CD 輸入盤

Sym, 4, 5, 6, Orch.works: Blomstedt / Sfso

ニールセン(1865-1931)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4609882
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

収録曲   

クラシック曲目

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  • Carl Nielsen (Composer) (1865 - 1931)
    Symphony no 4, Op. 29 "Inextinguishable"
    演奏者 :

    指揮者 :
    Blomstedt, Herbert
    楽団  :
    San Francisco Symphony Orchestra
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1914-1916, Denmark
    • 言語 :
    • 時間 : 36:13
    • 録音場所 : 11/1987, Davies Symphony Hall, San Francisco, CA [Studio]
  • Carl Nielsen (Composer) (1865 - 1931)
    Symphony no 5, Op. 50
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1921-1922, Denmark
    • 言語 :
    • 時間 : 35:34
    • 録音場所 : 11/1987, Davies Symphony Hall, San Francisco, CA [Studio]

ユーザーレビュー

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その昔N響アワーでブロムシュテットが振る4...

投稿日:2012/08/09 (木)

その昔N響アワーでブロムシュテットが振る4番を聴いた。楽曲に対する愛情をひしひしと感じる演奏で、その時初めて聴いた曲ではあったが、大変感銘を受けた。ほどなくニールセンのCDを手に入れ、あれこれ聴いて来たが、ブロムシュテットの演奏は極めて素晴らしいのだということが良くわかった。80歳を超える年齢にもかかわらず、いまだに若々しく(菜食主義だから?)、ますます活躍してほしい大指揮者である。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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私はブロムシュテットという指揮者にスウェ...

投稿日:2010/06/17 (木)

私はブロムシュテットという指揮者にスウェーデンの人だからこそ近隣国デンマークの作曲家ニールセンの作品を通して接した思い出があります。今でこそいろいろ手堅く広いレパートリーでの活躍が見られますが少なくとも私にはブロムシュテット→ニールセンとすぐ結びついたのです。それだけにニールセン交響曲は何回か録り直しており第4番「不滅」だと1974年DRSOを振った全集物の一つと本盤1987年SFSOを振った盤が代表的なものと申せましょう。又2001年(ブロムシュテット74歳頃)NHKSOを振った盤(タイム11’15+5’04+9’43+8’28)もまだ手に入るようです。さて、この曲は一楽章方式で中が四つ区分がなされており本盤演奏タイムは(12’12+5’04+10’21+8’35)と先のNHKSO盤よりは少し長い感じがします。第1区分勢いあるスタートでこの曲の象徴とも言えるティンパニーも早速顔を出します。二つのテーマが交互に形を変えて全奏・強奏では少し正直フォローに聴く側としてはあたふたする始末。緊迫感もありブロムシュテットのバトンコントロールは抜群。単に力任せ、テクニック任せに終わらぬ見通した安定感があります。この第1区分は何とか最後は静かに閉じます。続く第2区分、管楽器中心の静かな感じで始まり軽やかな舞曲風に移行して行きます。第3区分は引っ張る高弦が悲劇的なイメージを展開し時折あのティンパニーがアクセントします。この楽章、もう一つの交響曲第5番に本格化したショスタコーヴィチへ影響させるような雰囲気のある楽章で時には室内楽的にすらなります。最終区分は前区分から弦がスピードアップしたのを受けて管と弦の掛け合いから二丁のティンパニーによる雷鳴のような咆哮が連続します。まるで能登の御神火太鼓の凄さです。これが勝利への方向なのか最後コラール風に輝かしくティンパニーのダメ押しがあって終わります。正にこの最終区分こそこの曲の特徴であり他の指揮者も手をつける曲である所以でしょう。ブロムシュテット/SFSO盤はこの手中に入った曲の決定打と申せましょう。第5番(個人的には第5番の方が好きです。)はやはり1973年DRSOにかつて録っていますが本盤は1988年SFSOを振ったものでタイムは@10’33+9’22A5’24+2’53+5’34+1’41と二楽章に夫々区分が設けられたこれもユニークな形式の曲を音の構造を明確・クリヤーにブロムシュテットは揺らぎなく展開して行きます。先述のようにこの曲は特に(根底にあるものは異なっていても)ショスタコーヴィチに先行しての楽想が聴きものです。第1楽章第1区分弦のトレモロは明るくはないけれど親しみ易い旋律線が流れその内小太鼓など打楽器が入り活況を呈してきます。そしてマーチ風にもなり次第に悲劇性が色濃く高弦が刺激的にそれを倍加しますが終わりの方は呟きになってしまいます。第2区分は逍遥する弦が大変美しく流れますがやがて管楽器が入り打楽器も入り雰囲気を変えて行きます。そう、高揚して行くといった感じ。最後クラリネット、小太鼓が残照の如く聞こえます。第2楽章は四区分ありますがあまり意識せず聴いてみることです。スタートややゴツゴツ、弦が忙しく背景に管が様々呟きます。少々喧しい感じもしましたが管中心フーガも混じりテーマ変奏を高弦が主に旋律を大きくとってティンパニーも関与して全奏で堂々と終わります。この曲で特に第1楽章はショスタコーヴィチに影響を及ぼしたのではと思われます。私自身他の演奏とは聴き比べしたわけではなくこのブロムシュテット盤で充分と思っています。なお、第6番は未聴です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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