CD 輸入盤

ニューイヤー・コンサート2010 プレートル&ウィーン・フィル(2CD)

New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4782113
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

巨匠プレートル&ウィーン・フィル
2度目のニューイヤー・コンサート!


全世界に生中継される、ウィーンの新年祝賀行事、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。2010年は、フランス出身の巨匠ジョルジュ・プレートルが2年ぶりに登場します。前回、大成功を収めたニューイヤー・コンサートは、全世界で13万枚近いセールスを記録、その後の彼の人気は日本でもうなぎのぼりで、最近はウィーン・フィル定期演奏会の常連になるなど、オーケストラとの関係も良好なプレートル。85歳とは思えないエネルギッシュな指揮で再び世界の音楽ファンを楽しませてくれることでしょう。

【ジョルジュ・プレートル】
プレートルとウィーン・フィルの関係は非常に長く、クナッパーツブッシュの代役として最初に定期公演を指揮したのが1963年のことと言いますからすでに46年になりますし、また、ウィーン・フィルの母体であるウィーン国立歌劇場には、カラヤンの招きで1962年にリヒャルト・シュトラウスの『カプリッチョ』でデビューしています。
 プレートルはオペラ指揮者、バレエ指揮者、コンサート指揮者として、どの分野でも優れた才能を発揮してきましたが、近年は主にコンサート指揮者として活躍中。
 クリュイタンスに指揮法を師事したプレートルの芸風は洗練されたものですが、細部表現へのこだわりやドラマティックなダイナミズムの追求にも見事なものがあり、若い頃にプーランクやマリア・カラスの信頼篤かったという話も十分に頷けます。
 しかし、そんな実力にも関わらず、レコーディングにはあまり恵まれていないようで、それに比例するかのように日本での人気も今ひとつでしたが、コンサート・ファンの間ではその人気には根強いものがあり、必ずといってよいほど深い満足感を得られる彼のコンサートは、ヨーロッパではすでに磐石の人気、最近では日本でも熱心な愛好家の数が増加しつつあるようです。

【プレートルの注目盤】
 その証左ともいえるのが、1992年のヴァルトビューネ・ライヴDVDでしょうか。ここではベルリン・フィルがいつになく張り切っており、聴衆の盛り上がりもすごいことになっています。
 2005年のフェニーチェ座でのニューイヤーDVDも立派な内容でした。オペラの序曲や間奏曲、そしてアリアまで含めたこのコンサートは華やかな雰囲気もあって実に楽しい仕上がりです。
 ドイツのヴァイトブリック・レーベルから発売された、一連の大曲シリーズも好評でした。1985年から1991年まで首席客演指揮者を務めたウィーン交響楽団とのマーラーの交響曲第5番交響曲第6番ベートーヴェンの交響曲第9番、そしてブルックナーの交響曲第8番という強力なアイテムばかりで、どれも大きな話題を呼んでいました。

【今回の曲目】
 前回は初登場ということもあり、ワルツやポルカ、ギャロップによる構成でしたが、今回は、オペラ指揮者でもあるプレートルの持ち味を生かせる序曲が3曲選ばれているほか、フランス出身ということにも配慮して、シュトラウス1世の『パリのカーニヴァル』という珍しい曲や、フランスといえばシャンパンということもあってか(?)、定番の『シャンパン・ポルカ』に加え、デンマークのロンビによる『シャンパン・ギャロップ』も演奏される予定です。

【収録予定曲】
・J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲
・ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『女心』Op.166
・J.シュトラウス2世:ポルカ『クラップフェンの森で』Op.336
・J.シュトラウス2世:ポルカ・シュネル『恋と踊りのときめき』Op.393
・J.シュトラウス2世:ワルツ『酒、女、歌』Op.333
・J.シュトラウス2世:常動曲Op.257
・ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
・J.シュトラウス2世:ワルツ『ウィーンのボンボン』Op.307
・J.シュトラウス2世:シャンパン・ポルカOp.211
・J.シュトラウス2世:ポルカ・マズルカ『心と魂』Op.323
・J.シュトラウス1世:『パリのカーニヴァル』Op.100
・オッフェンバック:喜歌劇『ライン川の水の精』序曲
・E.シュトラウス:カドリーユ『美しきヘレナ』
・J.シュトラウス2世:ワルツ『朝の新聞』Op.279
・H.C.ロンビ:シャンパン・ギャロップ
・J.シュトラウス2世:Op.373
・新年の挨拶
・J.シュトラウス2世:ワルツ『美しき青きドナウ』Op.314
・J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲Op.228
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョルジュ・プレートル(指揮)

