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曲目リスト
1 | I. Allegretto 26.17 |
2 | II. Moderato (Poco Allegretto) 11.45 |
3 | III. Adagio 17.16 |
4 | IV. Allegro Non Troppo 17.25 |
商品の説明
It Is Hard to Escape the Incredible Pull of Shostakovich's Seventh Symphony, Knowing the Background to It's Composition and It's General Significance. Shostakovich Began to Work on the Actual Composition in July 1941 in Leningrad, Where He Wrote the First Three Movements Whilst Under Constant Attack from the Enemy; After His Evacuation from the City Besieged By German Troops, He Completed the Finale and the Instrumentation in Kuibyschev in December 1941. Even Before the War, Hardly a Family Could Be Found in Leningrad That Had Not Suffered [Personal] Loss... Everyone Had Someone to Mourn... I Had to Turn It Into Music. I Felt It Was My Duty and Obligation... (Extract from 'The Memoirs of Dmitri Shostakovich') This Recording Features Paavo Jarvi Conducting the Russian National Orchestra, the First Russian Ensemble Ever to Take Home a Grammy.
登録情報
- 製品サイズ : 14.61 x 12.8 x 1.4 cm; 130.12 g
- メーカー : Pentatone
- EAN : 0827949051166
- オリジナル盤発売日 : 2015
- レーベル : Pentatone
- ASIN : B00TP96THA
- 原産国 : アメリカ合衆国
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 367,310位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,491位現代音楽
- - 20,680位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- - 109,698位輸入盤
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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複数の指揮者を起用しながらのシリーズというと、私がすぐに思い起こすのはデッカのウィーンフィルによるブルックナー(Josef Anton Bruckner 1824-1896)の交響曲全集である。ずいぶんと昔の話だけれど、あの全集は6人の指揮者で9曲を録音し、なかなか素晴らしいものが出来上がったのだった。
そのデッカの企画を彷彿とさせるのだけれど、今回は現代特に人気の高いパーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Jarvi 1962-)を起用しての 交響曲第7番 ハ長調 op.60「レニングラード」 となった。2014年セッション録音。
当ディスクを見て、私はもう一つ思い出したものがある。パーヴォの父、ネーメ・ヤルヴィ(Neeme Jarvi 1937-)は、現代、もっとも多くの作品を録音した指揮者としても知られるが、そのネーメは、この曲を1988年にスコッティ・ナショナル管弦楽団と録音していて、これがすさまじい推進力に満ちた文字通りの爆演だったのだ。私は、ずいぶんその録音を聴いたものだ。私は、この交響曲に関しては、そのネーメの録音のほか、アシュケナージ(Vladimir Ashkenazy 1937-)指揮サンクト・ペテルブルクフィルの色彩と統御の美学に満ちた力演、オーケストラとベルグルンド指揮ボーンマス交響楽団のシンフォニックな良奏を、「三大名録音」だと思っている。
そのようなことを思い出しながらこのパーヴォの演奏を聴いた。パーヴォ・ヤルヴィという指揮者もユニークな人だ。曲によってはとても個性的な響きや解釈を披露するが、その一方できわめて安定したオーソドックスなものを目指すこともある。当録音はその後者の方。
とてもまじめなインテンポで、オーケストラも、この曲にまつわる悲劇(第二次世界大戦時のレニングラード包囲戦)を描くというより、徹底して純音楽的見地にのっとり、むしろ過分なニュアンスが出ることを引き締めるようなスタイルで、全般に乾いた響きでこれに応えている。
ダイナミックレンジはそれなりに広いが、音量的なパワーより、定量的な緻密さを主としたアプローチで、もちろん十分な迫力はあるが、そのことが売りではないというクールさを合わせて感じさせる。第2楽章の弦はつややかで美しいが、悲しい色合いの表出というより、音楽的な機能性をメインに考えられたものに聴こえる。早い部分での並足の確かさは、明敏で、力強さに訴えるものだ。
全体的な印象として、的確な表現で無難にまとめられたレニングラード交響曲、という印象だ。突き抜けたインパクトではないが、この曲の現代的かつ正統的な音楽的分析に貫かれた演奏で、等方位的な強度を保っている。
「レニングラード」という副題があるように、第二次大戦の戦闘の一つであるレニングラード攻防戦をテーマとした関係で、プロパガンダ色や反戦色が強調されるのだが、ここでは、明快な音で終始している。それも、ロシアのオケで。ムラヴィンスキー、コンドラシンやロジェストヴェンスキー、テルミカーノフなどの指揮者とロシアのオケによる「レニングラード」は、重くハイカロリーな音で、戦闘の生々しさが伝わってくるものなのだが、ヤルヴィは欧米のオケのようにあっさりと扱っている。
戦争から冷戦期の時代を知る知らないという世代の違いかな。親父のような金管や打楽器を前に押し出したハチャメチャ振りもない。全体にバランスをとって、きちんと整理されている。
といって、線が細いわけでもなく、第1楽章の戦争の主題によるカオスや悲壮美に満ちた第3楽章の冒頭部、壮大なフィナーレは、聴きごたえがある。
戦後70年以上を閲した現在、指揮者とオケが、昔のイメージをさりげなく残しながらも、自身の解釈で新しい「レニングラード」を作る時代になったのかなと思う。
他の国からのトップレビュー

Eine ganz eindrucksvolle Sinfonie. Diese Aufnahme spiegelt den ganzen Krieg wieder.
Die Dramatik kommt ganz rüber.
Shostakowitsch eindrucksvolle Komposition.



