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R.シュトラウス:交響詩「死と変容」、4つの最後の歌

ヘルベルト・フォン・カラヤン (アーティスト, 指揮), グンドゥラ・ヤノヴィッツ (アーティスト), ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (演奏), 形式: CD

CD
￥1,650 より

仕様

価格

新品

中古品

CD, 2001/10/24

"もう一度試してください。"

1枚組

—

￥380

CD, 1996/10/2

"もう一度試してください。"

1枚組

—

￥550

CD, 限定版, 2014/10/8

"もう一度試してください。"

限定版

—

￥1,617

CD, 2018/10/24

"もう一度試してください。"

1枚組

—

￥1,650

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曲目リスト

1	交響詩 ≪死と変容≫ 作品24
2	4つの最後の歌第1曲:春
3	4つの最後の歌第2曲:9月
4	4つの最後の歌第3曲:眠りにつこうとして
5	4つの最後の歌第4曲:夕映えの中で

商品の説明

メディア掲載レビューほか

ヤノヴィッツをソリストに迎えた≪4つの最後の歌≫に、≪死と変容≫をカップリングした1枚。LPオリジナル・カップリングです。2014年制作のDSDマスターを元にCDマスターを作成。 (C)RS

登録情報

梱包サイズ ‏ : ‎ 14.2 x 12.4 x 1 cm; 180 g
メーカー ‏ : ‎ ユニバーサルミュージック
EAN ‏ : ‎ 4988031296134
時間 ‏ : ‎ 49 分
レーベル ‏ : ‎ ユニバーサルミュージック
ASIN ‏ : ‎ B07F9GHB4G
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 290,659位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,273位宗教音楽・教会音楽
- - 15,794位交響曲・管弦楽曲・協奏曲

カスタマーレビュー:
13

カスタマーレビュー

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書斎人

ヤノヴィッツの声が美しい

2018年9月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　カラヤンはR.シュトラウスを得意としていましたが、この演奏も素晴らしい。特に四つの最後の歌は最高です。
　SACD化によって、一番変わったのはヤノヴィッツの清澄なソプラノで従来盤に比べると声に艶が感じられ、美声が一層引き立つ結果になっています。
　というわけで、すでにCDをお持ちの方も購入する価値があります。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

竹内智

OIBPへの疑問

2023年3月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

当初OIBPはカラヤンゴールドシリーズで“これがカラヤンの求めた音”というキャッチフレーズで売り出されました｡マルチマイクで録られた演奏はリマスターの度にエンジニアによってバランスや強弱が変わります｡しかしカラヤン没後30年が経過して誰もこれがアーチストの望んだ音だと言えるでしょうか｡少なくとも存命中はプレイバックを聴きカラヤン自身がOKを出した音と､現在継続してリマスターされた音はかなり違う音になっています｡この４つの最後の歌などは違いが感銘度に変わるほど大きいのではと思います｡夕映えにの冒頭からオケのバランスがまるで違い､大きくオケも後退してあっさりしています｡良きにつけ悪しきにつけカラヤンはオケを出しゃばらせる傾向がありますが､この演奏のOIBP以前の輸入盤ガレリアシリーズを聴くと冒頭がカッと眼前に夕映えの情景が浮かぶようなオケの音です｡歌声のバックに流れるオケの響きが豊潤で自己主張が強く､それがこの演奏の魅力だと思いますしカラヤン自身が当初からOKを出したレコードのバランスは正にこれだったでしょう｡OIBPされリマスターされる都度にオケは減退してバランスは良いのかも知れませんが魅力を失っているように感じられました｡このガレリア盤はyoutubeでも聴けますので是非最新リマスター盤と聴き比べて頂ければと思います｡

2008年9月29日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　
　この盤の「4つの最後の歌」はいつ聴いても、何度聴いても、ああ、素晴らしいな、この世にこんなに美しい音楽と演奏があるんだ、と思ってしまう音楽です。一生好きである自信があります。そして私が聴いたことのある「4つの最後の歌」の中では、この盤は別格、と言っていいのではないかと思います。 85歳で世を去ったリヒャルト・シュトラウスの最晩年に完成されたものらしく、若き日に死と隣り合わせにいたというこの大作曲家が、人生の終焉にたどり着いた境地、それがこの音楽になっているのでしょう。

　ヤノヴィッツの澄んだ伸びやかな歌声は、天上から降り下りてくるようです。シュワルツコップ盤と比較すれば明らかなのですが、ヤノヴィッツの声は、１つの楽器のようにオーケストラの中に溶け込んでいます。

　リヒャルト・シュトラウスが選んだ、ヘッセの詩三編と、アイヒェンドルフという人の詩が、これまた素晴らしく、　特に、「四つの最後の歌」の「最後」によく演奏される、「夕映えの中で」は、四曲の中でも、楽曲、詩の素晴らしさなど、全てにおいて際立っていると思います。

