ブルックナー (1824-1896)

人物・団体ページへ

DVD 輸入盤

交響曲第７番、他　ヨッフム＆コンセルトヘボウ管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

評価 : 5.0
★
★
★
★
★
(14)
レビューを見る 

基本情報

ジャンル
:
クラシック
カタログNo
:
ALTDVD008
組み枚数
:
1
レーベル
:
Altus *cl*
リージョンコード
:
ALL
発売国
:
International
信号方式
:
NTSC
画面サイズ
:
通常
色
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ヨッフム感動の日本公演、
コンセルトヘボウとのブルックナーがＤＶＤ化！

ライヴ録音のＣＤがベストセラーとなったことでも知られる巨匠ヨッフム最後の来日公演。その様子は、当時、テレビとＦＭで同時に放映され、熱心なファンのあいだでは、それを「ベータプロでサイマルキャストで録る」といったような話題で盛り上がっていたことが懐かしく思い出されます（サイマルキャスト⇒放送映像＆ライン音声同時記録機能のこと。短命でした）。
　今回は、NHKが最新の技術でオーサリングしており、20年以上前の演奏会収録とはとても思えないほど、きわめて鮮明でクリアーな映像が再現されているのが何よりのポイント。椅子に座りながらも表情豊かであたたかく元気なヨッフムの指揮姿や、名手揃いで「絵になる」コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏風景が堪能できます。
　しかも、音声素材はNHK FM放送用にPCM録音されたマスターを使用しているため、当時一般的だった映像作品の音声クオリティとは次元の異なる高水準な音質に仕上がっているのですから言うことがありません。
　これでようやく当時のくたびれたビデオテープを処分できるとお喜びの方もきっと多いことでしょう。
　演奏はとにかく素晴らしいもので、どこまでも広大な音楽のスケール感、聴かせどころは絶妙なアゴーギクで引き立たせるその手法は、この指揮者の演奏の頂点とさえ言いたくなる見事なもの。
　特にブルックナーでの強い感動は別格といいたい圧倒的なもので、高揚と沈潜の交錯、途方も無く深くしかも美しいたたずまいには、ヨッフムという指揮者の最良の部分が表れており、会場を包み込んだ深い感動がダイレクトに伝わってくるかのようです。
　中でも第2楽章アダージョはこれまで聴いたことのないほどの深みに達しており、まさに感涙ものの素晴らしさ。
　来日時のインタビューで「また日本にいらして」との問いに「神がお許しになれば」と笑顔を見せた澄みきった心境が演奏にも反映しているのでしょうか。崇高というほかない感動的な演奏となっています。

・モーツァルト：交響曲第33番変ロ長調 K.319
・ブルックナー：交響曲第7番ホ長調 WAB107
　アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
　オイゲン・ヨッフム（指揮）
　収録：1986年9月17日、人見記念講堂（ＮＨＫによる実況録画）

・特典映像『ヨッフム、ブルックナー第７番を語る』

　画面：カラー、NTSC、スタンダード(4:3)
　音声：リニアPCMステレオ
　

ＣＤは国内プレスとなります。

収録曲   

  • 01． ﾓｰﾂｧﾙﾄ:交響曲第33番
  • 02． ﾌﾞﾙｯｸﾅｰ:交響曲第7番

-特典映像-

  • 03． ｢ﾖｯﾌﾑ､ﾌﾞﾙｯｸﾅｰ第7番を語る｣

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
12
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
レビューを書く
★
★
★
★
★
ブルックナー愛好家の一家に一枚の名演だと...

投稿日：2021/03/20 (土)

ブルックナー愛好家の一家に一枚の名演だと思いますが、やはりこの演奏は映像がついている方がいい。ヨッフムさんの「大き過ぎる、大き過ぎる！ダメダメ！しーっ！」みたいな身振り手振りがここかしこで行われていたなんて、また他の方が書いておられた演奏後の表情も含め、音だけでは全くわからない。もったいない。ちなみに最後のヨッフムさんの表情ですが、そのお茶目さが垣間見えたような気がして、私は好感を持って観ていました。

R35sT さん | 熊本県 | 不明

0
★
★
★
★
★
素晴らしいです。美しい映像です。ネットで...

投稿日：2009/02/28 (土)

素晴らしいです。美しい映像です。ネットで噂だったヨッフム、2楽章ｸﾗｲﾏｯｸｽで椅子から立ち上がる(座って指揮してます)神のような姿、演奏終了後の愚かな聴衆の蛮声(ﾌﾞﾗﾎﾞｰではなく)にベロッと舌を出す茶目っ気(極東の愚民を蔑んだ、とは思いたくない)も全て映っています。CDに追加購入ですが、十分に価値ありです。もう一度、本当に素晴らしいです。他の方も書いてらっしゃるとおり、最後の獣声がブチ壊してますが(爆泣

tokiwa7jp さん | 千葉県 | 不明

4
★
★
★
★
☆
ヨッフムは後半楽章も軽視せず、むしろ４楽...

投稿日：2008/10/31 (金)

ヨッフムは後半楽章も軽視せず、むしろ４楽章コーダに頂点を持ってきている感すらある。それだけにその「最後の響き」を打ち消す様な「ぶぉぉぁぉーー」とゆう野蛮な獣声、それを聴いたヨッフムが思わず「ヴぇー」と舌だしする所、ガックリくる。ほんとにもどかしく、腹立たしい。無念、切腹。

獣声奇声に反対 さん | 獣声の里トウキョー | 不明

4

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブルックナー (1824-1896)

1824年：オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年：聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年：リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年：交響曲第1番完成。 1868年：音楽大学の教授に就任。 1869年：交響曲第0番完成。 1872年：交響曲第2番完成。 1873年

プロフィール詳細へ

ブルックナー (1824-1896)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

CD・DVD・レコード・本・ゲームを売るなら
HMV宅配買取