CD 輸入盤

『カルメン』全曲 ショルティ&ロンドン・フィル、トロヤノス、ドミンゴ、他(1975 ステレオ)(3CD)

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4144892
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ショルティ/『カルメン』全曲(3CD)
ダイナミックで鮮烈な『カルメン』の代表盤


1975年の録音ですが、音質も含めて、今なお代表盤の一つとして、多くのファンに愛されているショルティの『カルメン』。トロヤノスのスケールの大きなカルメンを中心に、ドミンゴ、ヴァン・ダム、テ・カナワら他の歌手も非常に充実しており、ショルティのダイナミックな指揮も鮮烈です。

【収録情報】
・ビゼー:歌劇『カルメン』全曲
 タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ:カルメン)
 プラシド・ドミンゴ(テノール:ドン・ホセ)
 ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン:エスカミーリョ)
 キリ・テ・カナワ(ソプラノ:ミカエラ)
 ノーマ・バロウズ(ソプラノ:フラスキータ)
 ジャーヌ・ベルビエ (メゾ・ソプラノ:メルセデス)
 ミシェル・ルー(バリトン:ダンカイロ)
 ミシェル・セネシャル(テノール:レメンダート)
 ピエール・ト(バス:スニガ)、他
 ジョン・オールディス合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルク・ショルティ(指揮)

 録音時期:1975年7月
 録音場所:ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

収録曲   

クラシック曲目

  • Georges Bizet (1838 - 1875)
    Carmen
    演奏者 :
    Troyanos, Tatiana (Mezzo Soprano), Domingo, Placido (Tenor), Te Kanawa, Kiri, Dame (Soprano), Van Dam, Jose (Tenor), Burrowes, Norma (Soprano), Berbie, Jane (Mezzo Soprano), Roux, Michel (Baritone), Senechal, Michel (Tenor), Thau, Pierre (Bass), Allen, Thomas (Tenor), Loreau, Jacques (Baritone)
    指揮者 :
    Solti, Sir Georg, Solti, Sir Georg, Solti, Sir Georg
    楽団  :
    Haberdashers' Aske's School Boys Choir, John Alldis Choir, London Philharmonic Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Opera
    • 作曲/編集場所 : 1873-1874, France
    • 言語 : French
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

ユーザーレビュー

総合評価

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ビゼーの最高傑作でもある歌劇「カルメン」...

投稿日:2012/11/18 (日)

ビゼーの最高傑作でもある歌劇「カルメン」は、舞台となったスペインのエキゾチックとも言うべき名旋律に溢れた作品であるだけに、そうしたスペイン風の雰囲気を十分に活かした演奏が多い。そして、そのようなスタイルの演奏こそが、歌劇「カルメン」を演奏する際のアプローチの王道ともなっているが、ショルティによる本盤の演奏は、それとは一線を画するタイプのものと言えるだろう。ショルティは、もちろん、同曲の随所に散りばめられたスペイン風の情緒溢れる旋律の数々を情感豊かに歌わせることを全く行っていないわけではない。ただ、そうした旋律を歌わせることよりもむしろ、同オペラを一つの壮大な交響曲と見做して、絶対音楽として描き出しているような趣きがあると言えるだろう。ショルティの演奏の特徴でもある切れ味鋭いリズム感と明瞭なメリハリは、本演奏においても最大限に発揮されていると言えるところであり、後世の様々な作曲家にオーケストレーションを激賞されたとされるビゼーがスコアに記した音符の数々、そして旋律の数々を、他のどの演奏よりも明晰に描き出すのに成功していると言える。したがって、前述のように、スペイン風の情緒溢れる旋律の数々の歌わせ方が若干犠牲になっているという側面も否定できないところであり、このあたりが、本演奏に対するクラシック音楽ファンの好悪を分ける最大の分岐点であるとも思われるところだ。なお、ショルティは、同オペラを録音するに当たっては、当時音楽監督をつとめていたシカゴ交響楽団ではなくロンドン・フィルを起用しており、その分だけ1970年代のショルティの演奏において時として聴かれ、そして欠点ともされている力づくの強引さが薄められているとも言えるが、それでも前述のようなリズムの鋭さやメリハリの明晰さは健在であると言える。このように、クラシック音楽ファンにとっては、好悪が大きく分かれる演奏とは思われるが、私としては、あまりにも有名過ぎて手垢にまみれているとも言える歌劇「カルメン」の演奏に対して、ある種の清新さを付加したという意味において、十分に存在意義のある名演と評価したいと考える。歌手陣も、ショルティならではの考え抜かれたキャスティングであり、何と言ってもカルメン役のタティアナ・トロヤヌスの迫真の絶唱が圧倒的な存在感を示している。また、ドン・ホセ役のプラシド・ドミンゴ、エスカミーリョ役のヨセ・ヴァン・ダム、そして、ミカエラ役のキリ・テ・カナワなど、録音当時全盛期を迎えた超一流の歌手陣が一同に会するというこれ以上は求め得ないような超豪華な布陣であり、それらの布陣が最高のパフォーマンスを発揮しているというのは、本演奏の価値を高めるのに大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質も、英デッカによる見事な高音質録音であり、1975年のスタジオ録音とは思えないような鮮度を誇っているのも素晴らしい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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この録音で幼少期を過ごした自分には体に染...

投稿日:2008/10/19 (日)

この録音で幼少期を過ごした自分には体に染み付いてその呪縛から今も抜け出せないです。良い悪いというより馴染んでしまった感じです。だから安心して聴けるということです。おとなしめのTroyanosや表現硬いKiri、イタオペよりはイマイチのDomingoと主役に難ありですがVan Dam以下Burrowes,Berbie,SenechalにAllenまで脇は完璧です。Soltiも悪くないです。

Lorenzaccio さん | Soka | 不明

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