この音源は発売後即購入し、長年愛聴してきましたが、音質に若干不満もありました。
ヴァント・ベルリンのブル8等と同様、SACDハイブリッドとなった本盤はCD層の音質自体も向上しています。この演奏は最高に好きです。
(このCDの演奏とは違いますが、ヴァント最後の来日公演で北ドイツ放送交響楽団とともに、未完成とブル9をオペラシティで聞けたのも良い思い出です。当日は厳粛な雰囲気の中、緊張して聞きました。未完成は良い響きでしたが、ブル9はオーケストラが大編成で響きが飽和していた感じで、この曲に関してはサントリーホールかオーチャードホールでやって欲しかったです。)
それはさて置き、ヴァントの同曲他演と比べても、本録音にしか見受けられない表現があり、その部分が「まさにこうして欲しかった」と自分の好みにも合致してます。(例えば第一楽章終結部分25:56~)
また、第3楽章は、この曲を初めて聞いたときから、やがて訪れるであろう哀しさをどこかに感じながら、まだ海に沈む前のアトランティスと明るく静かな大海原の景色、というイメージが浮かんでしまいます。
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ブルックナー:交響曲第9番
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曲目リスト
1 | 交響曲 第9番 ニ短調 (WAB 109) [原典版] I.Feierlich,Misterioso |
2 | 交響曲 第9番 ニ短調 (WAB 109) [原典版] II.Scherzo: Bewegt,lebhaft; Trio: Schnell |
3 | 交響曲 第9番 ニ短調 (WAB 109) [原典版] III.Adagio: Langsam,feierlich |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
BMG JAPAN・エソテリック共同企画の`ギュンター・ヴァント&ベルリン・フィル/ブルックナー:交響曲選集`(全5タイトル)。ギュンター・ヴァント指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との共演による、ブルックナーの作品を演奏した1998年録音のSACD盤。 (C)RS
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この曲は、何枚か聞いてきましたが、これは、まるで、初めて聞く曲のようです。相当凝った演出が、同じスコアから、生まれているのですね。表面に出てくる曲想が、他の指揮者と、そこここで異なります。ほんの最初は、違和感ありましたが、もう、演奏にねじ伏せられてしまいました。
オケの威力、録音/リミックスの凄さも然ることながら、執念とも、悟りとも両方の対極をさらに突き抜けた様な、辿り着いた何ものかを感じさせる、名演です。ひとりよがり見解としては、音楽のベスト1です。
オケの威力、録音/リミックスの凄さも然ることながら、執念とも、悟りとも両方の対極をさらに突き抜けた様な、辿り着いた何ものかを感じさせる、名演です。ひとりよがり見解としては、音楽のベスト1です。
2018年4月27日に日本でレビュー済み
SACD 再生環境がないので、通常のCD層の再生しか出来ないのだが、明らかにそれまでの同CDよりも鮮明度が増している。
特に、この9番はどういうわけかその他のヴァント・ベルリンフィルの音盤に比べ、音の鮮度不足が不満であったのだが、このSACDハイブリッド盤でそれが一気に解消されたのは嬉しい限り。
新たにリミックスし、DSDマスタリングした、その成果がCD層でも十分に伝わる。素晴らしい音で聴ける、ヴァント最晩年の驚くべきブルックナーだ。
特に、この9番はどういうわけかその他のヴァント・ベルリンフィルの音盤に比べ、音の鮮度不足が不満であったのだが、このSACDハイブリッド盤でそれが一気に解消されたのは嬉しい限り。
新たにリミックスし、DSDマスタリングした、その成果がCD層でも十分に伝わる。素晴らしい音で聴ける、ヴァント最晩年の驚くべきブルックナーだ。
2014年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シューベルトの「未完成」,モーツァルトの「レクイエム」,そしてこのブル9。なぜ,神様は彼らにもう少し時間を与えてくれなかったのだろう・・・と,つくづく思う。未完の曲なので,☆5つというわけにいかないので4つにしましたが,もし完成された曲であったら文句なく5つでしょう。ヴァントさんも70歳を過ぎて脚光を浴び,天下のベルリン・フィルを振れたんだから,思い残すこと無くあの世へ逝かれたことでしょう。
2012年10月8日に日本でレビュー済み
ヴァントのブルックナーの特色は、テキストを徹底的に研究し忠実な演奏を目指すことや4楽章間の最適な力配分を常に意識した演奏といった点ではヨッフムに似ています。その一方で、テンポ・コントロールは常に安定しつつも決して過度に遅くならず、むしろ時に軽快なさばきを見せる(それゆえ、全体に「重すぎる」感じを与えない)技巧ではシューリヒトと共通するところもあります。さらに、音の凝縮感をだすためにおそらくは相当な練習で音を練りあげる名トレーナーとしての顔ではベームと二重写しとも言えます。しかし、そうした印象を持ちながら聴いたとしても、全体の構成力からはやはりヴァントはヴァントであり、右顧左眄しない解釈にこそ彼の独自性があると思います。
ブルックナーに関する限り、どの演奏も均一な優れたものですが、晩年のベルリン・フィルとの録音は文字通り彼の集大成であったと思います(1〜3番については別の全集 Bruckner: Symphonies No.1 - 9 を参照)。
なお、9番以外もこのコンビで聴きたいのなら、以下のセットがいまなら割安な選択肢でしょう。
Bruckner: Sinfonien
◆第4番変ホ長調「ロマンティック」[1878/80年稿](68:40)1998年1月30日、31日&2月1日
◆第5番変ロ長調[原典版](76:52)1996年1月12日‾14日
