シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD

『死と変容』、メタモルフォーゼン、4つの最後の歌 カラヤン&ベルリン・フィル、ヤノヴィッツ

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4626
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ザ・オリジナルス Special
アナログ時代の音源をハイ・ビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズのリニューアル!(一部デジタル録音も含みます)
不滅の名盤がルビジウム・カッティングで更に蘇る!


R.シュトラウス:死と変容、メタモルフォーゼン、4つの最後の歌
カラヤン&ベルリン・フィル、ヤノヴィッツ


若い頃病身で、死の危機に直面したこともあったシュトラウスの心境を音化したものといわれる『死と変容』。戦争の破壊による「取り返しのつかない消失についての嘆き」を表した『メタモルフォーゼン』、最晩年の作品の中でも最も傑出した『4つ最後の歌』。シュトラウスを得意としたカラヤンの告別三部作。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
R.シュトラウス:
・交響詩『死と変容(浄化)』op.24
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

 録音時期:1972年11月、1973年1月、2月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

・変容(メタモルフォーゼン)AV.142〜23の独奏弦楽器のための
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

 録音時期:1969年8月
 録音場所:スイス、サンモリッツ、フランス教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

・4つの最後の歌
 グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

 録音時期:1973年2月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

【OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)】
オリジナル・アナログ・マスターテープに詳細に記録されている録音データに基づき、DGが開発した最新のテクノロジー「オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング」(略してOIBP)による、録音テイクごと丁寧にバランスやアコースティックを調整して、演奏家が望んだであろう、そして、エンジニアが録ろうとしたであろう、オリジナル・サウンドをより鮮明に、より表現豊かに再現しています。1本のマスター・テープのために割く作業内容は、大変に神経のいるもので、出来上がるまでにかなりの時間を要します。このように制作されたアルバムは、また新たな感動をもって聴くことができます。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

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カラヤンは、やはり哲学と精神性かそういう...

投稿日:2012/03/31 (土)

カラヤンは、やはり哲学と精神性かそういうのではなくて、「演出家」なのでろう。 音楽作品とは、作曲者の色々な意図が詰め込まれたものであり、そこから読み取るべきは、個人の感情論だとか哲学的なものではなく、「表情」そして「音楽そのもの」ではないだろうか。 それを「うわっつらだけ」だとか、「深みがない」なんて言って切ってしまうあなた。あなたは「演奏者の思い込み」を感じるために音楽を聴いていらっしゃるのでしょうか。 いや、もちろんそれもひとつの楽しみ方ではありますが、 この音源を聴いてみてください。 見えるでしょう。「作曲者の思い描いた世界」が。 ただ純粋に、音によって見せられるこの美しさこそが、曲の本性ではないでしょうか。 リヒャルト・シュトラウスという人は、確かに音楽の外面ばかりに気を使っていた人のようで、つまらない曲が多いのは否定しません。 しかし、この音源に収録されている曲は、そんな彼が見せたかった「感情」的なものではなく、「音世界」を見事なまでに美しく表現しきっております。 音に説得力さえあれば、内面がどうのと頑固に考えなくとも、 その音楽そのものに生きた表情が見えてくるものです。 全てのアンチカラヤン・アンチR.シュトラウスを語るものに是非お聴き願いたい一枚。 そしてカラヤン黄金時代最高の『演出劇』の一つであります。

あんぱん さん | 京都府 | 不明

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カラヤン&ベルリン・フィルの全盛時代に録...

投稿日:2010/02/11 (木)

カラヤン&ベルリン・フィルの全盛時代に録音された超名演である。カラヤンはR・シュトラウスを得意とし、あまたの名演を遺しているが、本盤におさめられた死と変容、メタモルフォーゼン、4つの最後の歌の3曲については、本盤の演奏こそがベストの名演と言うことができるだろう。死と変容については、各局面の描き分けが実に巧みであり、オーケストラの卓抜した技量をベースにしたダイナミックレンジも実にスケールの大きい雄大なものだ。いわゆる死の戦いの迫力も凄まじいものがあるが、他方、終結部の天国的な美しさも、これ以上は求められないような至高・至純の境地に達している。メタモルフォーゼンは、R・シュトラウスに直接了解をもらっての大型の編成による演奏であるが、ベルリン・フィルの圧倒的な弦楽合奏の迫力に唖然としてしまう。もちろん、技術偏重には陥っておらず、同曲に込められた作曲者の深い懺悔や悲哀のようなものを、カラヤンは圧倒的な統率力で描き尽くしている。4つの最後の歌は、メタモルフォーゼンと並ぶ作曲者の人生の最後を飾る畢生の名曲であるが、ヤノヴィッツの名唱も相まって、同曲をこれほど美しく演奏した例はほかにはないのではなかろうか。ルビジウムカッティングによる高音質化もなかなか成功しているように思う。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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