シューベルト(1797-1828)

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CD

交響曲第9番『グレート』 朝比奈隆&東京都交響楽団(1995)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9359
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

朝比奈隆と東京都交響楽団の名演がDSDリマスタリングで7タイトル再発売!

朝比奈隆はその長い演奏活動のなかで、数多くのオーケストラと共演していますが東京のオーケストラでは都響と新日本フィルとの関係が特に深く、多くの名演が残されていました。それらは朝比奈の残した偉大な業績を追想するうえで欠かすことのできない記録です。新日本フィルとの共演は2008年2月に6タイトル再発売いたしました(FOCD9339、9340、9341、9342、9344、9345)。
 今回は、都響との共演7タイトルを生誕100年を記念してDSDリマスタリングで再発売いたします。
 都響との関係は1976年2月の初共演から継続的に続けられ、その演奏と信頼の積み重ねの中で多くの名演も生み出されましたが、シューベルトの演奏は希少です。この演奏は同時発売の『未完成』同様、1995年の阪神淡路大震災の直後におこなわれたコンサートのライヴ録音です。朝比奈は神戸の自宅から9時間を費やし脱出、その足で東京に向かい、聴衆の心配をよそに見事な演奏を成し遂げました。「文字通り“一度限りの舞台”で、私の生涯の想い出」と語った名演です。(フォンテック)

・シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
 東京都交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 録音:1995年1月22日、東京芸術劇場(ライヴ)

収録曲   

総合評価

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阪神大震災直後の東京でのコンサート。晩年...

投稿日:2012/11/21 (水)

阪神大震災直後の東京でのコンサート。晩年の朝比奈先生の「グレート」はテンポが遅く、律儀に反復しているので、いつも1時間近くかかり、まるでブルックナーのようだった。特にこれは阪神大災害直後の演奏だけに、異様な緊張感が朝比奈先生とオケを一つにし、稀有な演奏へ昇華させている。この日に演奏された「未完成」はあたかも鎮魂曲のようだが、「グレート」は災害なぞに負けてたまるかとばかり、力を振り絞り気宇壮大な演奏を展開している。海外でももっと知られてよい名盤である。

eroicka さん | 不明 | 不明

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期待通り、いかにも朝比奈先生の、気宇壮大...

投稿日:2011/09/02 (金)

期待通り、いかにも朝比奈先生の、気宇壮大な「グレート」。すべての楽章が一つ一つ固有のドラマと重みを以て展開され、全体の充実度は大変なもの。オケにやや粗さはありますし、もう少し個人技で「歌」を聴かせてくれるとよかったけど、ま、そのへんは気にせず、力のこもったこの演奏を堪能しましょう。まさしく、この世界は、「グレート」ですな。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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これは朝比奈隆の残した最良の録音の一つで...

投稿日:2011/03/01 (火)

これは朝比奈隆の残した最良の録音の一つであり、彼のいい意味での1990年代を代表する演奏である。(ちなみに翌年の2月16日録音の同曲と比べれば、その似て非なる出来の違いに愕然となる) また数多くある「ザ・グレイト」の代表的名演と言って差し支えないだろう。スケールの大きさ、指揮者の意思の明確さ、そして、あるべきところに音がある正統的な演奏と言える。録音はややシャープさを欠くが、そこがまた「音符よりも精神性が前面に押し出ている」と言う意味でプラスに働いている。万人にも、マニアにも、そしておそらく朝比奈嫌いのリスナーに対しても、充分説得力のある名演だと思う。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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