”居酒屋の親父”さんが適切な評を示されていて、ほとんど同感なのだが、何十年ぶりに聞いて感銘を新たにしたので蛇足を。
ベームのザ・グレートを聞くと、いつもこれが巨大な作品であることを実感する。一楽章の第2主題が、普通の演奏だとしばしば「チャッチャッチャッチャ、チャカチャチャー」と軽くなりがちなところが、彼が振るとそうならないし、コーダのスケールの大きさと迫力は(フルトヴェングラーを例外として)他を圧倒する。第2楽章の第3主題が再現されるときの、熱っぽい歌わせかた。日本におけるこの曲の歴史的名演であろう。そして、マイスタージンガーの気迫。ちょっと息苦しいくらいだが、彼らの意気込みが真に迫って聞き取れる。
この日もそうだが、ブラームスをやった日も含めて、また1963年のドイツオペラのフィデリオ、第9も含めて、彼は日本に大きな足跡を残してきた、と考える。ベームは古い、評価していたのは日本とドイツ圏だけという、レコード評論家の連中の気が知れない。
海外の評などまともに読まないだろうとたかをくくっての話だと思うが、たとえば、この9月号のGramophone誌の、今月のCDの一枚に、1965年のベームのローエングリンの実況録音盤があげられている。その評の最後を抜粋として示す。正にこの演奏にも当てはまると思う。
" If you are allegic ・・・ to generous portions of stage noise, look elsewhere. If you are not, this might well be the most thrilling performance of the opera yet put on disk."「もしあなたが、ステージノイズにアレルギーを示すなら、他を探せ。しかしそうでないなら、かつてディスクに記録された中で、もっともスリリングな演奏を体験するであろう。」
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シューベルト:交響曲第9番「グレート」 他
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シューベルト:交響曲第8番「未完成」・第9番「ザ・グレイト」 | シューベルト:交響曲第8番・第9番 | シューベルト:交響曲第9番「グレート」 他 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.6
38
|
5つ星のうち4.6
38
|
5つ星のうち4.2
21
|
価格 | — | — | ¥1,904¥1,904 |
製品仕様 | CD | CD | CD |
発売日 | 2019/8/7 | 2006/2/15 | 2013/2/20 |
商品の説明
Japanese SHM-CD pressing. Universal. 2012.
登録情報
- 製品サイズ : 13.79 x 0.99 x 12.4 cm; 45.36 g
- メーカー : ユニバーサル ミュージック クラシック
- EAN : 4988005738714
- 時間 : 1 時間 5 分
- レーベル : ユニバーサル ミュージック クラシック
- ASIN : B00AHGTYJK
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 90,998位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,445位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年1月10日に日本でレビュー済み
1. 第1楽章:Andante-Allegro ma non troppo
先ずは、有名なエレガントな旋律から始まりますね( ・∀・)
カラヤンと比べると、ややゆっくり目の演奏です。
シューベルトはピアノ曲も好きですが、この交響曲は一番好きです(^-^)
第2楽章:Andante con moto
2楽章はアンダンテです。
小気味の良い楽章であり、荘厳なアスペクトをも有つしております。
尚、遅れましたが、演奏は NHKフィルで在ります。1975年!レコード。
第3楽章:Scherzo.Allegro vivace
3楽章はアレグロですね。
全楽章に共通ですが、優雅で素晴らしい!
はてここらで「雪見だいふく きな粉餅」を食べましょう、コロちゃん・ケロちゃん、ちゅーるる、ぱっくぱくう、きな粉餅、美味しいね、
うーん、おいちい おいちい! (^▽^)
*ピクチャ コロちゃん・ケロちゃん ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
第4楽章:Allegro vivace
さて宴もたけなわで御座いますが、いよいよラストの鴇を迎えました。
歓喜溢れるスケルチオで在ります。
NHKフィルの演奏も素晴らしい!
その音韻群をば、傾聴しておりますと、而して、ホルンが高らかに鳴り響き、静けさから強く強く意気高揚を授与して終焉を迎えます。
★★★★★
正に Great ! 素晴らしい演奏でした。大変オススメでしょう。
先ずは、有名なエレガントな旋律から始まりますね( ・∀・)
カラヤンと比べると、ややゆっくり目の演奏です。
シューベルトはピアノ曲も好きですが、この交響曲は一番好きです(^-^)
第2楽章:Andante con moto
2楽章はアンダンテです。
小気味の良い楽章であり、荘厳なアスペクトをも有つしております。
尚、遅れましたが、演奏は NHKフィルで在ります。1975年!レコード。
第3楽章:Scherzo.Allegro vivace
3楽章はアレグロですね。
全楽章に共通ですが、優雅で素晴らしい!
はてここらで「雪見だいふく きな粉餅」を食べましょう、コロちゃん・ケロちゃん、ちゅーるる、ぱっくぱくう、きな粉餅、美味しいね、
うーん、おいちい おいちい! (^▽^)
*ピクチャ コロちゃん・ケロちゃん ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
第4楽章:Allegro vivace
さて宴もたけなわで御座いますが、いよいよラストの鴇を迎えました。
歓喜溢れるスケルチオで在ります。
NHKフィルの演奏も素晴らしい!