 録音時期:2010年1月1日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール


歴代ニュー・イヤー・コンサート
1939 クラウス(1)(第1回のみ大晦日開催)
1941 クラウス(2)
1942 クラウス(3)
1943 クラウス(4)
1944 クラウス(5)
1945 中止
1946 クリップス(1)
1947 クリップス(2)
1948 クラウス(6)
1949 クラウス(7)
1950 クラウス(8)
1951 クラウス(9)
1952 クラウス(10)
1953 クラウス(11)
1954 クラウス(12)
1955 ボスコフスキー(1)
1956 ボスコフスキー(2)
1957 ボスコフスキー(3)
1958 ボスコフスキー(4)
1959 ボスコフスキー(5)
1960 ボスコフスキー(6)
1961 ボスコフスキー(7)
1962 ボスコフスキー(8)
1963 ボスコフスキー(9)
1964 ボスコフスキー(10)
1965 ボスコフスキー(11)
1966 ボスコフスキー(12)
1967 ボスコフスキー(13)
1968 ボスコフスキー(14)
1969 ボスコフスキー(15)
1970 ボスコフスキー(16)
1971 ボスコフスキー(17)
1972 ボスコフスキー(18)
1973 ボスコフスキー(19)
1974 ボスコフスキー(20)
1975 ボスコフスキー(21)
1976 ボスコフスキー(22)
1977 ボスコフスキー(23)
1978 ボスコフスキー(24)
1979 ボスコフスキー(25)
1980 マゼール(1)
1981 マゼール(2)
1982 マゼール(3)
1983 マゼール(4)
1984 マゼール(5)
1985 マゼール(6)
1986 マゼール(7)
1987 カラヤン(1)
1988 アバド(1)
1989 クライバー(1)
1990 メータ(1)
1991 アバド(2)
1992 クライバー(2)
1993 ムーティ(1)
1994 マゼール(8)
1995 メータ(2)
1996 マゼール(9)
1997 ムーティ(2)
1998 メータ(3)
1999 マゼール(10)
2000 ムーティ(3)
2001 アーノンクール(1)
2002 小澤征爾(1)
2003 アーノンクール(2)
2004 ムーティ(4)
2005 マゼール(11)
2006 ヤンソンス(1)
2007 メータ(4)
2008 プレートル(1)
2009 バレンボイム(1)
2010 プレートル(2)
2011 ヴェルザー=メスト(予定)

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
余計な手を加えられていないライヴ盤はやは...

投稿日:2012/08/17 (金)

余計な手を加えられていないライヴ盤はやはりいいものです。2008年も素晴らしかったが、今回は2回目だけあって、いっそう和やかでくつろいだ雰囲気がこちらを幸せな気持ちにしてくれます。ウィーン・フィル(の「当然の」一軍)の美しい響き!やはり世界一のオーケストラなんだと思わせてくれます。 ただ、CDの編集に苦言! 第2部の最初の2曲を何故CD1に収録したのか? 時間は余裕があるので、シンプルにCD1=第1部&CD2=第2部にするべき! PS:つよしくん サンへ「であると高く評価したい。」こういう「上から目線」やめましょうね。あなたみたいにダラダラと長文を垂れ流す下世話な人間とは違って、演奏家たちは立派な人なんですからね!!

影の王子 さん | 大阪府 | 不明

4
★
★
★
★
★
2回目の登場になる2010年は、とりわけ...

投稿日:2011/10/25 (火)

2回目の登場になる2010年は、とりわけ素敵で楽しいコンサートになりました。前半、後半ともにオペラの序曲で開始されるというプログラムの構成も上手いもので、選ばれている作品もめりはりがあり、とても魅力的です。おそらく、今までに振ったどの指揮者よりもウィーンの3拍子を表情豊かに演奏しているのではないでしょうか。たとえば、生粋のウィーン子のボスコフスキーの指揮でさえモダーンな感じがするほどです。 この指揮者は、上手い具合に年輪を重ねてきたなあと言う印象です。独特のボクサーのような容貌も味があるし、その音楽はまさに味のたっぷりしみこんだ、フォンドボーです。

youone さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
★
「こうもり」からして、遊びまくり。ウィー...

投稿日:2011/02/16 (水)

「こうもり」からして、遊びまくり。ウィーン&フランスの瀟洒な遊びがこれでもか!というほど続く。スマートでイキなクラウスのライブ(蔵)と双璧だろう。クライバーじゃとても相手にならない。「ドナウ」も超名演。他の曲も、あまり鮮明ではないライブ録音なのに、香りがいっぱいだ。すごい。毎年プレートルでいい。

ushio さん | 東京都 | 不明

0

New Year's Concertに関連するトピックス

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品