CD

交響曲第7番『夜の歌』 クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS23235
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クレンペラー/マーラー:交響曲第7番『夜の歌』(2CD)

マニアには有名な問題演奏(?)で、第1楽章冒頭と第5楽章冒頭のトレモロが克明に聴こえる点に象徴されるように、とにかくどこまでも“見える(聴こえる)”演奏になっているのがポイント。
良心的な指揮者たちがあれほど追いかけるのに必死になる執拗なまでの表情指定もおおむねオミットしてしまう図々しさは、マーラー自身のリハーサルに立ち会ったという自信の表明なのでしょうか?
賛否両論まっぷたつの問題演奏ではありますが、第7交響曲に興味を持つ聴き手にとっては避けて通れない刺激に富んだ内容を持っていることは間違いなく、感情重視のマーラー指揮者の演奏からは絶対に聴き取れないユニークなフォルムの美学が、初演時のシェーンベルクの感想に思いを馳せさせてくれます。(HMV)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』


 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1968年9月
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 2011年リマスター音源使用

【クラシック・マスターズ】
大好評のクラシック・マスターズ続編発売!
今回も、旧EMIクラシックスの国内盤、輸入盤の実績&人気上位アイテムの中から100タイトル・セレクト。名盤中の名盤を厳選し、世界一流のアーティスト陣によるラインナップ!
アナログ音源については、アビー・ロード・スタジオほか海外スタジオによる、アナログ・マスターからの最新リマスター音源を使用。
フロントカヴァーはオリジナル発売海外カヴァーデザインを多数使用。
声楽入り作品は歌詞対訳付(Warner Classics)

内容詳細

特徴的な楽器編成や曲の構成など、難解とも言われるマーラーの交響曲第7番「夜の歌」。クレンペラーがNPOを率いて1968年に録音したもので、透徹したスコア・リーディングを再確認できる名演。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
28
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
1
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ホーレンシュタイン、ラットル、シェルヘン...

投稿日:2021/03/08 (月)

ホーレンシュタイン、ラットル、シェルヘンと聞いてきましたが、最後まで聞き通すことができるのは、テンポが極端に遅いクレンペラーの演奏です。各楽器の音色が美しく絡み合っていてこの遅いテンポは必然であったと思います。クレンペラー最晩年の録音で優秀録音といえる名盤です。

LFA さん | 千葉県 | 不明

0
★
★
★
★
★
ホーレンシュタイン、ラットル、シェルヘン...

投稿日:2021/03/08 (月)

ホーレンシュタイン、ラットル、シェルヘンと聞いてきましたが、最後まで聞き通すことができるのは、テンポが極端に遅いクレンペラーの演奏です。各楽器の音色が美しく絡み合っていてこの遅いテンポは必然であったと思います。クレンペラー最晩年の録音で優秀録音といえる名盤です。

LFA さん | 千葉県 | 不明

0
★
★
★
★
★
「特異な名演」という言葉があるとしたら、...

投稿日:2017/08/12 (土)

「特異な名演」という言葉があるとしたら、まず思い浮かぶのが、ケーゲルの「田園」(サントリーライブ)と、このクレンペラーの「夜の歌」である。この場合の「特異」というのは、同曲異演として他の演奏、他のディスクと比較する意味がない演奏と言う意味。この異形ともいえる交響曲を、まともに正面から演奏したら、間違いなく退屈で失笑しかねないスタイルになるはずのところ、正面からでもまとも過ぎに演奏することで、コレほどまでに奇跡とも言える偉大な演奏が産まれた。例えばこの演奏をAIに記憶させ、最新のコンピューターを使ってこのクレンペラーの演奏を再生しても、やはり陳腐になってしまうのではないだろうか?それほどまでに「凡演」とは、薄い剃刀一枚の差でここまの名演が生まれたという事実は、やはりどこかにミューズの存在を感じずにはいられない。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

プロフィール詳細へ

マーラー(1860-1911)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト