ヤナーチェク(1854-1928)

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CD 輸入盤

・スーク:人生の実り、ヤナーチェク:タラス・ブリーバ ターリヒ&チェコ・フィル

ヤナーチェク(1854-1928)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU3823
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

・スーク:交響詩『人生の実り』 Op.34
・ヤナーチェク:『タラス・ブリーバ』
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
 録音:1954年

2曲ともターリヒに縁のある曲。スークの大作『人生の実り』は1918年にターリヒがチェコ・フィルを指揮して初演、これは成功を収め、ターリヒの名声を高め、チェコ・フィルの関係強化に繋った、大きな意味を持つ作品です。もちろん万全の名演。また『タラス・ブリーバ』も、ブルノ初演の後、ターリヒがプラハ初演で指揮しています。ターリヒの指揮したヤナーチェクは意外に多くありません。これは昔から究めつけの名演として知られているものです。

スプラフォン・レーベル
ターリヒ・エディション!

SUPRAPHON社が、新たにヴァーツラフ・ターリヒ・スペシャル・エディションをリリースいたします。その第1回発売をご紹介いたします。
 ヴァーツラフ・ターリヒは1883年モラヴィアのクロメジーシュ生まれ。作曲家であった父親に音楽を学んだ後、プラハ音楽院でシェフチークにヴァイオリンを師事します。卒業後は、ベルリン・フィルにヴァイオリン奏者として入団し、翌1905年にはオデッサ歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任します。この頃から頭角をあらわし始めたターリヒは指揮もするようになり、1908年にはリュブリャーナ・フィルの指揮者となります。しかし、自分の専門技術と知識に満足していなかったターリヒは、1910年から1911年にかけてライプツィヒでニキシュやレーガーに師事して指揮法の研鑽を積み、1912年からピルゼン歌劇場の指揮者をつとめ、1918年にはチェコ・フィルに移り、1919年からは同オーケストラの首席指揮者に就任します。以後、22年間にわたってその地位にあり、チェコ・フィルを世界的なオーケストラへとパワーアップして黄金時代を築いた実績はあまりにも有名。その間、1931年から1933年にはストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、1935年からはプラハ国民劇場の音楽監督兼ねるなど、精力的に大活躍。
 しかし戦後はナチス占領下での言動が災いして戦犯容疑をかけられ逮捕、釈放後も指揮台に立てず、復帰は1946年9月。さらに1948年にチェコスロヴァキアに社会主義政権が樹立すると、ターリヒはプラハを離れ、スロヴァキア・フィルの首席指揮者を務め(1949-1952)、1953年にはプラハ戻ってプラハ放送交響楽団の指揮者(1953-1954)となり、1954年になるとようやくチェコ・フィルへの復帰を果たしています。しかし1955年以降はほとんど活動をせず、1961年3月16日に没しています。戦後のターリヒとチェコ・フィルは、どれも貴重なものなのです。
 SUPRAPHON 社は、2007年までに17タイトルをリリースの予定です(下記参照)。今回はそのうち第1回分の3タイトルをご紹介いたします。シリーズはどれも最新テクノロジーによるリマスターが施されているとのことです。

収録曲   

  • 01. Talich, Vaclav - Lebensreife Op. 34 (sinfonische D
  • 02. Talich, Vaclav - Taras Bulba (rhapsodie Fuer Orche
  • 03. 1. The Death Of Andri
  • 04. 2. The Death Of Ostap
  • 05. 3. The Prophecy & Death Of Taras Bulba

ユーザーレビュー

総合評価

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ヴァーツラフ・ターリヒがスプラフォンに残...

投稿日:2021/11/14 (日)

ヴァーツラフ・ターリヒがスプラフォンに残した録音をCD化したもの。 スークの『人生の実り』とヤナーチェクの『タラス・ブーリバ』を収録している。 両曲ともターリヒと縁のある曲だそうで、そういう意味でも興味深い。 ここで演奏しているのは長らく関係の深かったチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。 まだ国際化する前のローカル色豊かなチェコ・フィルの音色に、充実した演奏は見事です。 録音そのものは古いため、音は今ひとつですが、年代を考えれば仕方ないと言えるでしょう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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「交響曲変ホ長調」→「アスラエル」→「夏...

投稿日:2010/10/19 (火)

「交響曲変ホ長調」→「アスラエル」→「夏物語」と深化を続けたスークの最高峰がこの「実り」でしょう。そして「実り」を語る上で絶対に外せないのがこのターリヒ盤です。

Dewurich さん | 埼玉県 | 不明

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