SACD

レクィエム、聖歌四篇 ジュリーニ&フィルハーモニア管、シュヴァルツコップ、ゲッダ、他(2SACD)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13345
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

ヴェルディ:レクィエム、聖歌四篇(2SACD)
ジュリーニ&フィルハーモニア管弦楽団


ジュリーニ壮年期の名盤。後年のDG盤とは大違いのピンと張り詰めたカンタービレの美しさと、深刻な情感の表出ぶりとが絶妙に併存した素晴らしい演奏です。当時のEMIならではの超豪華な独唱陣(シュヴァルツコップ、ルートヴィヒ、ゲッダ、ギャウロフ)と、名合唱指揮者ヴィルヘルム・ピッツ率いるコーラスも万全。1962年録音の『聖歌四篇』とのカップリング。
 カルロ・マリア・ジュリーニ[1914-2005]はイタリアのボルツァーノ出身、39歳で名門ミラノ・スカラ座の音楽監督に就任するなど、オペラ、そしてシンフォニー・オーケストラの指揮者として、古典派からロマン派まで、そしてドイツ、イタリア、フランス、スペインなどあらゆる音楽での名指揮者として活躍。日本での評価の高まりは欧米より遅くなりましたが、今なおその録音は世界的に評価を受けています。
 アナログ録音の超名盤を新リマスター音源によりSACDハイブリッドフォーマットで発売する「レジェンダリー・シリーズ」第9回リリース。海外スタジオ(アビー・ロード・スタジオ、他)にて、オリジナル・アナログ・マスター・テープより新規にリマスター、オーサリング。オリジナル・カヴァー・デザインを使用。歌詞対訳付き。

【収録情報】
● ヴェルディ:レクィエム


 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ニコライ・ギャウロフ(バス)
 録音時期:1963年9月16-21,23-27日、1964年4月7日

● ヴェルディ:聖歌四篇

 ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
 録音時期:1962年12月10-13日

 フィルハーモニア合唱団(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)

 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 プロデューサー:ウォルター・レッグ
 バランス・エンジニア:ネヴィル・ボイリング(レクィエム) ダグラス・ラーター(聖歌四篇)

 Digital remastering(P)2016
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

内容詳細

カルロ・マリア・ジュリーニとフィルハーモニア管によるヴェルディの「レクイエム」(1964年録音)。エリーザベト・シュワルツコップ、クリスタ・ルートヴィヒをはじめ豪華独唱陣が揃った歴史的名演。1962年録音の「聖歌四篇」とのカップリング。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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以前CDで持っており好きな演奏でしたが、強...

投稿日:2016/05/06 (金)

以前CDで持っており好きな演奏でしたが、強奏時の音の歪みが耳障りで処分してしまいました。その後はアバド/ウイーン盤やカラヤン/BPO(SACD)を聞いていましたが何となく物足りず、SACD発売を機にもう一度ジュリー二盤に戻りました。音の歪み感は皆無ではないものの随分と聞きやすくなっており、このくらいなら安心して音楽に浸れます。指揮者以外は非イタリア系の演奏家による演奏ですが、十分に熱くまたよく歌いこまれた演奏で、普段イタリアオペラでは少し違和感を感じるシュワルツコップやゲッダの声の響きもここではバランスよく溶け合っています。やはりこれが私の一番好きなレクイエムの演奏かな。

Ochs さん | 神奈川県 | 不明

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若き日のジュリーニならではの壮絶な名演。...

投稿日:2010/11/20 (土)

若き日のジュリーニならではの壮絶な名演。ジュリーニと言えば、最晩年のゆったりとしたテンポ(中には、常識はずれのスローテンポの演奏もあり)による巨匠風の名演の数々のイメージが強いために、温厚篤実な演奏をする指揮者との印象を持たれがちであるが、若き日、特に1960年代の演奏は、凄まじいまでの迫力溢れる豪演の数々を行っていた。本盤は、そうしたジュリーニの若き時代の芸風を端的に表しているものと言える。ジュリーニは、数多くのイタリアオペラを指揮・録音しているが、本盤でも、そうしたイタリアオペラを得意としたジュリーニならではの歌謡性豊かな指揮と、若き日の生命力溢れる力強い指揮が見事にマッチングして、いい意味でのバランスのとれた至高の名演を成し遂げるのに成功している。カラヤンやクレンペラーの薫陶を受けていた、黄金時代のフィルハーモニア管弦楽団や、合唱団や独唱陣も最高のパフォーマンスを示していると言える。聖歌四篇も、レクイエムに勝るとも劣らない超名演であると高く評価したい。本盤で惜しいのは録音。大音量の際に音がひずむということで、特に、レクイエムではそうした欠点が著しい。HQCD化によっても、そうした欠点がいささかも改善されなかったのは、演奏が素晴らしいだけに大変残念だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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