チャイコフスキー(1840-1893)

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CD 輸入盤

幻想序曲『ロメオとジュリエット』、組曲『くるみ割り人形』 カラヤン&ベルリン・フィル

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
439021
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
オリジナル盤発売年
:
1994
フォーマット
:
CD

商品説明

チャイコフスキー:
・幻想序曲『ロメオとジュリエット』
・組曲『くるみ割り人形』Op.71a
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1982年9月録音、フィルハーモニー、ベルリン(デジタル)

収録曲   

  • 01. Andante No Tanto Quasi Moderato - Allegro - Molto Meno Mosso - Allegro Giusto - Moderato Assai
  • 02. 1. Ouverture Miniature. Allegro Giusto
  • 03. 2. Danses Caracteristiques. Marche. Tempo di Marcia Viva
  • 04. 2. Danses Caracteristiques. Danse de la Fee Dragee. Andante Non Troppo
  • 05. 2. Danses Caracteristiques. Danse Russe Trepak. Tempo di Trepak, Molto Vivace
  • 06. 2. Danses Caracteristiques. Danse Arabe. Allegretto
  • 07. 2. Danses Caracteristiques. Danse Chinoise. Allegro Moderato
  • 08. 2. Danses Caracteristiques. Danse Des Mirlitons. Moderato Assai
  • 09. 3. Valse Des Fleurs. Tempo di Valse

ユーザーレビュー

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本盤はカラヤンが74歳、演奏活動の最終コー...

投稿日:2012/12/11 (火)

本盤はカラヤンが74歳、演奏活動の最終コーナーに差し掛かる頃の1982年にBPOを振って得意のチャイコフスキー管弦楽曲を二曲収録したもので一頃の絶頂へと向かう勢いは影を潜めてはいますが実に音楽映えした出来上がりになった演奏かと思います・・・マァ指揮者も楽団も甘いも酸いも双方噛み分けたのでしょうか・・・。幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(タイム22’08)はカラヤンらしいドラマチックさを内包した演奏運びでまるで文字通りロマンチックストーリー映画を眼前でリアルに見ている様であります。この「ロメオとジュリエット」は当然カラヤンには他の収録盤があり手元資料では1946年VPO(同20’44)、1960年同じくVPO(同20’30)そして1966年BPO(同21’22)等でありますので又聴いてみたいですね。「くるみ割り人形」(トータルタイム21’57)はカラヤン節が健在?芽生えたのかBPOの華麗な演奏に乗って結構標題感情に沿って進めている印象を受けました。この曲も他の演奏のデータを紹介しておきましょう・・・1952年PHO(同23’06)、1961年VPO(同21’56)、1966年BPO(同23’04)。本盤演奏については高品質盤でもあり最高ランクにさせていただきましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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カラヤンはチャイコフスキーを得意としてお...

投稿日:2011/07/05 (火)

カラヤンはチャイコフスキーを得意としており、交響曲については全集を含め後期三大交響曲集を繰り返し録音するとともに、4度にわたるピアノ協奏曲やヴァイオリン協奏曲、そして主要な管弦楽曲など、とてつもない数の録音を行っているところである。本盤におさめられた幻想序曲「ロミオとジュリエット」及び組曲「くるみ割り人形」も、両曲ともにカラヤンによる4度目の録音に相当する(幻想序曲「ロミオとジュリエット」についてはウィーン・フィルとの1946年及び1960年の録音、ベルリン・フィルとの1966年及び本盤の1982年の録音が存在している。他方、組曲「くるみ割り人形」については、フィルハーモニア管との1952年の録音、ウィーン・フィルとの1961年の録音、ベルリン・フィルとの1966年及び本盤の1982年の録音が存在している。)。本盤はLP時代に、カラヤンの75歳の記念アルバムとして写真集が添付されていたのを記憶している。CD化されてからは、当該写真集は殆ど忘れられた存在となっているが、CDとしては比較的収録時間の少ない本盤だけに、かつての写真集を何らかの形で添付するなどの工夫を講じて欲しいと思う聴き手は私だけではあるまい。演奏については名演ではある。しかしながら、これは一般的な評価であり、カラヤンによる演奏としては必ずしもベストフォームにあるとは言い難いのではないだろうか。本盤におさめられた楽曲をカラヤン&ベルリン・フィルによる演奏で聴くのであれば、幻想序曲「ロミオとジュリエット」及び組曲「くるみ割り人形」ともに1966年の演奏をおすすめしたいと考える。本盤の演奏の録音は1982年9月。これは、カラヤンとベルリン・フィルの関係に深刻な亀裂が走ることになったザビーネ・マイヤー事件が勃発した時期に相当する。したがって、カラヤン&ベルリン・フィルという黄金コンビによる圧倒的な演奏にも陰りが出てきたと言えるところであり、本演奏にも前述の1966年盤にあった重厚さや華麗さがいささか減じていると言えなくもないところだ。もっとも、本演奏においても、カラヤン、そしてベルリン・フィルともにお互いにプロフェッショナルとして水準以上の演奏を行ってはいるが、過去の名演からすればいささか物足りないと言わざるを得ないことについては指摘しておかなければならない。録音は、リマスタリングが行われたこともあって、従来盤でも十分に満足できる音質であると評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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私はカラヤンを生を聞いた事ありませんが、...

投稿日:2010/01/10 (日)

私はカラヤンを生を聞いた事ありませんが、長年録音いろいろ聞いてきて晩年のBPO録音をOBIP化したものが結局彼の芸術を一番正確に伝えてくれていると思っています。その中でもこの録音は万人にお勧めできると思いました。BPOの重量スケール感と緻密さを併せ持つアンサンブルが見事に捉えられ、かつそれがキャイコフスキーの音楽性によく一致している。曲や録音によってはわざとらしく聞こえる極端なppやffもここでは曲想とよく一致している。ロメオとジュリエットにおけるささやきから雄大なる詠嘆、胡桃における珠玉の如き完成度、等。しかもOBIPによってDGのやや抜けの甘い音質が改善され、その真価の全貌が伝えられたと感じる。磨き上げた楽団と最高の録音でしかカラヤンの芸術の真価は伝えきれない。不可能なきが如き彼も、もう10年遅く生まれたかったとかどこかで読みましたが、判るような気がします。晩年のBPOと離縁も痛かったでしょうね。VPOではこんなスケール感や肌触りはとても出なかった。そういう意味でもこの種の録音は貴重に思える。

こもんせんす さん | 茨城県 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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