シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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SACD

ドン・ファン、ティル・オイレンシュピーゲル、死と浄化 フルトヴェングラー&ウィーン・フィル

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS12903
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

フルトヴェングラー/リヒャルト・シュトラウス:管弦楽曲集

演奏と音質の両面で特筆すべきR.シュトラウスの名演集。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. スメタナ:交響詩『モルダウ』
2. リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 op.20
3. リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 op.28
4. リヒャルト・シュトラウス:交響詩『死と浄化(変容)』 op.24

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1951年1月24日(1)、1954年3月2日(2)、1954年3月3日(3)、1950年1月21,23,24日(4)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(セッション)
 SACD Hybrid

収録曲   

総合評価

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5.0

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スピーカーからの距離をいつもより僅かに離...

投稿日:2013/02/11 (月)

スピーカーからの距離をいつもより僅かに離れて聴くといい感じです。各氏絶賛のレヴューごっともで大変すばらしいと思います。SACDしか聴き始めていませんが、今それで聴けるから..と先日なにか天啓を受けたような気がします。特に(死と変容)には絞り出すようなロマンを感じざるを得ません。濃密で渦巻くラストまでスケールの大きさは驚きです。

レオブルー さん | 東京都 | 不明

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 音の良さにビックリです。『モルダウ』の...

投稿日:2011/12/24 (土)

 音の良さにビックリです。『モルダウ』の冒頭,この清らかさは最新の録音でも出せないのではないかと思ってしまうほど。管楽器,打楽器が,あたかも眼前で鳴らされているような臨場感。指揮者とオケが徐々に大きく広くなっていくモルダウ川を見事に描ききる。R.シュトラウスの3曲も演奏・録音共,見事というほかない。私の中で,フルトヴェングラーが他の指揮者を圧倒しているのが“起伏の演出”。それを最良の形で聴かせてくれる見事なアルバム。

masato さん | 新潟県 | 不明

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これまでの既発売のフルトヴェングラーでは...

投稿日:2011/02/27 (日)

これまでの既発売のフルトヴェングラーでは考えられないような超高音質SACDの登場を大いに歓迎したい。弦楽合奏の圧倒的な重量感、高弦の艶やかな響き、金管楽器や木管楽器のブリリアントな響きなど、とても1950年代の録音とは信じられないような鮮明な音質に生まれ変わったと言える。特に、R・シュトラウスの3曲は、もともとフルトヴェングラーの数ある録音の中でも比較的音質がいいことで知られていただけに、その効果は一層絶大で、最新録音に匹敵するような鮮度を誇っていると言っても過言ではあるまい。おそらくは、フルトヴェングラーSACDシリーズの中でも白眉の高音質と言えるだろう。いずれにしても、今般のフルトヴェングラーの遺産の一連のSACD化に向けてのEMIの所業は、フルトヴェングラーの圧倒的な名演だけにその意義は極めて大きく、正に歴史的な偉業と高く評価したい。モルダウは、決して急ぐことがないゆったりとしたインテンポによる彫の深い、そして雄渾な名演であるが、かかるフルトヴェングラーの卓越した至芸を鮮明な音質で堪能できるのが素晴らしい。特に、終結部の急流の部分は、従来CDだと音が団子状態でよく聴き取れないのが難点であったが、本盤においては相当程度分離して聴こえるのが見事。ドン・ファンは、冒頭の輝かしい響きの何という鮮明さ。その後は、各管楽器、弦楽器がクリアに分離して聴こえるのは驚異的であるし、低弦による迫力ある鮮明な響き、そしてソロヴァイオリンによるシルキーな美音には抗し難い魅力があると言える。ホルンの朗々たる響きも、古めかしさをいささかも感じさせない。フルトヴェングラーによる同曲の神髄を徹底的して追及することに根差した彫の深い濃密な表現が、今般の高音質化によって鮮明に再現された意義は極めて大きいと言うべきであり、同曲には圧倒的な音のドラマを構築したカラヤンの名演もあるが、私としては、一概に優劣は付け難いものの今後は本盤の方を愛聴したいと考える。ティルも圧巻の高音質。冒頭のホルンの音色が、従来CDだといささか古めかしく聴こえたが、本盤ではそのようなことはなく、音の鮮度が保たれているのは素晴らしい。その後も、金管楽器の生々しい響き、木管楽器の艶やかな響き、打楽器の迫力は唖然とするほどで、トゥッティにおいて、各楽器が鮮明に分離して聴こえるのは凄いの一言。フルトヴェングラーの表現は、ドン・ファンと同様に彫の深い濃厚さが支配しており、今般の高音質化によって、間違いなく同曲最高の名演の地位を獲得したと言っても過言ではないのではないか。死と変容は、フルトヴェングラーならではの壮絶にしてドラマティックな名演であるが、従来CDだと、特にトゥッティの箇所で、音がやや団子状態になるなど、今一つその至芸を満喫することが困難な面もあった。しかしながら、今般の高音質化によって、フルトヴェングラーが表現する死との凄まじい闘いや生についての天国的な美しさが、我々聴き手の肺腑を打つのに十分な力感溢れる高音質に生まれ変わっており、本名演の価値をより一層高いものとしたと言えるのではないか。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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