◆第7番ホ長調[原典版(ハース版)](66:38)1999年11月19日‾21日
◆第8番ハ短調[1890年第2稿(ハース版)](89:07)2001年1月19日‾22日
◆第9番ニ短調[原典版](61:59)1998年9月18日&20日
ブルックナーに関する限り、どの演奏も均一な優れたものですが、晩年のベルリン・フィルとの録音は文字通り彼の集大成であったと思います(1〜3番については別の全集 Bruckner: Symphonies No.1 - 9 を参照)。
なお、9番以外もこのコンビで聴きたいのなら、以下のセットがいまなら割安な選択肢でしょう。
Bruckner: Sinfonien
◆第4番変ホ長調「ロマンティック」[1878/80年稿](68:40)1998年1月30日、31日&2月1日
◆第5番変ロ長調[原典版](76:52)1996年1月12日‾14日
◆第7番ホ長調[原典版(ハース版)](66:38)1999年11月19日‾21日
◆第8番ハ短調[1890年第2稿(ハース版)](89:07)2001年1月19日‾22日
◆第9番ニ短調[原典版](61:59)1998年9月18日&20日
2009年2月22日に日本でレビュー済み
SACDとノーマルCDで印象が変わったディスクの筆頭がこのヴァントのブルックナー第9番である。このディスクをすでにノーマルCDで持っていたので、SACDのボックスが出たときに迷ったが買わなかった。だが気になっていたので、試しに第9番のSACDを手に入れ一聴して心底驚いた。
まず第一楽章冒頭がSACDとノーマルのCDでは、同じ演奏だが全然違う録音のように聴こえる。SACDの売り文句である超高域の再生は私の耳では聴き取れないが、全域で伸びが増し音に締りが出た。なにより特筆すべきは低域の滲みやブレがかなり減少されたことだ。低域の切れと充実によって神々しさは増し、音楽はより立体的になり、その神秘的な響きに巻き込まれていると、この世ならぬところに心が連れて行かれてしまう。そして第二楽章のピッチカートの弦楽器の切れと音楽の厳しさは見事というしかない。そこから終楽章まで一気に引き込まれた。ブルックナーの第9番とはなんて凄い音楽なんだ、と。何度も聴いた曲であり演奏でもあるが、このような感動はSACDを聴いてしか得られなかった。
SACDとノーマルCDの音の違いは極てわずかしかない。SACDになったところで演奏の良し悪しは変わるわけではないが、微妙な響きの違いが音楽にさらに生命力を吹き込み、実演の深みと凄みを追体験させてくれる。他の演奏はSACDとノーマルCDとで音質の改善による違いはあっても感動にまで結びつかないが、ヴァントBPOのブルックナー第9番は特別だ。ぜひSACD懐疑派の人にこのSACDとノーマルCDを聴き比べをしてもらいたい。SACDの真価は、超高域の再生にあらず、全域の充実と滲みの減少となによりも低域の改善である。
ちなみに位相を整えた環境で聴くSACDマルチチャンネルは、ホールトーンまで瑞々しく録音されており、まる生で聴いているようだ。オーディオシステムを整えてぜひマルチチャンネル層を聴いて欲しい。空気感がまったく違う。もうステレオには戻れない。
まず第一楽章冒頭がSACDとノーマルのCDでは、同じ演奏だが全然違う録音のように聴こえる。SACDの売り文句である超高域の再生は私の耳では聴き取れないが、全域で伸びが増し音に締りが出た。なにより特筆すべきは低域の滲みやブレがかなり減少されたことだ。低域の切れと充実によって神々しさは増し、音楽はより立体的になり、その神秘的な響きに巻き込まれていると、この世ならぬところに心が連れて行かれてしまう。そして第二楽章のピッチカートの弦楽器の切れと音楽の厳しさは見事というしかない。そこから終楽章まで一気に引き込まれた。ブルックナーの第9番とはなんて凄い音楽なんだ、と。何度も聴いた曲であり演奏でもあるが、このような感動はSACDを聴いてしか得られなかった。
SACDとノーマルCDの音の違いは極てわずかしかない。SACDになったところで演奏の良し悪しは変わるわけではないが、微妙な響きの違いが音楽にさらに生命力を吹き込み、実演の深みと凄みを追体験させてくれる。他の演奏はSACDとノーマルCDとで音質の改善による違いはあっても感動にまで結びつかないが、ヴァントBPOのブルックナー第9番は特別だ。ぜひSACD懐疑派の人にこのSACDとノーマルCDを聴き比べをしてもらいたい。SACDの真価は、超高域の再生にあらず、全域の充実と滲みの減少となによりも低域の改善である。
ちなみに位相を整えた環境で聴くSACDマルチチャンネルは、ホールトーンまで瑞々しく録音されており、まる生で聴いているようだ。オーディオシステムを整えてぜひマルチチャンネル層を聴いて欲しい。空気感がまったく違う。もうステレオには戻れない。
2017年11月3日に日本でレビュー済み
まだヴァントが存命中の最晩年、BS放送でベルリン芸術週間のライヴ映像を視た時は、詰めのキツいヴァントの音楽が苦手の私でさえ、貧相なスピーカーから流れてくるものに対して感じ入るものがあった。老いの一徹ここに極まれり、とでも言おうか、年齢的にも体力的にも半ばオケの自発性に任せたところもあったと推察するが、膝で拍をしっかり刻みながらタクトを揺らす姿は視る者を黙らせる『気』に溢れていた。CDがリリースされるとすぐに入手して聴いたが、映像無しで聴くといつもと変わらぬ理詰めの極致の音楽がやはりしんどかった。5番ならヴァントの方法論はハマる。この曲はヴァントが頂点。が、7番や9番でこのアプローチをやられるとかなわないというのは私だけなのか?ただ、ハイブリット盤となってSACDフォーマットでは格段に音場が鮮やかに変わった。キツいだけにしか思えないヴァントの音作りがシャープになり、聴きごたえがする。今後見方が変わるかも知れない。そこは楽しみである。タケミツ・メモリアルでの来日公演を現場で聴いた時は、ヴァント教とでも呼ぶべき宗教の、イニシエーションとしか思えないホール内の重苦しい空気の中で、いま振り返ればヴァント自身も年齢に加えて長旅の疲れ、時差、そして会場に詰めかけた聴衆が指揮者に強いた極度の緊張感などの影響で不調だったのかも知れない。ちなみにホールトーンが現在のタケミツ・メモリアルほどではなかったこと(まだ木材の含水率が高かったのだろう。)、オケの技量もあまり冴えなかったことは付言しておきたい。後年になってドホナーニと来日した時もタケミツ・メモリアルでブラームスを聴いたが、トロンボーンが致命的なミスをやらかしていた。ブロムシュテットとのブラームスは良かったのに。しかし、ヴァント入魂のあのベルリン芸術週間のライヴ映像は発売されないのだろうか。なにしろベルリン・フィルである。権利関係が喧しいのだろうとは容易に推察出来るが、お蔵入りにしておくには惜しい。リリースが予告されたら即予約する。あの映像記録さえあれば、と切望するのは私だけではないことは確かだ。
