本演奏が第九の超名演の一つであることは言うまでもないが、OIBP,ルビジウムクロック・カッティングの本邦盤(PROC-1473)は音質が普通で、前に買った同じ収録のイタリア盤(Made in E.U)ベートーヴェン交響曲全集中の第九(474 698-2)(OIBPでもルビジウムクロック•カッティングでも無い)が収録会場の様子が眼前に広がる良い音質のCDであったのに比べて大きく見劣りしている。この事から個々のCDの音質はOIBPやルビジウムクロック•カッティング採用云々よりCDを製品として仕上げる人の耳の良さの方が重要だと良く判る。