SACD

交響曲第2番『復活』 サイモン・ラトル&ベルリン・フィル、コジェナー、ロイヤル(2SACD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPGS50026
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

ラトル&ベルリン・フィル/マーラー:交響曲第2番『復活』

ラトルの『復活』の解釈は旧盤と基本的には同じもので、マーラーが20代終わりから30代前半にかけて完成した作品の熱い表現意欲、ときに極端なまでの振れ幅を見せる若き日の気持ちを大切にしたかのような音楽が印象的。
旧盤との違いは、要所の調節がさらに巧みになって彫りが深くなり、情報量が増大して大きな流れが形成されるようになった点と、オーケストラの表現力の圧倒的な差にありますが、これにはホールの違いや録音技術の進歩も関わっているものとも思われます。(HMV)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』


 ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
 マグダレーナ・コジェナー(アルト)
 ベルリン放送合唱団
 サイモン・ハルジー(合唱指揮)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2010年10月28-30日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 SACD Hybrid

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第1楽章:アレグロ・マエストーソ

ディスク   2

  • 01. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第2楽章:アンダンテ・モデラート
  • 02. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第3楽章:静かに流れるような動きを持って
  • 03. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第4楽章:原初の光<原光>「子供の不思議な角笛」から たいへんおごそかに、しかし素朴に(コラール風に)
  • 04. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:スケルツォのテンポで、荒々しく飛び出すように
  • 05. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:ふたたびきわめて明るく
  • 06. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:きわめて急速に速度をゆるめる。荘厳に。きわめて控えめに
  • 07. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:ふたたび控えめに
  • 08. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:ゆっくりと神秘的に
  • 09. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:やや動きを持って
  • 10. 交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章:高揚して、しかし急がずに

総合評価

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バーミンガム市立交響楽団の名演がまず思い...

投稿日:2013/01/30 (水)

バーミンガム市立交響楽団の名演がまず思い浮かぶが、これはベルリンフィルという優れた手兵でさらに自在に自分の思うところを描ききっている名演。この録音より少し前のウィーンフィルとの公演をFMで聴いたが、巨匠的に音楽の器が大きくなった。緩急自在なテンポもベルリンフィルやウィーンフィルの技なればこそだろう。響きの美しさ、壮麗さも印象的だ。ただし、バーミンガム盤のような若さゆえの覇気や鮮烈さは薄れており、その意味でも若き日の録音の素晴らしさを再認識させられる。また独唱者はもっと表現力の高い歌手を起用すれば、さらに演奏の質を高めるのに貢献しただろう。

eroicka さん | 不明 | 不明

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さすがはベルリンフィル!うまさはもう舌を...

投稿日:2012/07/08 (日)

さすがはベルリンフィル!うまさはもう舌を巻くばかり。けどなんだろう、完成された物には何かが欠落する。そんな感じがしてなりません。特にその欠落したものこそが、ラトル&バーミンガムの復活には充満していたように思えます。一概に”若さ”だとは結論付けられない何かなのです。

みたけ さん | 不明 | 不明

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サイモン・ラトルという音楽家には、これま...

投稿日:2011/12/17 (土)

サイモン・ラトルという音楽家には、これまで心底感動したと言うことはなかったのですが、この「復活」については1本とられました。 遅めのテンポであらゆる声部に目配りして、丁寧に音楽を作り出していく様は、これまでの多くの音楽家が表現してきたマーラー演奏を全て包み込んでしまうような新しいマーラー様式とでも言うような表現を感じます。また、その指揮に完全に呼応する、ベルリンフィルという超一流音楽家集団の素晴らしさには目を見張ります。美しい木管、力強い金管、しなやかな弦、渾身の一撃で参加する打楽器群など、どこをとっても欠点無です。このオーケストラは、いつもこのような全身全霊の音楽表現をするので、ひと昔前のウィーンフィルと競い合っていたと言う時代とは違って、いまやひとり横綱といった感があります。

youone さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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