Hi Quality CD

交響曲第2番、悲劇的序曲 クルト・ザンデルリング&シュターツカペレ・ドレスデン

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCQ85431
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

UHQCD DENON Classics BEST

1. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 作品73
2. ブラームス:悲劇的序曲 作品81

クルト・ザンデルリング指揮ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1972年3月13日、ドレスデン、ルカ教会

2011年に惜しまれつつ逝去した20世紀最後の巨匠の一人、ザンデルリングと、名門、ドレスデン・シュターツカペレによるブラームス全集は、質実剛健で最もドイツ的なブラームスと讃えられ、決定盤として長く愛聴されてきたものです。(メーカー資料より)

内容詳細

ザンデルリンクとドレスデン・シュターツカペレによるブラームス交響曲全集からの一枚。細部の彫琢と全体の流れのバランスの上に立った明確な演奏で、近年聴くことが少なくなったドイツらしいブラームスを響かせている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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雄大な響きの中でじっくり味わうことができ...

投稿日:2015/05/20 (水)

雄大な響きの中でじっくり味わうことができるブラームスです。

ルシータ さん | 東京都 | 不明

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ザンデルリングの指揮したブラームス交響曲...

投稿日:2012/11/14 (水)

ザンデルリングの指揮したブラームス交響曲は本盤1971〜1972年SKDOとの録音および1990年BSOとの録音が全集で聴けます。私は前者の第2番をLP盤で聴いております。1971年録音なのでザンデルリングがまだ還暦前、他の交響曲同様極めて引き締まった指揮の下、重厚かついぶし銀的な音色のSKDOとの共演でこのシリーズでのブラームス交響曲は何れも説得性あるものとなっているようです。さて、この第2番タイム的には@16’25A9’45B5’30C9’40とじっくりと進めております。第1楽章時には縁取りを明瞭にそしてきざむ様に決してダレず結びのゆったりした安らぎ感は何とも言えません。最終楽章も持ち前の造形美を節を明確化することで前面に出し密度が高いです、ただ最後の方へなだれ込む凱歌的勢いは避けております。ザンデルリング自体はタレント性より実力派で勝負という捉え方をしておりますが如何? それはともかく彼のブラームスは何れも造形美が素晴らしいです。第2番の1990年BSO盤はタイム@17’12A10’07B5’59C10’29とややテンポが緩めになっている様ですね。悲劇的序曲・・・タイム13’20・・もティンパニーの効果的扱いとそのじっくりな攻めが素晴らしいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ザンデルリンクによるブラームスの交響曲全...

投稿日:2012/07/16 (月)

ザンデルリンクによるブラームスの交響曲全集と言えば、後年にベルリン交響楽団とともにスタジオ録音(1990年)を行った名演が誉れ高い。当該全集の各交響曲はいずれ劣らぬ名演であったが、それは悠揚迫らぬゆったりとしたテンポをベースとした正に巨匠風の風格ある演奏であり、昨年、惜しくも逝去されたザンデルリンクの代表盤にも掲げられる永遠の名全集とも言える存在であると言えるところだ。ザンデルリンクは、当該全集の約20年前にもブラームスの交響曲全集をスタジオ録音している。それこそが、本盤におさめられた交響曲第2番を含む、シュターツカペレ・ドレスデンとの全集である。前述のベルリン交響楽団との全集が、押しも押されぬ巨匠指揮者になったザンデルリンクの指揮芸術を堪能させてくれるのに対して、本全集は、何と言っても当時のシュターツカペレ・ドレスデンの有していた独特のいぶし銀とも言うべき音色と、それを十二分に体現しえた力量に最大の魅力があると言えるのではないだろうか。昨今のドイツ系のオーケストラも、国際化の波には勝てず、かつて顕著であったいわゆるジャーマン・サウンドが廃れつつあるとも言われている。奏者の技量が最重要視される状況が続いており、なおかつベルリンの壁が崩壊し、東西の行き来が自由になった後、その流れが更に顕著になったと言えるが、それ故に、かつてのように、各オーケストラ固有の音色というもの、個性というものが失われつつあるとも言えるのではないか。そのような中で、本盤のスタジオ録音がなされた1970年代のシュターツカペレ・ドレスデンには、現代のオーケストラには失われてしまった独特のいぶし銀の音色、正に独特のジャーマン・サウンドが随所に息づいていると言えるだろう。こうしたオーケストラの音色や演奏において抗し難い魅力が存在しているのに加えて、ザンデルリンクの指揮は、奇を衒うことのない正統派のアプローチを示していると言える。前述の後年の全集と比較すると、テンポなども極めてノーマルなものに落ち着いているが、どこをとっても薄味な個所はなく、全体の堅牢な造型を保ちつつ、重厚かつ力強い演奏で一環していると評しても過言ではあるまい。むしろ、このような正統派のアプローチを行っているからこそ、当時のシュターツカペレ・ドレスデンの魅力的な音色、技量が演奏の全面に描出されていると言えるところであり、本演奏こそは正に、ザンデルリンク、そしてシュターツカペレ・ドレスデンによる共同歩調によった見事な名演と高く評価したいと考える。併録の悲劇的序曲もこの黄金コンビならではの素晴らしい名演だ。第1番&第4番が、既に数年前にBlu-spec-CD化がなされた(第1番についてはシングルレイヤーによるSACD化)ものの、本盤の第2番については従来CD盤のまま放置され、どうなることかと思っていたところであるが、今般、漸く第3番とあわせて待望のBlu-spec-CD化がなされたことは、演奏の素晴らしさから言っても誠に慶賀に堪えないところだ。そして、今般のBlu-spec-CD化については、本演奏の価値を再認識させるという意味においても大きな意義があると言える。いずれにしても、ザンデルリンク&シュターツカペレ・ドレスデンによる素晴らしい名演をBlu-spec-CDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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