バーンスタイン・ウィーンフィル、マーラー演奏の鉄板的組み合わせ
名演をこうして映像として観賞できるのは幸せなことです
マーラーの第7番は、通常のオーケストラ編成ではあまり使用されることのない楽器が活躍します
第一楽章ではテナーホルンが、第四楽章ではギターとマンドリンがフィーチャリングされています
特に第一楽章のテナーホルンは日本でよく使用されるユーフォニアムではなく、ロータリー式の楽器が使われています
男声(テノール)歌唱のように朗々と響く素晴らしい演奏でした
交響曲 第7番 ホ短調《夜の歌》 [DVD]
フォーマット | 色 |
コントリビュータ | バーンスタイン(レナード), マーラー, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
稼働時間 | 1 時間 24 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
曲目リスト
1 | 交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」 |
商品の説明
レビュー
レナード・バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.4 x 12.8 x 1.4 cm; 140.61 g
- EAN : 4988005353214
- メディア形式 : 色
- 時間 : 1 時間 24 分
- 発売日 : 2003/11/21
- 出演 : ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- 販売元 : ユニバーサル ミュージック クラシック
- ASIN : B0000E6FSS
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 260,039位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,347位交響曲・管弦楽曲DVD
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
8グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大人気のアバド&ルツェルンのマーラー『第7』です。
オケも、いつものメンバーで安心感と親近感がありますね。
20年以上前に聴いた、アバド&シカゴ響の第7のCDに感激していた私にとって、大きな期待感でDVDを購入しました。まず第一印象は『第7はこんなに大きな編成だったのだ』という事。
たしかにマーラーの素オケでのシンフォニーでは最大編成なんですね。室内楽的な響きも多い曲なので、CDでは思いもよりません。
さて演奏の印象は、ややあっさりしていますが、『美しくも奇怪な音楽』という感じです。
二つの『夜の音楽』よりも第1楽章と第3楽章が良かったです。久しぶりに第7を全曲聴きましたが、この曲がマーラーの曲中、ややマイナーな存在なのを、改めて理解しました。
この曲の持つ、グロテスクさと美しさの交錯には、常人では付いて行けないのでしょう。もちろんマーラーファンにはそこがたまらない所でしょうが・・・。
マーラーを初めて聴く方にはオススメできません。第7が苦手なマーラーファンにはオススメできます。第7が大好きな変人(特にクレンペラーの演奏が好きな変人)には、ちょっと物足りないかも。
出来ればこのメンバーで、マーラー全曲のDVDを完成して欲しい!
オケも、いつものメンバーで安心感と親近感がありますね。
20年以上前に聴いた、アバド&シカゴ響の第7のCDに感激していた私にとって、大きな期待感でDVDを購入しました。まず第一印象は『第7はこんなに大きな編成だったのだ』という事。
たしかにマーラーの素オケでのシンフォニーでは最大編成なんですね。室内楽的な響きも多い曲なので、CDでは思いもよりません。
さて演奏の印象は、ややあっさりしていますが、『美しくも奇怪な音楽』という感じです。
二つの『夜の音楽』よりも第1楽章と第3楽章が良かったです。久しぶりに第7を全曲聴きましたが、この曲がマーラーの曲中、ややマイナーな存在なのを、改めて理解しました。
この曲の持つ、グロテスクさと美しさの交錯には、常人では付いて行けないのでしょう。もちろんマーラーファンにはそこがたまらない所でしょうが・・・。
マーラーを初めて聴く方にはオススメできません。第7が苦手なマーラーファンにはオススメできます。第7が大好きな変人(特にクレンペラーの演奏が好きな変人)には、ちょっと物足りないかも。
出来ればこのメンバーで、マーラー全曲のDVDを完成して欲しい!
