CD 輸入盤

交響曲第5番 シューリヒト&ウィーン・フィル(1963) 

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT089
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD

商品説明

シューリヒト&ウィーン・フィルのブルックナー5番、
10年ぶりに復活!

かつてドイツ・グラモフォンからリリースされていた「ウィーン・フィル150年記念ボックス」は、ゴージャスというほかない大物演奏家たちの個性的な名演が数多く収められたセットとして有名でしたが、このシューリヒトのブルックナーは、中でもクレンペラーの『運命』&『未完成』などと並んで最高の評価を得た演奏の一つでした。

 演奏は、徹頭徹尾、シューリヒト流のアプローチに貫かれた見事なもので、名人芸というほかない自在なオーケストラ・ドライヴにより、随所に感銘深いアゴーギクが刻印された壮烈な名演奏が実現されています。録音もモノラルとしてはかなり良好で、千変万化するオーケストラ・サウンドを心ゆくまで味わうことが可能なのが嬉しいところ。
 シューリヒトのブルックナーというと第9番と第8番が大人気ですが、この第5番は、それらよりもむしろシューリヒトの個性が色濃く投影されており、特に第4楽章でのそれは筆舌に尽くしがたいものがあるといえるのではないでしょうか。


ブルックナー:交響曲第5番
ウィーン・フィルハーモニー
カール・シューリヒト(指揮)
録音:1963年2月24日,ライヴ ORF収録

CDは国内プレスとなります。

総合評価

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これも、ブルックナーの交響曲第5番の名演...

投稿日:2009/05/17 (日)

これも、ブルックナーの交響曲第5番の名演というのではなく、シューリヒトの芸を聞くディスク。ステージに立ってこの曲を指揮した、まさにその時のシューリヒトの心象風景をそのまま再現したような、とでもいいましょうか。全体の構成云々ではなく、それぞれの瞬間瞬間で十分にパンチをくらわしておいて、ラストはラストで大盛り上がり。徹頭徹尾、シューリヒトにみんな引きずられたといった感じ。レコードを聴くというのではなく、一回限りのライヴにつきあうというつもりで聴くとよろしいでしょう。この演奏、私はいいと思いますけどねぇ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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シューリヒトの第5は、ヘッセン盤とシュト...

投稿日:2009/03/21 (土)

シューリヒトの第5は、ヘッセン盤とシュトゥットガルト盤がむしろ良い、と耳にしたので聞き比べた。シューリヒトはオーケストラの技量を良く把握した上で、最上の結果をコンサートで披露できるよう楽譜のカット等の判断を行っていた、と思った。指揮に、目の色を変えて食らいついていくウィーンフィルの凄みが、この盤には感じられる。他盤は3・4楽章でのカットも多い。DG盤で出た頃から、かさついているような低域不十分のCDだが、やっぱりウィーン盤が一番素晴らしいと思った。

としちゃん さん | 宮城 | 不明

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手持ちのブル5では一番テンポ変化が激しい...

投稿日:2009/01/31 (土)

手持ちのブル5では一番テンポ変化が激しい。狂信的カトリックのブルックナーをよく表している表現だと思う。日本人には受けが悪いかもしれないが、日本向けに味付けされた朝比奈さんやカトリックの雰囲気をまったく無くしたヴァントの演奏と好対照なので、おもしろいと思う。

のうえ さん | 京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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