ショスタコーヴィチ(1906-1975)

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CD 輸入盤

交響曲第10番 ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572461
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル


【収録情報】
・ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93

 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
 ワシリー・ペトレンコ(指揮)

 録音時期:2009年9月11-12日
 録音場所:リヴァプール、フィルハーモニック・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. Shostakovich: Symphony No. 10, Op. 93 [52:11] : I. Moderato [22:48]
  • 02. II. Allegro [04:09]
  • 03. III. Allegretto [12:15]
  • 04. IV. Andante . Allegro [12:59]

総合評価

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セールを機に購入。このディスクには参りま...

投稿日:2015/04/11 (土)

セールを機に購入。このディスクには参りました。サロネンの春の祭典を最初に聞いたような衝撃がありました。スコア良く読んで、「この曲は、ここまでちゃんと深読みしている曲なんだよ」と教えてくれるような明晰さと、それにとどまらない叙情性が共存してます。村井先生が現代オケならこのくらいできる、とおっしゃった第二楽章も全くその通りで、スクロヴァチェフスキの演奏が実はもっさりしていることを気付かてもらい、ペトレンコの「俺は世代が違うんだぜ」という声が聞こえそうです。第三楽章は本当に聞くべきところはあの音形の裏なんだよ、ということを教わりましたし、第四楽章も旋律線は長いけどクリア。最後のティンパニがとても素晴らしい。曲全体に録音が良いのでティンパニの16分音符が聞き分けられるし、細部に拘っているのをよくわからせてもらいました。この曲の構造を聞くならこのディスクが最右翼です。とはいえ、構造がクリアということは響きが薄いことでもあり、この曲の音響を聞くならカラヤンだと言うことも認識させられました。その意味で一粒で二度美味しいかも。この曲が好きならこの値段だし、購入を強く勧めます。

てつ さん | 東京都 | 不明

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私にとって,この曲に欠かせないのは,研ぎ...

投稿日:2011/11/21 (月)

私にとって,この曲に欠かせないのは,研ぎ澄まされた日本刀のような玲瓏な弦の高音。そして,その上で時に無邪気に戯れ,時に恐ろしく叫喚する管。特に,この10番の第3楽章後半から第4楽章の前半にかけて,カラヤンの新盤以上のものには出合ったことがない。美しさも度を過ぎると恐ろしさになる。岩手龍泉洞の底が見えるほどの澄み切った水中を覗くような…(ムラヴィンスキーの15番終楽章やハイティンクの5番第3楽章なども)。この演奏,ほんの僅かに弦・管に濁り(…?)を感じてしまう…。が,素晴らしい演奏であることは間違いない。この曲で,身を乗り出して聴けたのは,本当に久しぶりだ。

masato さん | 新潟県 | 不明

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いやいやいやいや,凄い天才の誕生でござい...

投稿日:2011/04/27 (水)

いやいやいやいや,凄い天才の誕生でございます.震災前の平日,休みで遅く起きた私はテレビを点けNHK-BSのN響演奏会で彼の指揮するマンフレッドを聴き,ぐいぐいと引き込まれ,指揮台に立つイケメン男にすっかりやられてしまいました.そこでHMVを覗いてみると彼のショスタコ全集が進行中.皆さんのレビューでは相当良さそうではありませんか.そこで続けざまにポチポチッと5,9,8,10と注文.聴いて驚きました.5,9は完璧とは言えませんでしたが(とはいえ素晴らしいですが),8,10は驚異的です.この指揮者は稀に見る逸材ではないでしょうか.単に「将来有望な若手」などというレヴェルではありません.響き,テンポ,音色の配合等々,交響楽のあらゆる語彙に通暁し,それらを思うままにコントロールできる驚くべき能力です.オケに自分の鳴らしたい音をほぼすべて実現させ,完全に自分の楽器にしてしまっています.この才能はグイード・カンテッリとか,カルロス・クライバー級かもしれません.YouTubeで2013年から首席に就任するオスロフィルで彼のチャイ5が聴けますが,何だか大変なことになってます.カッコ良すぎて,ちょっと胡散臭く見えるほどですか,向こう何年かで楽壇に君臨するクラシック界の王子となるのでしょう.まだ録音は殆どがお国ものですが,ベートーヴェンやマーラーなど王道ものでどんな演奏をするか,まずは楽しみです.

kamescian さん | 神奈川県 | 不明

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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

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