CD 輸入盤

ロッシーニ:序曲集、ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ、他(1945)、『ウィリアム・テル』序曲(1953) トスカニーニ&NBC響

ロッシーニ(1792-1868)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OPK7061
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

『他の誰よりも見事なアッチェレランド効果を伴って胸がすく。』
平和到来の喜びが溢れたナチス・ドイツの降伏の翌月、
1945年6月にトスカニーニがセッション録音
EP盤『ウィリアム・テル』の大太鼓も注目!


ナチス・ドイツの降伏の翌月、トスカニーニがセッション録音したものはロッシーニ、ヴェルディとワルトトイフェルの『スケーターズ・ワルツ』でした。やはり平和到来の喜びが溢れたのでしょう。ここではその6月における正規録音を集めました。ちょっと風変わりな組合せですが、特殊な時期の録音という訳です。SPの復刻をしたかったのですが、ロッシーニの序曲はよい盤との出会いがなかったのでHMVのLPを使っています。ロッシーニが多いので53年の『ウィリアム・テル』序曲を加えました。これはRCAの売り物だったEP盤(45回転)の音のよさも味わってもらおうというものです。LP(やCD)では聴こえない大太鼓が聴こえます。(オーパス蔵 相原 了)

「特筆すべきは「ウィリアム・テル」で、同一演奏が二種類入っている。53年のLP時代であるが、RCAは音が良いということで、45回転のEP(1曲だけ収録)も出しており、付録として本CDに収められたのである。盤面をこする雑音が強かったり、第1部最後のチェロの高音がゆれたりするが、音質は間違いなくこの方が良い。艶があり、低音がよく出ており、大太鼓やティンパニの迫力がすごい。このEP盤の付録は大サービスだ。
 『セヴィリアの理髪師』を初めとするロッシーニ5曲については、今更付け加えることは何もない。まさにトスカニーニの自家薬籠中のものになっており、快速のアレグロはリズム感の良さによって踊り出したくなるくらい楽しく、ロッシーニ・クレッシェンドはトスカニーニならではの、他の誰よりも見事なアッチェレランド効果を伴って胸がすく。
 『スケーターズ・ワルツ』を大指揮者が振った例は他にない。これは軽音楽に属するものだからだ。それをトスカニーニが採り上げ、重量級シンフォニックな音楽に仕立てている。これをぼくが初めてラジオ放送で聴いたのは10代の終わりか20代の初めだったと思うが、腰が抜けるほどびっくりした。あまりにスケールが大きく、フレージングが大きく、ダイナミックな迫力が凄まじかったからである。曲想の変化に対する敏感さも最高だが、途中にかかるアッチェレランドやコーダの激しい盛り上げは完全に大シンフォニーである。」宇野功芳(オーパス蔵)

【収録情報】
・ロッシーニ:『セヴィリャの理髪師』序曲
・ロッシーニ:『チェネレントラ』序曲
・ロッシーニ:『どろぼうかささぎ』序曲
・ロッシーニ:『ウィリアム・テル』より『6人の踊り』
・ロッシーニ:『ブルスキーノ氏』序曲
・ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲(LP復刻)*
・ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲(EP復刻)*
・ヴェルディ:『運命の力』序曲
・ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ

 NBC交響楽団
 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

 録音時期:1945年6月、1953年*
 復刻原盤:運命の力、スケーターズ・ワルツ、6人の踊り:RCA-SP
 ウィリアム・テル:RCA-LP (LRY-9000)、RCA-EP
 ウィリアム・テル以外のロッシーニ序曲:HMV-LP

内容詳細

稀代の名演として知られるロッシーニ序曲集の復刻。力強くしなやかなカンタービレ、躍動感に満ちたクレッシェンドを堪能できる。トラック7以降は付録で、EP盤からの「テル」(打楽器の分離が良好)やシンフォニックな「スケーターズ・ワルツ」など、こちらも聴きごたえ十分。(友)(CDジャーナル データベースより)

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