DVD 輸入盤

『春の祭典』、『火の鳥』 マリインスキー・バレエ、イオシフィディ、コンダウーロワ、他 ゲルギエフ指揮(2008)

バレエ&ダンス

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BAC041
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


ストラヴィンスキー:『春の祭典』、『火の鳥』
マリインスキー・バレエ、イオシフィディ、コンダウーロワ、他
ゲルギエフが見事に統率する!
初演時に物議をかもしたニジンスキー振付による「春の祭典」映像!


1913年5月29日、に初演されたのと同じ振付けによるバレエ「春の祭典」の映像。ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)による初演で、会場はシャンゼリゼ劇場、初演指揮者はモントゥーで、当時けが人も出る程の大騒動となったいわくつきの舞台です。振付を担当したのは、ディアギレフの秘蔵っ子で、1909年にヴェルサイユで素晴しいダンスを披露して一躍フランス中の有名人となったニジンスキー。彼は、振り付けや指導の経験がほとんどないにも関わらず振付を担当しました。冒頭、ダンサーたちが足を内側に曲げて頭を下げて足をふみならすという動きは当時のバレエ界ではありえないものでしたし、ニジンスキーの複雑な振付のおかげで、リハーサルに膨大な時間を要しました。様々な困難と混乱を経て迎えた初日の舞台を観た観客もまた、大混乱に陥りましたが、これこそが20世紀バレエの幕開けとなったのです。この「春の祭典」はあまりに前衛的だったため、8回公演されたあと、演目レパートリーから外されるという憂き目をみました。ニジンスキーは振付を舞踊譜に残しておらず、「春の祭典」は一度再演の機会はあったものの、またすぐ封印されていました。ここに収められた振付は、初演から実に70年経った1983年に、二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)が様々な資料を検討して再構築した振付によるもの。マリインスキー劇場の誇るトップダンサーたちが、当代一のカリスマ指揮者、ゲルギエフ指揮による音楽で踊ります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
バレエ『火の鳥』
 振付・台本:ミハイル・フォーキン
 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 舞台装置・衣裳:アレクサンダー・ゴロヴィン、レオン・バクスト、ミハイル・フォーキン
 出演:
 エカテリーナ・コンダウーロワ(火の鳥)
 イリヤ・クズネツォフ(イワン王子)
 マリアンナ・パヴロワ(王女)
 ウラジーミル・ポノマレフ(不死身のカシチェイ)
 他、マリインスキー・バレエ

バレエ『春の祭典』
 振付:ヴァースラフ・ニジンスキー(ミリセント・ハドソンによる再構築版)
 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 舞台・衣裳:ニコラ・レーリヒによる(ケネス・アーチャー監修)
 出演:
 アレクサンドラ・イオシフィディ(選ばれし生贄の乙女)
 エレナ・バジェーノワ(300歳の女−長老)
 ウラジーミル・ポノマレフーミ(賢者)
 他、マリインスキー・バレエ

 演奏:マリインスキー歌劇場管弦楽団
 指揮:ワレリー・ゲルギエフ

 収録時期:2008年6月
 収録場所:サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場(ライヴ)

 ボーナス映像(38分、字幕:英語、フランス語)
 ・バレエ・リュスに関するドキュメンタリー、
 ・二人の舞踊研究家(ミリセント・ハドソン、ケネス・アーチャー)のインタビュー

 総収録時間:123分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM stereo / Dolby digital 5.1
 NTSC
 Region All

総合評価

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2013年は「春の祭典」初演100周年というこ...

投稿日:2013/08/01 (木)

2013年は「春の祭典」初演100周年ということで、毎月のようにディスクが発売されているが、ニジンスキー振り付けのバレエ演目のディスクは見当たらない。今年の5月にパリのシャンゼリゼ劇場でこのディスクと同じメンバーで再演されたようで、ぜひともその時の模様を発売してもらいたい。理由は、これの映像編集が全くもって不十分だからだ。曲と振り付けが消化不良のまま編集されているために、二人の天才の合作であるところが伝わってこない。「春の祭典」の真骨頂である複合的リズム(ニジンスキーの振り付けはストラヴィンスキー以上に複合的といわれている)からなるバレエの様相をもてあましている。それにしても、最後の「いけにえの踊り」の振り付けは傑作である。わずか5分足らずの踊りではあるが、目頭が熱くなった。「春の祭典」で泣きそうになったのは初めての体験であった。

ねこ さん | 大阪府 | 不明

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火の鳥が4点、ハルサイが2点の平均3点。録...

投稿日:2012/07/08 (日)

火の鳥が4点、ハルサイが2点の平均3点。録音・録画の点の減点は会場の咳払いがうるさいこととホルンが弱いこと。マイクのセッティングの問題と思われる。カメラがどこを取りたいのか、よくわからないことは準備不足か腕の問題か。振り付け・演出の面から見ると火の鳥はオーソドックスなため安心して見れた(カスチェイがいいね)。別にウィーン・フィルとの演奏とセットで見ると、又別な興味も。ハルサイは舞台上のドタバタ感が気になった。一番の問題が、オケのアクセントポイントと舞踏のステップポイントがずれること。弱拍で踏み込む音が入るため、音楽のみで楽しむ時とは違うポリリズムが楽しめる(笑)。息を呑むようなゲネラルパウゼの間、ドタバタという足音。あまり音楽に合わせるという意識がないようで、全体がバラバラ。全体での振り付けがずれるのも気になる。演出なのか、お国柄なのか、ある意味では興味深い。ゲルちゃんの演奏で、最後のゲネラルパウゼがかなり長いことが、具体的に舞台上で確認できる点は◎。CDでも不満だった、本気で全力のゲルちゃんのハルサイが聴いてみたい。

tomorrowsky さん | 福島県 | 不明

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もともと春の祭典ってバレエなんです。なの...

投稿日:2011/07/27 (水)

もともと春の祭典ってバレエなんです。なのに映像作品としてソフトがほとんど出ていないのは寂しい。貴重な一枚ですよこれは。

セクスィー部長代理 さん | 千葉県 | 不明

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