CD 輸入盤

交響曲第2番、第3番、ダッタン人の踊り、中央アジアの草原にて アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団

ボロディン (1833-1887)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4800048
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

タタール貴族の末裔いわれるボロディンの音楽は、オリエンタルでノスタルジックなメロディーが大きな特長。彼の交響曲のCDは何種類も出ていますが、このアンセルメ盤は現在もなお不滅の地位を獲得している名盤です。アンセルメがロシア音楽を振ると、各声部の鳴らし方が常に明るく軽く、そしてしなやかな運動性を有しているためか、どんな曲でもバレエ音楽のように聴こえます。特に、第2番の第2楽章が白眉です。(ユニバーサルIMS)

ボロディン:
・交響曲第2番ロ短調(1954年録音)
・交響曲第3番イ短調(1954年録音)
・『イーゴリ公』序曲(1954年録音)
・『イーゴリ公』より『ダッタン人の踊り』(1960年録音)
・交響詩『中央アジアの草原にて』(1961年録音)
 ローザンヌ・ジュネス合唱団(ダッタン人の踊り)
 ローザンヌ放送合唱団(ダッタン人の踊り)
 スイス・ロマンド管弦楽団
 エルネスト・アンセルメ(指揮)

 すべてステレオ録音
 録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 Recording producers:
 Victor Olof, Peter Andry (Symphonies, Overture)
 James Walker (In the Steppes of Central Asia, Polovstian Dances)
 Recording engineers:
 James Walker, Roy Wallace (Symphonies, Overture)
 Roy Wallace (In the Steppes of Central Asia, Polovstian Dances)

収録曲   

  • 01. 交響曲第2番、第3番、ダッタン人の踊り、中央アジアの草原にて アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団

総合評価

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ボトムズ・ファン的には、第2番の冒頭は、...

投稿日:2015/01/24 (土)

ボトムズ・ファン的には、第2番の冒頭は、やっぱこれだよね、という安心感が(笑)

JATP さん | 埼玉県 | 不明

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アンセルメは若い数学者から三十歳過ぎた頃...

投稿日:2013/08/22 (木)

アンセルメは若い数学者から三十歳過ぎた頃ディアギレフが率いるロシアのバレエ団の指揮者へ転向した為かフランス音楽と同じ様にロシア音楽を重要なレパートリーにしており、特に化学者だったボロディンの作品を演奏するのに両者何処か異業種からの変転に相通じるものがあるのでしょう・・・本盤は1954年アンセルメが71歳の時手兵SROを指揮して収録した交響曲第2番(演奏タイム@7’17A5’32B6’38C6’28)と第3番(同@7’10A8’42)がメインプログラムであります。どちらの曲も原色的な管弦楽の扱いが特徴的でボロディンのロシア臭がアンセルメの西欧風の美感におきかえられている処が聴くポイントでもありましょう。第2番第1楽章で貫かれて使用される冒頭主題・・・これもよくTVニュースのバックで流されていました・・・も本演奏ではやや当たりがあっさりソフトに感じました。第2楽章はちょっと遅めのテンポでのどかです。哀愁を含んだ緩徐楽章の第3楽章から第4楽章フィナーレへは熱気を帯びて雪崩れ込んで行きますが通して聴くと何となくその展開の「取り留めなさ」に今一頼りない感じはします。二楽章形式の第3番の方はボロディンの手が中途半端で若いグラズノフが譜面を整理しリムスキー=コルサコフが初演指揮したという作品で私自身このアンセルメ演奏盤以外は知りませんがまぁ有名な音楽家が多く係わった作品なのですね。憂いのある第1楽章からロシア色がより濃い作品となっていますが正直ファン必携とまでは入れ込み出来ませんでした。ボロディン歌劇「イーゴリ公」序曲(同10’34)もグラズノフがボロディンが弾いたピアノを覚えていて作った、という怪しげな曲なのですがこういう交響詩的な雰囲気はよりアンセルメに合っているみたいです。併録の「ダッタン人の踊り」(1960年録音、タイム11’17)及び「中央アジアの草原にて」(1961年録音、同6’43)は聴いておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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残響の乏しさはこのコンビの録音では良く見...

投稿日:2009/11/16 (月)

残響の乏しさはこのコンビの録音では良く見られるところではあるが、ともすれば何がしかの演出をしたがるボロディンの作品で、奇を衒わない淡々とした表情は捨てがたいものがある。20世紀初頭からコンサートでも結構頻繁に取り上げられてきた交響曲第2番に較べて、知名度が格段に低い交響曲第3番は実質的には再創作のような作品であり、またドラマティックな表情を見せる作品ではないが、2つの楽章がそれぞれロシア民謡を題材にした交響詩のような構成を見せて味わい深い。特徴的なのはロジェストヴェンスキー等、他の指揮者の演奏で第2楽章スケルツォの終止がX→Tとなっているのに対して、このアンセルメ盤のみはいきなりTで終止している点であり、このため他の演奏とかなり表情が異なって聴こえる。個人的には最初にこの曲を知ったのがアンセルメ盤であったこともあり、この方が気品のある表現に感じられる。

たまごかけご飯 さん | 東京都 | 不明

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