他の国からのトップレビュー

Mike M.
5つ星のうち5.0
Nirgendwo zu verbessern - mehr geht nicht
2015年10月10日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Dies ist die zweifellos beste Interpretation von Bruckners Neunter. Alle anderen Versionen auf CD werde ich wohl entsorgen müssen. Diese SACD ist auch ein schönes Beispiel dafür, wie überlegen die SACD gegenüber der CD ist. Ich habe dieselbe Aufnahme vor ein paar Jahren als "normale" CD gekauft. Die audiophile Qualität ist ganz deutlich höher, sowohl Stereo als auch im Surround-Modus. Das ist die Aufnahme für die einsame Insel - vorausgesetzt, dort stehen Verstärker und Lautsprecher...

let it lead
5つ星のうち5.0
From the greatest series of recordings--ever?
2010年8月27日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The series of live recordings of Bruckner symphonies with Günter Wand and the Berlin Philharmonic released in SA-CD hybrid by RCA/BMG/Esoteric (Japan) is unquestionably one of the finest recordings I've ever heard--and I've only listened to the CD layer. The sound is not equally impressive for each release (Bruckner 4, 5, 7, 8, & 9 are represented), but taken as a group, these define the true sound of a close perspective on the world's greatest orchestra--these recordings will probably make you believe it, too! The rapport between the players and Maestro Wand is palpable. This is what trust sounds like.
Having occasionally performed with another top orchestra, I feel quite certain that these recordings will give you an impression of what it feels like to be involved in those special moments on stage. Sit back and enjoy, but you will be drawn in even if Bruckner is not your preferred repertoire.
Having occasionally performed with another top orchestra, I feel quite certain that these recordings will give you an impression of what it feels like to be involved in those special moments on stage. Sit back and enjoy, but you will be drawn in even if Bruckner is not your preferred repertoire.

Hannibal
5つ星のうち5.0
Bruckner's Ninth with Günter Wand and the fabulous Berlin Philharmonic in SACD is without equal.
2016年12月15日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
This rendition of Bruckner's masterpiece is as good as any you can find, and given that it's performed by Günter Wand and the Berlin Philharmonic as an SACD recording to boot, makes it unmissable.