CD

エルガー/行進曲[威風堂々] ショルティ/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
POCL5172
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

「威風堂々」を演奏するロンドンpoの張りきる様子は見ものである。特に管楽器ののり方はかなりのもの。「エニグマ」の方はシカゴ響であるが、こちらは鋭いリズム感と明るく華麗なサウンドで聴きごたえのある演奏である。録音も良く迫力満点の一枚である。(さ)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 威風堂々*行進曲
  • 02. エニグマ変奏曲
  • 03. コケイン*序曲

総合評価

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イギリス紳士のノーブルなイメージを求めたいならプレ...

投稿日:2012/06/17 (日)

イギリス紳士のノーブルなイメージを求めたいならプレヴィンやボールトだろうが、かつての大英帝国の栄華を彷彿としたいならば圧倒的にショルティに分がある。輝かしい金管楽器の響きはまさに威風堂々そのものである。ケネス・ウィルキンソンが手掛けた録音ゆえに音質も水際立っている。《威風堂々》と《コケイン》は屈指の名演と言っても過言ではない。対する《謎》は、やや金管が強調されすぎている感が否めず、荒々しい印象を受ける。個人的にはボールトに軍配を上げたい。しかしながら、フリッツ・ライナー時代に次ぐ第二の黄金期を迎えていたシカゴ響のアンサンブルの正確さは抜きん出ており、悉く決まるアインザッツはさすがと言えよう。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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ショルティはその出身地にも拘わらず英国で...

投稿日:2011/04/04 (月)

ショルティはその出身地にも拘わらず英国での約十年の活動経歴からか同国の作曲家エルガー作品を結構残しており例えばエニグマ変奏曲は1974年CSO(本盤)、1979年LPO(DVD盤)、1996年VPOといった具合に収録されております。私は今回本盤CSO演奏盤(タイムトータル28’42)とVPO盤(タイムトータル29’00)を比べて聴いたのですがやはり先ず両者期間的に20年以上経過している・・・つまりショルティがそれだけ若く1974年当時62歳の生来彼の持っているある種の頑固さ・強引さがオーケストラの違い・・・何と言っても対照的とも思われますね・・・と相俟って結果そのものが多分異なって来た感じなのです。CSOの強力管楽器陣が印象的であることと比較的音楽のストリームを重視した様なVPO盤(以前VPO盤レビューでは「『角』がとれた」と表現しました)より各変奏曲の性格付けがストックとして区分色分けされ直球勝負的ではっきりしています。(あくまでVPO盤と比べての話しで)トップの主題の扱いがCSO盤では幾分長めにきっちりしていますが最終第13変奏曲・・・例の誰をイメージしたのか不明のメンデルスゾーンの序曲から借用したテーマ変奏部・・・から最終第14変奏曲にかけては余り引き摺らないであっさりしているので繰り返しになりますが曲の流れ的にはちょっと頼りなく感じました(この二つの変奏曲でCSO盤はタイム7’14に対してVPO盤は7’42とじっくり傾向)。本盤に含まれている行進曲「威風堂々」5曲と序曲「コケイン」は英国オーケストラLPOとの1976年の収録で前者はショルティの持つ頑固さが上手く威厳に結びついた様な演奏です。後者(タイム14’12)は私は初めて聴いたのですが「コケイン」というのはロンドン子、ロンドン街といった意味あいで確かにロンドンの街の喧騒ぶりとか人々の行き交う様子が描かれ曲想としては威風堂々的なフレーズや恋人たちを扱ったと思われるテーマではチャイコフスキーのロメオ&ジュリエット的な曲想が現れたりし最後は堂々ティンパニーを伴っての〆で楽しめました。両曲ともLPO自家薬籠の曲なのでしょう、ジャケットデザインも面白いですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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威風堂々はLP時代からのお気に入りで、特...

投稿日:2009/09/04 (金)

威風堂々はLP時代からのお気に入りで、特に第4番は自分の中でベスト・オブ・ショルティ?です。  エニグマ変奏曲も変にムード音楽風に流れない、キビキビした解釈が硬派ショルティっぽくて気に入ってます。

Mr. じじー さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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