CD

ハーリ・ヤーノシュ、孔雀変奏曲、ハンガリー詩篇 ゲオルグ・ショルティ&ロンドン・フィル

コダーイ (1882-1967)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD3780
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ、孔雀変奏曲、ハンガリー詩篇
ゲオルグ・ショルティ&ロンドン・フィル


ショルティにとっては音楽の師でもあるコダーイの名曲集です。何れも40代の頃の録音で、若き巨匠のエネルギッシュな指揮ぶりを堪能できるとともに、故国の作曲家に対する愛情も感じられます。彼は3曲とも晩年に再録音しましたが、この初期録音も貴重な記録です。(メーカー資料より)

【収録情報】
コダーイ:
1. 組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
2. 孔雀の主題による変奏曲
3. ハンガリー詩篇


 ウィリアム・マッカルパイン(テノール:3)
 ロンドン・フィルハーモニー合唱団(3)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)

 録音時期:1955年(1)、1954年(2,3)
 録音場所:ロンドン
 録音方式:モノラル(セッション)

内容詳細

血沸き肉踊るここでの演奏を聴いていると、ショルティ若き日のエネルギッシュな指揮ぶりがまぶたに浮かんでくる。円熟の境に入ったシカゴ響との再録にはない土臭く直截な表現に好感をいだく。劇的構成力に優れた「ハーリ・ヤーノシュ」の躍動感が目覚しい。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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コダーイの管弦楽曲はハンガリー音楽には元...

投稿日:2013/06/12 (水)

コダーイの管弦楽曲はハンガリー音楽には元々東洋的民族音楽的雰囲気により親しみ易いものが多いだけに少し聴き慣れない曲もありますがじっくり楽しめるものが多いです。そうした曲をハンガリー出身の指揮者が扱いますと更に説得力のある演奏が記録されている様で本盤ショルティ/LPOによる収録分は少し古いモノラル分も含まれていますがショルティがまだ四十二,三歳の頃のギラギラした壮年期だけにハイ・テンションで確信に満ちた演奏かと思います。ハンガリーのある村でほら吹きの名物男ハーリ・ヤーノシュが宿屋で自分の武勇伝を語り始めようとした時、傍にいた若者がハーックション!とくしゃみをする・・・こうしたユニークなスタートをする組曲この「ハーリ・ヤーノシュ」は1955年の収録(トータルタイム20’58)であります。ショルティの「ハーリ・ヤーノシュ」演奏CDは他に1949年バイエルン国立Oを振ったもの(同22’25)、1993年CSOを振ったもの(同22’38)(1995年VPOとのDVDもある様ですよ)があり若干本盤演奏は前のめりな感じはしますが彼のエネルギッシュな指揮ぶりは勿論オーケストラLPOの奮闘ぶりがポイントでしょう。オランダのオーケストラARCO創立50周年記念に委嘱された「ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲」の民謡「孔雀は飛んだ」はかつてオスマン帝国支配下でのマジャール人を囚人になぞらえ、彼らの自由への情熱を歌ったものだそうで本盤1954年の演奏もの(同22’49)も曲運びがショルティ自身資質的に合ってもおり上手さ分る様な感じがします。ただ後年1996年VPOとの演奏もの(同24’05)と比べても変奏展開上ユトリも欲しい感じもしました。併録のW・マッカルパイン(T)との「ハンガリー詩篇」(1954年収録、タイム18’56)は残念ながら未聴であります。当面OKランクで・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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HMVレビューで「すべて世界初CD化」と...

投稿日:2009/01/28 (水)

HMVレビューで「すべて世界初CD化」とあるのは誤りで、正しくは「ハンガリー詩篇」のみ初CD化で、他の2曲は90年代に英デッカのHISTORICシリーズで発売されたことがある。 「詩篇」は初発売当時は同曲最初のレコードで英語歌唱。「ハーリ・ヤーノシュ」はショルティが残した3種の録音のうち2度目のもので、最もユーモアに乏しく聴き劣りがする。逆に面白いのが「孔雀」で、最晩年のウィーン・フィルとの快速テンポを更に上回る超高速で痛快。ショルティの得意曲だったようである。

鎌谷朝之 さん | 英国 | 不明

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