2003年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私のマーラーとの出会いは、この第7番でした。
だからと言うわけではありませんが、結構第7番については聴き方は
厳しい方です。
ここでのバーンスタインはとてもエネギリッシュでロマンチスト。
映像的には古さは否めませんが、今から29年前とは思えないほどの
新鮮さがあります。
あまり期待していなかった(失礼!)だけに、驚きと感動でした。
ただカメラワークがバーンスタインと楽器に集中していて、演奏家の
映りがもう少し欲しかった気がしますが、お気に入りの1枚になりました。
手に入れてよかったDVDです。毎日見ようっと。
だからと言うわけではありませんが、結構第7番については聴き方は
厳しい方です。
ここでのバーンスタインはとてもエネギリッシュでロマンチスト。
映像的には古さは否めませんが、今から29年前とは思えないほどの
新鮮さがあります。
あまり期待していなかった(失礼!)だけに、驚きと感動でした。
ただカメラワークがバーンスタインと楽器に集中していて、演奏家の
映りがもう少し欲しかった気がしますが、お気に入りの1枚になりました。
手に入れてよかったDVDです。毎日見ようっと。
2002年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この曲をバーンスタインは過去NYフィルで録音している。イン・テンポはむしろ若きNY時代にあり、このウィーン・フィルの録音は聞いた感じ、大幅なテンポの変化はないもののなぜか音の粒立ちが明晰であるため、スマートな爽快感がある。
マーラーの第七の「魑魅魍魎」「複雑怪奇」という印象は、70年代以降やや影を潜めた感が、バーンスタインのこの演奏にも聞き取れる。
この頃のバーンスタインはまだ指揮台で飛び跳ねるような、あの独特のバトンテクニックを見せつけ、マーラーの演奏に似合った躍動感が映像から伝わってくる。ウィーン・フィルもさすが老舗、この厄介な「第七」を懐の深い余裕の表情で演奏している。
マーラーの第七の「魑魅魍魎」「複雑怪奇」という印象は、70年代以降やや影を潜めた感が、バーンスタインのこの演奏にも聞き取れる。
この頃のバーンスタインはまだ指揮台で飛び跳ねるような、あの独特のバトンテクニックを見せつけ、マーラーの演奏に似合った躍動感が映像から伝わってくる。ウィーン・フィルもさすが老舗、この厄介な「第七」を懐の深い余裕の表情で演奏している。
2010年12月21日に日本でレビュー済み
この曲自体はいろいろな演奏家による演奏を何度も聴いていますが、この演奏を初めて聴いた時、とても不思議な感覚がしました。というのも、この演奏は、当時、この曲としては最速の60分前後の演奏で、通常、この様な速い演奏ではカンタービレを効かした演奏は困難に思えます。ところが、楽章が進むにつれて次第にアップテンポになればなるほど曲自体はとても雄弁に謳いだすのです。まさしく《夜の歌》にふさわしい名演です。
2006年10月7日に日本でレビュー済み
アバド=ルツェルンのマーラーはいくつか出てきていますが、アバドの得意の曲目といえば、3番、7番、9番です。
9番は既にユーケンド管のものがありますが、7番は初です。待ちに待ちました!
合唱などを含まないシンフォニーでありながら、1時間を越える長大な曲ですが、一部の隙も無い見事な演奏になっています。曲に対する共感も深いです。
演奏の解釈などは基本的にベルリンフィルとのCDとほぼ同じです。オーケストラがルツェルンなので、弦のパワーは多少落ちますが、管楽器のソロなどがより素晴らしいです。
ベルリンフィルとの演奏と比べてもより深みが出た気がします。ともかく、映像として見られるのがなによりうれしいですね。
9番は既にユーケンド管のものがありますが、7番は初です。待ちに待ちました!
合唱などを含まないシンフォニーでありながら、1時間を越える長大な曲ですが、一部の隙も無い見事な演奏になっています。曲に対する共感も深いです。
演奏の解釈などは基本的にベルリンフィルとのCDとほぼ同じです。オーケストラがルツェルンなので、弦のパワーは多少落ちますが、管楽器のソロなどがより素晴らしいです。
ベルリンフィルとの演奏と比べてもより深みが出た気がします。ともかく、映像として見られるのがなによりうれしいですね。
2007年3月21日に日本でレビュー済み
7番自体の人気がさほどでもないことから、なかなか評価され難いだろうが、これはアバドのマーラー作品中では最高といえる出来である。思うに、いわゆるマーラー指揮者とそうでない指揮者の分かれ目は、3番や7番といった難解と思われる作品を如何に面白く聞かせるかで判断できるのではないだろうか。彼の3番は持っていないが、この7番を聴く限り彼は現役最高のマーラー指揮者であると確信してしまう。普段、7番は聴かないという人にこそ、是非、観て聴いて欲しい作品だ。
また、ルツェルンの音が初期と変わってきているのも特徴。マーラーチェンバーオケの団員が増えて若返りが進んだためか、透明感のあった初期の音に比べ、やや濁りながらも聴衆を圧倒するパワーを発揮するようになった。カラヤン時代のベルリンフィルを少し髣髴とさせるような、緻密なアンサンブルと音の洪水に浸ることが出来る。今年は彼らの6番がDVD発売されるはず。昨年、東京のライヴでその演奏に接した者としては、この7番に匹敵する出来栄えの6番の発売が、待ち遠しい限りである。
また、ルツェルンの音が初期と変わってきているのも特徴。マーラーチェンバーオケの団員が増えて若返りが進んだためか、透明感のあった初期の音に比べ、やや濁りながらも聴衆を圧倒するパワーを発揮するようになった。カラヤン時代のベルリンフィルを少し髣髴とさせるような、緻密なアンサンブルと音の洪水に浸ることが出来る。今年は彼らの6番がDVD発売されるはず。昨年、東京のライヴでその演奏に接した者としては、この7番に匹敵する出来栄えの6番の発売が、待ち遠しい限りである。