ニューイヤー・コンサート１９９１　アバド＆ウィーン・フィル

アバド／ニューイヤー・コンサート1991

クラウディオ・アバドの指揮した1991年のニューイヤー・コンサートのライヴ映像。ヨハン親子、ヨーゼフ、エドゥアルトらシュトラウス一族、あるいはその関連で組まれるこの名物コンサートで、モーツァルトやシューベルト、果てはお国もののロッシーニをフィーチャーした凝ったプログラミングはいかにもアバドらしいもの。近年のニューイヤー・コンサートでは、シュトラウス一族の秘曲をはじめ、これまでなかなか演奏されなかった作品が披露されることが定番となっていますが、そのアイデアの先駆けとなったとも言っても過言ではないでしょう。挿入されるウィーン国立歌劇場バレエ団の華麗な踊りも毎回の楽しみのひとつ。ここではゲルリンデ・ディルによる振り付け。映像監督はお馴染み、ブライアン・ラージ。

・歌劇『どろぼうかささぎ』序曲（ロッシーニ）
・ポルカ・マズルカ『踊るミューズ』作品266（ヨゼフ・シュトラウス）
・ポルカ（シューベルト／マデルナ編）
・ギャロップ（シューベルト／マデルナ編）
・ワルツ『求婚者』作品103（ランナー）
・ギャロップ『ため息』 作品９（J.シュトラウス１世）
・喜歌劇『くるまば草』序曲（J.シュトラウス２世）
・コントルダンス『もう飛ぶまいぞ』第１番 K.609（モーツァルト）
・コントルダンス 第３番 K.609（モーツァルト）
・ドイツ舞曲『そり遊び』（３つのドイツ舞曲から）第３番 K.605（モーツァルト）
・ワルツ『水彩画』 作品258（ヨゼフ・シュトラウス）
・ポルカ『百発百中』作品326（J.シュトラウス２世）
・カドリール『カルメン』 作品134（エドゥアルト・シュトラウス）
・皇帝円舞曲作品437（J.シュトラウス２世）
・ポルカ『ピーフケとプーフケ』 作品235（J.シュトラウス1世）
・狂乱のポルカ作品260（J.シュトラウス２世）
・ポルカ『恋と踊りに熱狂』 作品393（J.シュトラウス２世）
・ワルツ『美しく青きドナウ』作品314（J.シュトラウス２世）
・ラデツキー行進曲 作品228（J.シュトラウス１世）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　クラウディオ・アバド（指揮）
　映像監督：ブライアン・ラージ
　収録：1991年1月1日　ウィーン、ムジークフェラインザール（ライヴ）
　収録時間：94分
　画面：カラー、4:3
　NTSC
　Region All