ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第3番『英雄』、序曲『コリオラン』 クラウス・テンシュテット&北ドイツ放送交響楽団(1979 ステレオ)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PH16022
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

初出! ファン狂喜!
こんな凄まじいテンシュテットの『英雄』が残っていた!


驚きの音源の出現です! テンシュテットが最盛期1979年7月に北ドイツ放響を指揮したベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』と序曲『コリオラン』。テンシュテットのベートーヴェン録音は意外に少ないものの、『英雄』は1982年のウィーン・フィル、1991年のロンドン・フィルとの共演が正規発売されていて、いずれも演奏の凄さに注目が集まっていました。しかし当ディスクはさらに若い1979年、オーケストラも北ドイツ放響という理想の条件に加え、放送用に行われたライヴ録音というのも非常に価値があります。同時に序曲『コリオラン』が収録されているのも貴重。
 演奏は期待以上の凄まじさ。強い緊張感とスケールの大きさで、あっと言う間に全曲を聴き通させてしまいます。また第2楽章の深い情念の渦巻き、フィナーレの圧倒的な盛り上がりなど、テンシュテットの真骨頂たる鬼気迫る世界をつくりあげています。
 北ドイツ放送提供のマスターも良好で、最盛期のテンシュテット芸術を堪能できます。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
● 序曲『コリオラン』 Op.62


 北ドイツ放送交響楽団
 クラウス・テンシュテット(指揮)

 録音時期:1979年7月3-6日
 録音場所:ハンブルク、北ドイツ放送スタジオ10
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)

総合評価

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テンシュテットの「エロイカ」は、ロンドン...

投稿日:2017/06/23 (金)

テンシュテットの「エロイカ」は、ロンドンフィルとの最晩年の演奏も凄いが、この北ドイツ放送響とのスタジオライヴ(!?)も、凄い。音楽に命を懸けた演奏が、円熟期のこの頃から、なされていた。熱い、深い、慟哭の演奏。NDR 時代のテンシュテットは、シュトットガルト時代のチェリビダッケに共通する処が、ある(!?)。その後のオーケストラで、老いと戦いつつも、音楽への奉仕、鍛錬も受け入れられ、とんでもない演奏を繰り広げ、多くの人の心の中に、響いた。NDR 時代の演奏も、良い音で、もっと世に出て欲しい。

sunny さん | Hyogo | 不明

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商品発売前の意味不明なコメントはともかく...

投稿日:2017/04/07 (金)

商品発売前の意味不明なコメントはともかく、テンシュテットらしい推進力のある演奏を聴くことができる。オケとの関係も悪くなさそうなだけに、両者が共演が長続きしなかったのが残念。録音はやや靄がかかった感じで不分明。ヴェールがかかった印象分だけ星を引く。

くまたろ さん | 東京都 | 不明

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CDの発売前ですがLPで聴いた個人的な感想を...

投稿日:2017/03/12 (日)

CDの発売前ですがLPで聴いた個人的な感想を書きます。 この演奏の特徴は、テンシュテットの綿密な楽曲構成と北ドイツ放送交響楽団の重心の低いソノリティーが高い次元で融合した稀有の演奏かと思います。 第一楽章は、冷静に始まります。 ここでよく耳をそばだてると、テンシュテットが各パートのアーティキュレーションや強弱を実に細かく指定し、これを積み上げ重層的な演奏を行っていることがわかります。また二拍子と三拍子が交錯する箇所では、体が空間に投げ出されたような錯覚に陥ります。よく議論となるコーダの657小節からのトランペットは高音で吹き続けるタイプの演奏で、フランス軍は変わりなく進撃しているようですが、その前の520小節目のティンパニの強烈なトレモロが英雄の行く末を暗示しているように感じました。 第二楽章ははオーボエが悲しみを切々と歌い上げて行きますが、このオーボエに寄り添うクラリネットとファゴットの旋律も雄弁で、テンシュテットの楽曲構成の素晴らしさが伺えます。 第三楽章の聴きものはトリオのホルンの合奏です。 ドイツの深い森の奥から響きわたるような音にウットリします。北ドイツ放送交響楽団のホルンセクションの素晴らしさに完敗です。 第四楽章ですが、ここが最大の聴きものではないかと思います。 素晴らしい推進力で音楽が押し出されるように進んで行きます。 そして練習番号Cの211小節目からのチェロバスのオスティナートの迫力はフルトヴェングラー、ウイーンフィルの演奏を彷彿とさせます。そして音楽は紆余曲折を経て素晴らしい感動のうちに終わります。 曲が終わった時呆然自失、もっと聴いていたいという思いとともに、この勢いで第一楽章を続けて再度演奏して欲しいとの思いに駆られました。 この演奏は巷で喧伝されているような爆演ではなく、テンシュテットの非常に緻密な構成の上に北ドイツ放送交響楽団の豊かな低音と両者の間の緊張感により成し得た、素晴らしい演奏と感じました。 私の所有するNDR製作のLPの盤質が今ひとつですので、今回のCDによる発売が楽しみです。録音がアナログですのでCD化により素晴らしい音で鑑賞できるようになることを、大いに期待します。

デジタル音痴 さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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