響き合う、心と心。永遠に輝く、奇跡の一夜。
ドイツ・グラモフォン創立120周年記念日の前夜、
東京に最高のアーティストが集結!
円盤式蓄音機(現在のレコードの原型)を発明し、特許を取得したドイツ出身のアメリカ人エミール・ベルリナーが1898年に創立した世界最古のクラシック・レーベル=ドイツ・グラモフォン。創立120周年を迎えた2018年、世界中で記念コンサートを開催したDGが日本でも実施したコンサートを緊急リリース!
出演アーティストは、1970年代から数多くの名盤をDGに残してきた指揮者、小澤征爾と、14歳でデビューを果たして以来、同レーベルのみならずクラシック界を代表するヴァイオリニストとして活躍するアンネ=ゾフィー・ムター、オーケストラは日本の代表的な音楽学校である桐朋学園の創設者のひとりであり、偉大な教育者であった故・齋藤秀雄教授の没後10年にあたる1984年に、彼の弟子である小澤征爾の発案により結成されたサイトウ・キネン・オーケストラ、そしてそのサイトウ・キネン・オーケストラを過去3度に渡りゲスト・コンダクターとして指揮し、国内外で高い人気を誇るベネズエラ出身の指揮者ディエゴ・マテウス。
アンネ=ゾフィー・ムターは、小澤征爾が長年薫陶を受け、“楽壇の帝王”と称された偉大な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンに見出され、その縁で、2人は過去にレコーディングや数多くのコンサートで共演を果たしてきました。しかし小澤征爾率いるサイトウ・キネン・オーケストラと共演するのは今回が初!
日本を代表するオーケストラとして世界に名高いサイトウ・キネン・オーケストラですが、サントリー・ホールで演奏するのは今回が初! また東京で演奏するのも17年11ヶ月ぶりという貴重なコンサート音源です。
小澤征爾とアンネ=ゾフィー・ムターが共演する楽曲はヴァイオリンの独奏とオーケストラによる協奏的な楽曲の中でも、世界中のクラシック・ファンの間でとりわけ人気が高く、また実写映画化やアニメ化で話題を呼んだ人気漫画『四月は君の嘘』でも取り上げられたことで、幅広い層に親しまれているサン=サーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』!
ライナーノートは小澤征爾と親交がある日本を代表する小説家=村上春樹氏! 2000字のライナーを掲載!(メーカー資料より)
【収録情報】
1. チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』 Op.24〜ポロネーズ
2. チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
3. ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番ト長調 Op.40
4. サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン:3,4)
サイトウ・キネン・オーケストラ
ディエゴ・マテウス(指揮:1-3)
小澤征爾(指揮:4)
録音時期:2018年12月5日
録音場所:東京、サントリーホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
2018年12月にサントリーホールで行なわれた演奏会のライヴ。チャイコフスキーの交響曲を始め、ほとんどはマテウスの指揮で、小澤/ムターの演奏はサン=サーンスの“ロンカプ”のみ。融通無碍と言うか自由自在と言うか、ムターのそんな表現にピタリと寄り添う小澤の老朽さに拍手。(教)(CDジャーナル データベースより)