DVD

『カルメン』全曲 ゼッフィレッリ演出、クライバー&ウィーン国立歌劇場、オブラスツォワ、ドミンゴ、他(1978 ステレオ)(特別価格限定盤)

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TDBA80600
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
限定盤

商品説明

クリエイティヴ・コア
スタンダード・オペラ20 (STANDARD OPERA 20)
初回限定生産 新パッケージ(トールケース)

オペラDVD最強のラインナップを揃えた特別限定企画
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 在庫がなくなり次第終了となります。(クリエイティヴ・コア)
 
【内容】
収録された舞台は、1978年12月9日におこなわれたウィーン国立歌劇場でのプレミエ公演。このときの舞台はヨーロッパで生中継され、日本でもNHKが放映したのでご覧になった方も多いことでしょう。最近では、クラシカ・ジャパンでも放送されていましたが、こうして正規ソフト化されるとなるとファンにはやはり嬉しいもの。
 鳴り止まぬ拍手の中、〈前奏曲〉のタクトを颯爽と振り下ろすそのカッコよさは、とても言葉で言い表すことはできません。一瞬にして聴衆とオーケストラを魔法にかけてしまうクライバーの華麗な指揮ぶりを実際に映像で確かめられるはこのうえない喜びといえましょう。
 それにしても何というしなやかなフレージングとリズムのキレ! 48歳という壮年期にあったクライバーの生気に満ちた音楽の流れを聴いていると、もはやクライバーがいないという現実が信じられません。
 その場に居合わせた幸せな聴衆たちの熱狂は幕を追うごとに高まり、第2幕や第3幕ではクライバーが指揮台に登場しただけで万雷の拍手。なかなか演奏を始めることができません。
 『カルメン』はオペラとは別に管弦楽用組曲が存在するほどの名曲揃い。このためオペラとはいっても、いつになく指揮者を映すカットが多くなっており、身をよじるようにして音楽を煽りたてるクライバーや、背もたれに寄りかかり、注意深く舞台を見守るクライバーなど、その指揮姿をたっぷりと楽しむことができます。
 歌手陣では、豊かな美声を存分に駆使したドン・ホセ役のドミンゴがその演技とともに圧倒的に充実しており、「花の歌」などクライバーにも劣らぬスーパー・スターとしての存在感を示して見事です。

【収録情報】
・ビゼー:歌劇『カルメン』全曲
 カルメン:エレーナ・オブラスツォワ
 ドン・ホセ:プラシド・ドミンゴ
 エスカミーリョ:ユーリ・マズロク
 ミカエラ:イゾベル・ブキャナン、他
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 指揮:カルロス・クライバー
 演出:フランコ・ゼッフィレッリ

 収録:1978年12月9日 ウィーン国立歌劇場
 収録時間:154分
 画面:カラー、4:3
 音声:LPCM Stereo
 字幕:日本語・フランス語

*収録内容は現行品(TDBA0060)と同一です。

総合評価

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子供の頃から子守歌代わりに聞かされていた...

投稿日:2021/03/20 (土)

子供の頃から子守歌代わりに聞かされていたのが「カルメン」。 カラヤン、セガンとクライバーの映像作品を持っているが、 やはり「カルメン」と言えばクライバー盤。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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旧世代の本曲の舞台映像としては、本盤か87...

投稿日:2013/02/16 (土)

旧世代の本曲の舞台映像としては、本盤か87年レヴァイン/メトロポリタン歌劇場盤のどちらかです。スペクタクルとしてはメトだろうと思うのに実際は本盤のほうが上です。まずミカエラ(S)です。歌はあるいはメトのほうが上かもしれないが、白人であるので自然に感情移入できます。アップではやや年齢がみえるが、お胸など顔をうずめたくなるほどで、ホセ(T)ジプシー女だって?やっちまったなと十分思わせてくれます。さて、このオペラを観た後、だれもが口ずさむのは主役2人の歌(いい歌がいっぱいあるにもかかわらず)ではありません。そう、エスカミーリョ(Br)の闘牛士の歌です。性格もさっぱりして男らしく、恋愛の本質もわかっていて、刃物の扱いだけでなく全てにおいてTに優っています。カルメン(Ms)が心変わりするのも当然なのです。それを舞台で納得させられるかですが、声はメトのほうが上でしょう、しかし容姿はどちらも猿じみているのですが、やや本盤のほうがマシです。次にTです。よく歌えているのは本盤のほうです。が、マザコン気味に育ち、莫連女にいいようにあしらわれる役にはメトのカレーラスのほうが似合っています。いよいよタイトルロールですが、平均以上で気立てもよいSをふりきってふるいつきたくなるような魔性の女には残念ながらどちらもみえません。額のしわの方が嫌(メト)か首の太さのほうが気になる(本盤)かで選ぶほかありません。声や演技は本盤のスラヴ的鈍重さがメトより不利です。タイトルロールの歌手が容姿も素晴らしく踊りも上手なんてめったにあることではありません。だから、まわりには美女を配し、ダンサーをからませる必要があります。それでもごまかしきれないときは人海戦術です。しかし、活人画中で主要人物が紛れてしまってはいけない。そういうところをゼッフィレッリという方はよく心得ています。ピットのむこうに幕が開いたときオオッと思うのはこちらのほうです。第4幕では本物の馬に人を乗せ何頭も出してメト顔負けです。そして、本盤の最高の視覚の快楽は舞台にはなくなんと指揮者なのです。かの巨匠ミルヒ・シュトレーゼマンが来日時京都のお茶屋でインタビューに応じ「指揮者、見た目たいせつでーす。」と語ったのは誰一人知らぬ人とてありません。弟子のカラヤンが忠実に教えを守ったことは、ジャケ写などにうかがわれます。ただ、彼の場合意識的だったのが、天才C.クライバーに及ばないところで、音楽にまでわざとらしいだのやろうとしていることがみえすいているだのという非難を招いてしまいました。この公演で一番楽しんでいたのは間違いなくC.クライバーです。盛り上がると(声は出していないだろうが、)一緒に歌っていますよ。そして、ここは感情をこめてというときの両腕と上半身の動き、弱音のときの左手のヒラヒラ、逆に終結、余韻をたちきるかのような振り下ろし、強烈なタクトの下からの突き上げなどなど本曲で独自のバレーを編み出し踊っているみたいです。それが天然、自然で動きがしなやかなので目がはなせないのです。見る指揮者の究極です。正直、舞台は右片隅に小さくして終始彼の姿を映している映像が売り出されれば即決ゲットしますね。その反面、彼の12CDボックスはなかに名演の誉れ高いものもあるにかかわらず私は2度とかけたことはありません。姿なしでは無二の演奏とは感じないのです。最後に78年当時のウィーン国立歌劇場の観衆にもふれないわけにはいきません。皆様今日こそは一大イベントときばって着飾ってきていて大盛り上がりです。会場、観衆が所帯じみていては本当のオペラにはならないことを教えてくれます。舞台観衆一体となった祝祭を大昔の階上個室の貴族みたいに珍味佳肴を並べ、美女と一緒に、ワインを傾けながら観ることもやろうと思えばできるのだから有難いことです。

西荻椿山 さん | 東京都 | 不明

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購入後、DVD書籍の『オペラコレクション...

投稿日:2012/01/28 (土)

購入後、DVD書籍の『オペラコレクション』の創刊号でも販売されました。伝説の指揮者クラ様がオペラなのにやたら映ります。絵になるんですね。人気があるんですね。クラ様指揮のオペラとなるとやたらクラ様が映るような気がします。もちろん★5大満足です。

TKOクラシック さん | 神奈川県 | 不明

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