オルフ、カール(1895-1982)

人物・団体ページへ

SHM-CD

カルミナ・ブラーナ 小澤征爾&ベルリン・フィル、晋友会合唱団、エディタ・グルベローヴァ、ジョン・エイラー、トーマス・ハンプソン

オルフ、カール(1895-1982)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD51097
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

オルフ:カルミナ・ブラーナ
小澤征爾&ベルリン・フィル、晋友会合唱団


20世紀に活躍したオルフの出世作となった『カルミナ・ブラーナ』は、バイエルン地方ボイレン(ブラーナ)の修道院に伝わる中世の世俗的な歌集(カルミナ)の詩を用いて作曲された、全世界に彼の名を知らしめた作品です。中世に生きた民衆の赤裸々な人間賛歌を大規模な合唱や大胆な和声によって描出した原始的なエネルギーに満ちたこの作品を、小澤征爾がベルリン・フィルハーモニーの絢爛たる響きを駆使して、雄大なスケールで再現しています。(メーカー資料より)

【収録情報】
● オルフ:カルミナ・ブラーナ


 エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
 ジョン・エイラー(テノール)
 トーマス・ハンプソン(バリトン)
 晋友会合唱団
 ベルリン・シュターツ&ドム少年合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 小澤征爾(指揮)

 録音時期:1988年6月
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【デッカ ベスト100 premium】
アナログからデジタルまで、常に最先端の録音で名盤を生み出してきた名門レーベルによる最高のベスト100。
 世界を代表するクラシック・レーベルDECCAの名盤100タイトルシリーズが8年振りのリニューアル。カラヤン、小澤征爾、ショルティ、アシュケナージ、内田光子、村治佳織、ブレンデル、諏訪内晶子、パヴァロッティetc. レーベルを代表する往年の巨匠から現在活躍しているスターを惜しみなくラインナップ。
 現在最良のマスターを使用〜アナログ音源はオリジナル・マスターからDSD変換、さらにPCM176.4kHz/24bitマスターからHRカッティング、デジタル音源はルビジウム・クロック・カッティング。
 更に高音質SHM-CD。レーベル面カラーは、散乱光を吸収し音質向上に効果のあるグリーン・カラーを採用。
 オリジナル・カバー・イメージを極力再現したジャケット・デザイン。
 声楽作品は歌詞対訳付。(メーカー資料より)

内容詳細

オルフの出世作にして代表作である「カルミナ・ブラーナ」。中世の修道院僧たちに歌われた人間臭い詩をもとにした、躍動感や生命力にあふれた作品だ。BPOを駆使して小澤がそのダイナミズムを表出した名盤のひとつ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
5
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
カルミナ・ブラーナは、すぐれたソリストを...

投稿日:2018/06/02 (土)

カルミナ・ブラーナは、すぐれたソリストをそろえている盤が少なく、古いアイヒホルン盤のルチア・ポップとヘルマン・プライ、ヨッフム盤のグンドゥラ・ヤノヴィッツ、F.ディースカウくらいです。その点、小沢盤はグルベローヴァ、エイラー、ハンプソンと私の好きな歌手ばかりをそろえ、まさにドリームキャスト盤といえます。同じ小澤のLDでは、歌手が変わり、これほどまでの充実感はありません。ぜひ多くの方に聞いていただきたい名盤です。

カラスの息子 さん | 島根県 | 不明

0
★
★
★
★
★
小澤征爾さんと言う、戦後日本を象徴する勉...

投稿日:2012/08/27 (月)

小澤征爾さんと言う、戦後日本を象徴する勉強家であり、天才であった氏が、日本の完璧なアンサンブルを誇る晋友会合唱団を引き連れ、本国ドイツは、ベルリンで披露し、うならせ、あのカラヤンも認めさせた演奏の一つ。この国が右肩上がりで上昇する事が出来た時代の貴重な記録。もう、落ちゆく国となったこの国では、小澤さんの新たな演奏を、聴く事が出来ません。残念ですが、次代の新たな人が、現れてくれるのを、待つのみ。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

4
★
★
★
★
☆
オルフの超西欧・民族・時代面を片やアルカ...

投稿日:2011/07/05 (火)

オルフの超西欧・民族・時代面を片やアルカイズム回帰のテーマという我々日本人にとって全くの異世界を如何に表現するかに係っている演奏かと思います。オーケストラがBPOであり現地の少年合唱団を使ってドイツのアルカイズム回帰演奏のテコに資してはいますが何と言ってもはるばる定期公演と録音にかけつけた関屋晋率いるアマチュア合唱団晋友会合唱団(1980年やはり小澤征爾の指揮のマーラー交響曲でデビューしたリーダーの名前をイニシャルに冠した合唱団です)のカラーが結果的には日本人という親近感とある「分かり易さ」に聴いた印象を左右した様です。全体穏やかな雰囲気と日本独特のそろっている処に何故かホッとする具合なのです。1988年小澤が53歳の頃の録音で演奏タイムは序奏2曲で5’02、第一部8曲(草原にてを含む)で23’41、第二部4曲で10’34、第三部10曲(ブランジルフロルとヘレナを含む)で18’16、結び1曲で2’25と先ず第一印象で決まってしまう序奏と結びがテンポとして早めなのが特徴・・・とは言っても「結び」は充分引っ張って〆てはおります。小澤の日本人である面と直截な庶民性?が上手くは出ていますがこの曲のオドロオドロさからすると今申しました序奏、結び等のアッサリ感をどう受け止めるかでしょう。野性味とか迫力感は程ほどで声高な重量感からは隔たった演奏で独唱陣もシツコイ感じはしません。第12曲「清き湖に我々は住みき」でのネス湖怪獣の影を思わせるテノールのエイラー(当時39歳頃)の強烈なラメントーソ、第13曲「我はこれクカニアの僧」でのバリトン担当のハンプソン(同32歳)のポルタメントそして第23曲「わが胸の中なる秤」でのバランスのとれた清澄さが印象的なソプラノ担当グルペローヴァ(同42歳・・・独唱陣では一番年長のチェコ歌手)・・・夫々丁寧に歌唱してこの演奏のアイデンティティを保っております。ヨッフムの決定盤とは雰囲気の異なる盤として楽しめました。なお、小澤は1969年BSO等とこの曲を一度録音(序奏2曲で5’21、第一部8曲で23’40、第二部4曲で11’06、第三部10曲で19’30、結び1曲で2’39)していた事を参考にメモしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

1

オルフ、カール(1895-1982)に関連するトピックス

声楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品