その音韻群をば、傾聴しておりますと、而して、ホルンが高らかに鳴り響き、静けさから強く強く意気高揚を授与して終焉を迎えます。
★★★★★
正に Great ! 素晴らしい演奏でした。大変オススメでしょう。
2014年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても気に入りました。ベーム/ウイーンフィルの演奏の最高です。
2019年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当曲は、いずれもトップランクの評価をされている演奏を網羅的に集めて聞き及んでいるが、いずれも今一であった。今回このCDのレビューを読み、これは結構行けるのではとの期待を持って聴いてみたところ、確かにこれまででベストに近いものと感じはしたが、敢闘賞止まり。ベストではなかったので売却処分した。
それがしにとってのベストはフェレンツ・フリッチャイ/ヘッセン放送フィルによるもので、それはそれがしが聴いた他の全てに水を空ける唯一無二(孤高)の存在との認識は揺るがず、恐らく今後ともこれを超えるものが出る可能性はゼロとは言わずとも極めて少ないように感ずる。
ちなみに、このベーム/ウィーンフィル盤とフリッチャイ/ヘッセン放送響盤の違いは、いわば、前者がグレイトな母、後者がグレイトな父といったところで、その間には埋めようのない絶対的な力感が存在するという点である。
それがしにとってのベストはフェレンツ・フリッチャイ/ヘッセン放送フィルによるもので、それはそれがしが聴いた他の全てに水を空ける唯一無二(孤高)の存在との認識は揺るがず、恐らく今後ともこれを超えるものが出る可能性はゼロとは言わずとも極めて少ないように感ずる。
ちなみに、このベーム/ウィーンフィル盤とフリッチャイ/ヘッセン放送響盤の違いは、いわば、前者がグレイトな母、後者がグレイトな父といったところで、その間には埋めようのない絶対的な力感が存在するという点である。
2013年4月5日に日本でレビュー済み
シューベルト《ザ・グレート》はこんなにも名曲なんだぞと日本中に知らしめた大名演。
冒頭のウィンナホルンのたっぷりとした響き
冗長になりがちな曲ですが実演ならではの迫力に圧倒され聴き飽きません。
これぞドイツ正統派の保守本流ベームとウィーンフィルの真骨頂です。
初日の公演で勇み立つ少し粗いところもありますが逆にこの曲には良い作用だと思います。
アンコールのワーグナーも《ブラームス1番》のそれより荒く猛々しいフルトベングラー的とも言える主情的な演奏。
熱い熱すぎる名演!
冒頭のウィンナホルンのたっぷりとした響き
冗長になりがちな曲ですが実演ならではの迫力に圧倒され聴き飽きません。
これぞドイツ正統派の保守本流ベームとウィーンフィルの真骨頂です。
初日の公演で勇み立つ少し粗いところもありますが逆にこの曲には良い作用だと思います。
アンコールのワーグナーも《ブラームス1番》のそれより荒く猛々しいフルトベングラー的とも言える主情的な演奏。
熱い熱すぎる名演!
2022年2月7日に日本でレビュー済み
ベームとしてはイマイチで、響きの美しい演奏だがそれだけという感じ。緊張力,深みに欠け平板な印象であまりよい出来とは思わない。星5のレヴュ―の方は熱いベームファンだろうが、冷静に聴いてもベルリンフィルとのほうが上だろう。こういう大曲で名曲なら少なくとも10種は聴かなくてはならないし、ライヴだからといって白熱した良い演奏になると思うのはちょっと違うのでは、と思う。
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Dr. Beat Huber
5つ星のうち5.0
Karl Böhm live - Eine Sternstunde
2014年12月7日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Was schon für die "Unvollendete" in der NHK Hall Tokyo von 1975 gesagt wurde, gilt in fast noch stärkerem Mass für diese unvergleichliche Einspielung. Die "Grosse C-Dur Sinfonie" von Schubert war ja eines der Lieblingsstücke Böhms. Er hat sie immer wieder überall in der Welt wo er aufgetreten ist, dirigiert. Ganz im Gegensatz etwa zu Karajan hatte er eine tiefe Beziehung, ja eigentliche Liebe zu diesem Werk.
Es gibt mehrere Aufnahmen dieser Sinfonie mit Böhm, mindestens zwei Live-Aufnahmen von Dresden und Hohenems und dann die Studioeinspielung aus den sechziger Jahren mit den Berliner Philharmonikern. Vergleicht man diese verschiedenen Einspielungen miteinander, so ragt die Japan-Aufnahme weit heraus. Böhm war damals, obschon knapp über achtzig, physisch noch in erstaunlich guter Verfassung und seine ganze Vitalität (und Sensibilität) lässt er in dieses Werk einfliessen, dass man richtig Mühe hat, die Tränen zurückzuhalten. Und das Orchester folgt ihm mit bewundernswertem Mitgehen und grandiosem Klang. Es zeigt sich auch hier wieder: Den ganz grossen Böhm erlebt man meist live, ohne dabei seine Studioaufnahmen herabzuwürdigen.
Wer dieses Werk liebt, für den ist diese Aufnahme einfach ein Muss.
Es gibt mehrere Aufnahmen dieser Sinfonie mit Böhm, mindestens zwei Live-Aufnahmen von Dresden und Hohenems und dann die Studioeinspielung aus den sechziger Jahren mit den Berliner Philharmonikern. Vergleicht man diese verschiedenen Einspielungen miteinander, so ragt die Japan-Aufnahme weit heraus. Böhm war damals, obschon knapp über achtzig, physisch noch in erstaunlich guter Verfassung und seine ganze Vitalität (und Sensibilität) lässt er in dieses Werk einfliessen, dass man richtig Mühe hat, die Tränen zurückzuhalten. Und das Orchester folgt ihm mit bewundernswertem Mitgehen und grandiosem Klang. Es zeigt sich auch hier wieder: Den ganz grossen Böhm erlebt man meist live, ohne dabei seine Studioaufnahmen herabzuwürdigen.
Wer dieses Werk liebt, für den ist diese Aufnahme einfach ein Muss.