　死は孤独なものだと思うのですが、このアイヒェンドルフの詩は違う。この詩の中で描かれる死は、人生を共に歩いてきた伴侶との二人のものだと思います。曲の途中（この盤の2分10秒）から出てくる、二本のフルートは、詩にも出てくる二羽の雲雀を表していて、これが旅をやめ、夕映えの中下界を見渡している、二人の象徴でもあります。曲の最後、夕日が沈む時、二羽の雲雀のさえずりはいよいよ高らかに、明るく、天に昇って行きます。これは二人の魂です。

　この澄みきった明るく美しい音楽とアイヒェンドルフの詩の世界が、自らの死を意識したリヒャルト・シュトラウスが到達した境地であり、人生の最期に寄せる理想であり、また人生をともに旅する夫婦というものの最期の理想でもあるのだと私は思います。

　20代の若き日に作曲され、同じく「死」をテーマにした「死と浄化」が共に収められているのも、作曲家リヒャルト・シュトラウスを理解する一助になるという意味で、この盤の面白さと言ってもいいかもしれません。

　私は音楽を愛する全ての人達に、この盤を薦めることができます。

12人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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masakumi

THE ORIGINALS シリーズの通常CD(輸入盤)と比較して、あまりの音質向上ぶりに驚く

2014年7月20日に日本でレビュー済み

今までTHE ORIGINALS シリーズ(DGのOIBPリマスターシリーズ)の通常CDをそれこそ擦り切れるほど(LPと違ってCDは擦り切れませんが(笑))愛聴してきました。このCDは、『死と変容』冒頭の長く続くピアニッシモ部分が『ゴロゴロぎゅるぎゅる』といった変調波ノイズに埋もれていて、果たして楽器の音なのかノイズなのかはっきりしない感じでしたが、1970年代初頭の録音ですからこんなものかと割り切っていました。ところが、このSACDは、そんな『ゴロゴロぎゅるぎゅる』といった変調波ノイズがスパッと消えていて、アナログ録音特有のテープヒスのみが心地よく耳に響きわたり、ベルリンフィルのピアニッシモが鮮明によみがえってきました。いくら音量を上げても鮮明で不快にならないこのピアニッシモの快感と言ったら！！！
つまり、CDの16bitでは、このピアニッシモは解像しきれない弱音だったということがわかります。
また、展開部のティンパニの一撃の立ち上がりもCDに比してかなり鋭くなり、ダイナミックレンジの圧倒的な向上と相まってピアニッシモとのコントラストがより鮮やかに迫ってきます。音色もカラフルになって、カラヤン芸術の底力を堪能させてくれます。このSACDを購入してわかったことは、CDでは、カラヤン芸術を再現することは不可能であったということです。SACDの普及を、強く望みたいと思わせる1枚です。

21人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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レイチェル君

ヤノヴィッツのソプラノ

2006年4月8日に日本でレビュー済み

Ｒ．シュトラウスと言うと、華麗な交響詩・オペラを今までメインとして聴いてきましたが、「４つの最後の歌」を知って今となっては僕の好きな曲のベスト１０に入っています。
静寂感・黄昏感といった、Ｒ．シュトラウスの交響詩とまるで違う世界がこの曲にはあります。特に３・４曲目がいいですね。
Ｒ．シュトラウスが得意なカラヤンがＢＰＯと共にシルクのような煌びやかな伴奏をし、ヤノヴィッツの例えようのない美声・パワーがなんと言ってもすごい！彼女の声を知ってしまうとなかなか他のソプラノが聞けなくなりますよ。
カラヤン嫌いの人は一度このＣＤを聞いてみてください。きっと「さすがカラヤン」と思いますよ。

20人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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vella mitsu-hide .com

「あの世」の美しさを「感じたい」人はどうぞ

2006年3月15日に日本でレビュー済み

　カラヤンとベルリン・フィルの演奏は期待通りの出来。好きな人は満足するだろうし、嫌いな人は不満を持つだろう。とはいえこのリヒャルト・シュトラウスの音楽の美しさを極限まで引き出したこの演奏は嫌いな人でも絶賛して不思議はない。
　ヤノヴィッツの歌い方は冥界からの呼び声のように聴こえる。と言ってもおどろおどろしいという意味ではなく、崇高さを持った美しさがあり、それがこの曲にずばり嵌っていて、まったく無理を感じさせない。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazon Customer

カラヤンの悪口を言う前に

2003年3月13日に日本でレビュー済み

カラヤンの悪口は賞賛と同時に多く聞かれる、私も実はその一派であった。
でもやはり実力は認めないと、自分が惨めになるこんな反省を促したのがこのCDであった。これ以上の演奏は考えられないからだ、私はもちろん、ケンペのほうが好きであるし、ベームの方がカラヤンよりよく聞く
最近カラヤンの悪口をいわなくなった、理由はイタリアオペラの作品群とリヒャルト聞くようになったからだ。もしかしたらカラヤンの悪口はレコードの時代のものなのかもしてない。今は気に入れば、ラーメン2杯分の価格で　CDが買えるし、MDにも録音できる、上手な演奏も一つぐらいという軽い感覚の現代で　無理してカラヤンさんをけなすのはいかがなものか？

17人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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