SHM-CD

ハンガリー舞曲集全曲 クラウディオ・アバド&ウィーン・フィル

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG51032
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

ブラームス:ハンガリー舞曲集全曲
クラウディオ・アバド&ウィーン・フィル


ブラームスがハンガリーに旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲した『ハンガリー舞曲集』は、民族色豊かなピアノ連弾用の作品ですが、自身やドヴォルザークらの管弦楽編曲によってより広く親しまれるようになりました。誇張のないテンポ、巧妙なオーケストラ・コントロール、一貫したアプローチによるアバドの指揮に応えて、ウィーン・フィルハーモニーが豊麗な響きを駆使して躍動感溢れる胸のすくような快演を聴かせています。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲)


 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 クラウディオ・アバド(指揮)

 録音時期:1982年4月、6月
 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 ドイツ・グラモフォン ベスト100 premium
 ルビジウム・クロック・カッティング

内容詳細

クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルによるブラームスのハンガリー舞曲集(82年録音)。誇張のないテンポと一貫したアプローチによるアバドの指揮に応え、ウィーン・フィルが豊麗な響きを駆使して躍動感あふれる胸のすくような快演を聴かせている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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もう何回となく、再発のたびにこの演奏を買...

投稿日:2016/10/12 (水)

もう何回となく、再発のたびにこの演奏を買い直しています。この盤の音質をどなたかご評価ください。 当方、西独盤とOIPB盤を有しています。

naosan さん | 神奈川県 | 不明

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ウィーンフィルの尻を引っぱたいて、唸りを...

投稿日:2012/05/09 (水)

ウィーンフィルの尻を引っぱたいて、唸りを上げながら疾走させているようなハンガリー舞曲集。たしかにロッシーニの序曲ではこうしたアバドの音楽性がメリットになって溌剌とした明るいエネルギー感を与えるが、ロマの音楽には違和感を伴ってしまう。チャールダッシュもシュトラウスの「こうもり」もその底には憂いとか悲しみが潜んでいる。ブラームスが交響曲を書き出す頃はクララとの関係もあり音楽が「昇華」しているが、今頃の彼にはまだそれもない。採取したロマの音楽を編曲した作品集(だから作品番号付いていない)で、もっと民族的な要素が色濃く残っているはずなのに、アバドはそれも「浄化」してしまっている オーケストラのエチュード」としてなら、なかなかの演奏で、引き締まった音つくりが心地よいのだが、悲哀とか情感のような「ドロドロした」部分まできれいに浄化されてしまったように思う。 ブラームスの交響曲ではそれがメリットなって、複雑で大きな構築性がくっきりと浮かび上がってくるのだが、ハンガリー舞曲では逆にデメリットになってしまったようだ。 個人的にはフィッシャーが指揮した民族色が滲み出たCDが好き。

shef さん | 栃木県 | 不明

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アバドはブラームスの楽曲を数多く指揮して...

投稿日:2011/05/22 (日)

アバドはブラームスの楽曲を数多く指揮しており、交響曲や管弦楽曲、協奏曲、声楽曲などあらゆる分野の楽曲の演奏・録音を行っているが、アバドの芸風に符号した楽曲も多いこともあって、少なくともベートーヴェンよりは多くの名演を遺していると言えるのではないだろうか。そうしたアバドによる数あるブラームスの楽曲の名演の中でもトップの座を争うのは、ブレンデルと組んだピアノ協奏曲第1番(1986年)と本盤におさめられたハンガリー舞曲集ではないかと考えている。本ハンガリー舞曲集については、ブラームスが生誕150年を迎えるのを記念して録音が行われたものであるが、古今東西の指揮者による同曲の多種多様な演奏の中でも、フィッシャー&ブダペスト祝祭管による名演(1998年(旧盤(1985年)も名演であるが、どちらを上位にするかは議論の余地があるところだ。))と双璧を成す至高の超名演と高く評価したい。本演奏においては、何よりもアバドの指揮が素晴らしい。この当時のアバドは次代を担う気鋭の指揮者として、ロンドン交響楽団などと素晴らしい名演の数々を行っていた時代である。ここでも、そのような気鋭の指揮者アバドならではの生命力溢れる力強さとともに、豊かな歌謡性に満ち溢れた快演に仕上がっていると言える。確かに、本演奏には、前述のフィッシャー盤のような民族色の濃さは感じられないが、豊かな音楽性や歌謡性、そして湧き立つような躍動感においては、ハンガリー舞曲集の演奏としていささかも不足はないと言えるだろう。このようなアバドとともに、豊穣な美しさを誇る名演奏を繰り広げたウィーン・フィルにも大きな拍手を送りたい。本名演の成功の半分はアバドの指揮によるものであるが、ウィーン・フィルの優美にして豊麗な響きも、本演奏に独特の魅力や味わい深さを付加していることを忘れてはならない。録音は、従来盤でも十分に満足し得る音質であったが、今般のSHM−CD化によって音質がより鮮明になるとともに、音場が広がったように思われる。アバド&ウィーン・フィルによる素晴らしい名演をSHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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