チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

チャイコフスキー:交響曲第5番、スラヴ行進曲 スヴェトラーノフ指揮NHK交響楽団(1997年)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3046
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

スヴェトラーノフのチャイ5ライヴ!

1997年9月5日のデジタル録音。第2楽章の開始前にスヴェトラーノフが「ダイアナ妃に捧げる」とスピーチしていたことでも有名なコンサートのライヴ録音(CDではカットされていますが)。フィルハーモニア管やロンドン響といったオーケストラへの客演を通じて英国と深い関係にあったスヴェトラーノフがみせた優しい配慮です。
 とはいえ、演奏はその第2楽章でさえ感傷的なものでは決してなく、交響曲としての堂々たるフォルムが、N響のバランスの良いサウンド(松崎氏の完璧なホルン!)によって生かされた見事な演奏となっています。ロシアのオーケストラの演奏とは趣のだいぶ異なるサウンドですが、これはこれで聴きごたえがあります。
 しかし、最大の聴きものは組み合わせの『スラヴ行進曲』かもしれません。ここでスヴェトラーノフはかなり遅いテンポをとっており、その重量感たっぷりの巨大な音楽はまさに圧倒的。スヴェトラーノフの他の『スラヴ行進曲』を上回る大名演です。

・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
・チャイコフスキー:スラヴ行進曲 作品31
 NHK交響楽団
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

内容詳細

チャイコフスキーの音楽がどうのこうのと言う前に、このように隈なくオケを掌握し、驚異的な精度で鳴らすことができ、そして楽員を自然に音楽に熱中させる。こんなことが可能というだけでも、あまたの指揮者とは格が違うことを感じさせる。驚いた!★(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第5番ホ短調 作品64 第1楽章 Andante - Allegro Con Anima
  • 02. 交響曲第5番ホ短調 作品64 第2楽章 Andante Cantabile
  • 03. 交響曲第5番ホ短調 作品64 第3楽章 Valse (Allegro Moderato)
  • 04. 交響曲第5番ホ短調 作品64 第4楽章 Andante Maestoso - Allegro Vivace
  • 05. スラヴ行進曲 作品31

総合評価

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N響がスヴェトラーノフの指揮の下、熱い演...

投稿日:2012/01/15 (日)

N響がスヴェトラーノフの指揮の下、熱い演奏を聴かせてくれる。 第2楽章が特に素晴らしい。 例によってホルンがミスをしているが、スヴェトラーノフのおおらかさに包まれて小さなミスもかすんでしまう。 『スラヴ行進曲』はなかなか面白い演奏を聴かせてくれる。 ここでの細かく、ていねいなN響の演奏はスヴェトラーノフの指示というより律義な日本人らしさが出ているように思う。 ただフィナーレの部分などはスヴェトラーノフらしさを感じた。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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これはすごい。N響の数あるCDの中でトッ...

投稿日:2010/02/23 (火)

これはすごい。N響の数あるCDの中でトップに君臨する演奏。チャイコフスキー5番のディスク全体の中でも私にとって一番となった。全体的にテンポは若干遅め。N響の技術も素晴らしく、個人的にはスヴェトラーノフさん指揮ロシア国立交響楽団の日本でのライヴをしのぐ演奏と思います。この演奏多分実演に接しているのですが、当時若かった自分には演奏が理解できなかったかな。それにしてもすごい演奏。大満足です。

安曇野のカラヤン さん | 長野県 | 不明

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2年前のスヴェトラとN響の第9公演の、あまり...

投稿日:2006/06/30 (金)

2年前のスヴェトラとN響の第9公演の、あまりの素晴らしさに感動し、この定期演奏のために、わざわざ東京に行ったのを思い出します。私も、にゃおにゃお金さんと、同感であります。録音のクオリティは、残念ながらヨーロッパの放送音源からのCDには及びません。しかし、それでも一聴の価値は十分にあると思います。

トリスタン さん | 福井市舟橋 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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