チェコの代表的作曲家であるドボルザークは商人の子供で肉屋修業をしていたが、音楽を愛して、オルガンを演奏していたという。たまたま店主も音楽に造詣があり、ドイツ語を学ばせ、いろいろな楽器演奏、作曲を教え、金銭的援助を叔父にうけることで本格的な音楽の道に進むことを父親に納得させたという。
はじめはブラームスのような交響曲が作れず、20代に交響曲1番をコンクール応募曲として作ったが落選して、本人も楽譜の存在を忘れるほど、無頓着にあつかっていた。古本屋とでもいうのか、偶然、1番が発見され 彼の死後、演奏されるほどの評価となった。3楽章なんかとてもメロディックでいいです。弦楽セレナードもいいです。なんていったってクーベリックはドボルザークの指揮では定評があり、ベルリンフィルだから、このCDを中古(しかなかった)で買うことができ良かったです。