ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第9番『合唱』 カラヤン&ベルリン・フィル(1962)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG5305
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ドイツ・グラモフォン ザ・ベスト1200 VOL.2
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』(1962年録音)
カラヤン&ベルリン・フィル


カラヤンとベルリン・フィルにとって初となる、1960年代に録音されたベートーヴェン:交響曲全集からの分売です。ベルリン・フィルという黄金のオーケストラをパートナーに数々の名盤を生み出したカラヤンですが、その中でも1962年録音の『第九』は彼のベートーヴェン演奏における最良の形の一つとして、語り継がれている名盤なのです。(UNIVERSAL MUSIC)

【収録情報】
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』


 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
 ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
 ヴァルデマール・クメント(テノール)
 ヴァルター・ベリー(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ラインホルト・シュミット)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音時期:1962年10月8,9,12,13日、11月9日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 ルビジウム・クロック・カッティング

内容詳細

1960年代に録音された、カラヤンとベルリン・フィルにとって初となるベートーヴェンの交響曲全集からの分売。クラシックの黄金時代を築き上げた同コンビによる演奏の中でも、この1962年録音の「第九」は至高の名盤として語り継がれている一枚だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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カラヤンほどの指揮者になると一つの曲をビ...

投稿日:2011/12/09 (金)

カラヤンほどの指揮者になると一つの曲をビジネスライクに何回も録って都度加齢に伴うそれなりの評価を得て来たと申せましょう。例えば本盤を含むベートーヴェン交響曲全集だとセッションでは(A)1951〜1955年オーケストラPHO、(B)1961〜1962年BPO、(C)1975〜1977年BPO、(D)1982〜1984年BPOそしてライブで昨年話題になった日本での(E)1977年BPOがあり夫々その時代の演奏味わいがある様です。ただ私はブラインド・テストで聴くとその区別仕分けには自信が無いし昨今の技術ではカラヤン風演奏盤も制作が簡単でその辺りになりますと益々微妙な段階に入りつつあるのではないでしょうか。一般には他の方のレビューにもあります様に1950年代分はPHOを振る才気溢れる若きカラヤンの颯爽さ(若いと言ってももう40代半ば)、1960年代のものはまだ前任フルトヴェングラー残滓の残るBPOとの模索闘争、1970年代分はBPOで君臨しカラヤンスタイルの確立、そして最後の1980年代分は晩年の人生諦観の反映・仕上げとなるのは理解出来る処ではあります。さて、これら各交響曲全集で代表選手として第9番「合唱」をサンプリングして見ましょう。ちょつと煩わしいですがタイムデータでは(A)1955年@15’08A10’09B16’06CD24’06、(B)1962年@15’27A10’58B16’25C23’57、(C)1976年@15’20A10’03B16’50C24’22、(D)1983年@15’34A10’26B15’24C24’20、(E)1977年@15’00A9’50B16’18CD25’02(拍手込み?)といった具合で演奏自体段々とより豪華になって来たものの時間のかけ方にはほとんどブレがなくカラヤンのしっかりしたスタンスが窺えます。本盤1962年BPOとのベートーベン交響曲第9番「合唱」は前述したように楽壇帝王のスタート?に相応しい充実した仕上がりになっており、その抜群さは周知の通りと思われます。多分その演奏のスタンダード的な無難性もありますが向上期を迎えつつあるカラヤンとBPOとの緊張感ある成果が「均整」感を伴った結果でもありましょう。フランス・ディスク大賞受賞をはじめ、高品位ハード・ガラス製音楽CDガラスCDにカッティングされたもの(値段は20万円!)が販売されたりもしましたね。第1楽章の推進力から思わず引き込まれます。全体通して満ち溢れるBPOの機動力が当時このオーケストラの新しい時代を告げた様に聴こえたものです。独唱陣もグゥンドラ・ヤノヴィッツ(S,当時25歳)、ヒルデ・レッセル=マイダン(A,41歳)、ヴァルデマール・クメント(T,33歳)、ヴァルター・ベリー(B,33歳)と当時54歳のカラヤンとバランスとれた年配の面々の各声が朗々と抜けているのも花を添えました。合唱はカラヤンいつものウィーン楽友協会合唱団で必ずしも評価が高い方ではありませんが私には気になりませんでした。本第九、ずうっと聴き継がれる名盤でこの価格、カラヤン以下全体気概に満ちた最高ランク演奏に思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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