CD

ボレロ、スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、海原の小舟、『マ・メール・ロワ』全曲 ピエール・ブーレーズ&ベルリン・フィル

ラヴェル(1875-1937)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCS9132
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クラシックの100枚
ラヴェル:ボレロ、スペイン狂詩曲、他
ピエール・ブーレーズ


【生産限定盤】
巨匠ブーレーズとベルリン・フィルの記念すべき初録音となったアルバムです。現代の作曲家の視点から作品を見据えるブーレーズのアプローチの冴えと、それを音として表すベルリン・フィルの演奏が見事なラヴェル作品集。同じリズムの上で楽器や編成が変わりながら2つのメロディが延々と繰り返され壮大なクライマックスを築く〈ボレロ〉他、ラヴェルの管弦楽法の妙技を味わえるアルバムです。(メーカー資料より)

ラヴェル:
1. バレエ《マ・メール・ロワ》全曲
2. 海原の小舟
3. 道化師の朝の歌
4. スペイン狂詩曲
5. ボレロ

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ

録音:1993年3月 ベルリン

内容詳細

バレエ「マ・メール・ロワ」、「スペイン狂詩曲」、そして「ボレロ」。ブーレーズとBPOによる初録音となった一枚。ラヴェルの精緻なリズムと色彩感、そして精妙なバランス。BPOの技能を最大限活かして描き切っている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 前奏曲
  • 02. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 第1場 紡ぎ車の踊りと情景
  • 03. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 第2場 眠りの森の美女のパヴァーヌ
  • 04. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 第3場 美女と野獣の対話
  • 05. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 第4場 おやゆび小僧
  • 06. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 間奏曲
  • 07. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 第5場 パゴダの女王レドロネット
  • 08. バレエ≪マ・メール・ロワ≫ 終曲 妖精の園
  • 09. 海原の小舟
  • 10. 道化師の朝の歌
  • 11. スペイン狂詩曲 第1曲:夜への前奏曲
  • 12. スペイン狂詩曲 第2曲:マラゲーニャ
  • 13. スペイン狂詩曲 第3曲:ハバネラ
  • 14. スペイン狂詩曲 第4曲:祭り
  • 15. ボレロ

総合評価

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これはすばらしい録音だ。DGとしては最上級...

投稿日:2013/06/09 (日)

これはすばらしい録音だ。DGとしては最上級の出来栄えである。前後および上下の音の広がりが感じられ、ホールが鳴っているのが実感できる。SACDマルチもいいが、SACD-2chもサラウンドが必要ないくらい空間表現が優れている。DGはこのような録音を量産してほしいものだ。SACD-2chの形式は記載が無いが、SACD-MCHは44.1kHz,24bitとのこと。DSDでなくても良いものは良いということ。

優秀録音求む さん | 東京都 | 不明

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ブーレーズのサラウンドでは、LPのSQ4...

投稿日:2012/08/30 (木)

ブーレーズのサラウンドでは、LPのSQ4盤の海原の小舟が最高で(ただし、SPマトリックスで再生)、波間に楽器が漂う感じが素晴らしかった。米CBSからSACDが出ていることを知って、アマゾンで2枚購入したら、1枚は2ch専用で、マルチ盤はジャケットが小舟と同じなのに収録曲は違っていた。しかも、オリジナルの4chではなく、5chのリミックスでサラウンド感も後退していた。そんな訳で、たまたまこの盤がHifi堂の視聴に使われていたのを聴いて(スペイン狂詩曲)まだ入手できることを知って購入しました。お目当ての小船は、かなり波が高くなった感じで、まるで鳴門の渦潮に巻き込まれた様ですが、サラウンド感は最高です。スペイン狂詩曲も、CBS盤とSACD2chで聴き比べても解像度は遜色がなく、むしろクリーヴランドで再録音しても、メイソニックホールを使った夜想曲が、UNO氏に曖昧模糊と酷評された二の舞になりそうで、このBPOとの再録音は成功だと思います。旧盤がリリースされた際、知性はあるが肉体がないと言われたのが(同時期にカラヤン=パリ管が出たせいもある)、今回、知性と肉体を両立させたことは高く評価されてもいいと思います。(ちなみに、我が家のちっぽけな自作SPが、視聴したB&Wの大型SPよりもバランスよく鳴ったのが嬉しかったです。)

馬羅 さん | 愛知県 | 不明

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ピエール・ブーレーズの指揮によるラヴェル...

投稿日:2011/08/09 (火)

ピエール・ブーレーズの指揮によるラヴェルということで、かなり期待していたのだが完全に裏切られたという感じである。ベルリン・フィルの豊潤すぎる響きをまったく抑えることが出来ず、ドイツ・グラモフォンへ移籍後、ブーレーズが指揮をする機会の多かったクリーブランド管弦楽団で聴くことの出来たフランス音楽のエスプリといったものは、、この録音には全く存在しない。カラヤン/ベルリン・フィルの方がフランス音楽として、もっと素晴らしく聴けるように思う。ブーレーズにはベルリン・フィルをコントロールしきれないのだろう。この録音のためのオーケストラに、なぜベルリン・フィルを選んだのか全く理解できない。少なくともフランス音楽を聴くためには、ブーレーズ/ベルリン・フィルの録音は絶対に避けた方が良い。蛇足だが、スペイン奇想曲の名演には、ロリン・マゼール/フランス国立管弦楽団(ウィーン・フィルとの録音ではない)のソニーへの録音があることを挙げておきたい。スペインの夜の中に入っていく、ある意味での不気味さとスペインの踊りや祭りの雰囲気といったものが、フランス音楽として見事に表現されている。クリュイタンスやデュトワなどフランス音楽に定評のある指揮者の演奏も聴いてきたが、マゼール/フランス国立管弦楽団に遠く及ばない。そういったこともあって、フランス音楽にも定評のあるブーレーズのCDの購入だったのだが、オーケストラのことも考慮に入れておかないと今回のように失敗するものだと思い、ただ反省することしきりである。

カラヤン英雄 さん | 岩手県 | 不明

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