小澤征爾とベルリン・フィルハーモニーのコンビがドイツ・グラモフォンへ初めて録音したアルバム。チャイコフスキーの交響曲は小澤が最も得意としているレパートリーのひとつで、この第4交響曲でも指揮者の個性を存分に発揮して天下の名門オーケストラを自在に操り、作品の情熱的な性格を白日のもとにさらけ出すかのような白熱の名演奏を繰り広げている。≪イタリア奇想曲≫を併録。 (C)RS