ・ステレオ・ライヴ集成 ~ ストラヴィンスキー : バレエ音楽 「春の祭典」 他 (Stravinsky : Le Sacre du Printemps | Debussy | Berg | Schonberg | Varese / Pierre Boulez & Orchestre national de la RTF) (2CD) [Live Recording] [日本語帯・解説付]](https://m.media-amazon.com/images/I/71yzhB4AOXL.__AC_SX300_SY300_QL70_ML2_.jpg)
ここでは、ブーレーズが、後にＣＢＳやＤＧで再録されるレパートリーが中心である。
ブーレーズの指揮による「演奏」は、再録音に比べて、音質的には、高音の伸びが今少し欲しいという欠点はあるにせよ、「怒れるブーレーズ」の面目躍如である。しかし、後には、再録されなかった（と思うが）カンタータ等は、貴重！
「説教、説話、祈り」は、無調であるが、ナレーションが英語である。他の録音は未聴なので、これが原典版なのかは、残念ながら、不明である。・・・「星の王」は、「ズベーズド・リキー」という男声合唱の力強い歌い出しなのですが、ここでは、ふやけてしまい、「情けない！」のである。こんな合唱は、珍しい録音ではあるが・・・。
昔、発売され、購入した「ディスク・モンターニュ」というフランス製のＣＤとは、録音時期がほぼ同じなのだが、「春の祭典」等では、違いが聴き取れる。より、ダイナミックなのです。ＣＢＳへの録音とも違い、こんな力強い演奏は、珍しいので、この曲を聴くだけでも、価値が高いです。
しかし、今年の１月に２０世紀音楽の歴史に残る偉大なブーレーズが亡くなり、それでこの録音が、発売されるというのは、何という皮肉であろうか？もっと早く発売して頂ければ、良かったのに・・・このＣＤとは、別に、３枚の録音が発売されていますが、まだ、探せば、他の録音もあったかもしれません。できれば、それらの録音も発売して欲しい！
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
