CD 輸入盤

交響曲第3番、ハイドン変奏曲 クナッパーツブッシュ&シュトゥットガルト放送交響楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93177
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブラームス:交響曲第3番、ハイドン変奏曲
クナッパーツブッシュ&シュトゥットガルト放送交響楽団


クナッパーツブッシュはブラームスの交響曲第3番を得意としており、複数のオーケストラとの8種類の録音が遺されています。このシュトゥットガルト放送交響楽団を指揮した録音は、クナッパーツブッシュ最晩年のもので、いつもの基本設計をもとに、第1楽章呈示部反復なしで42分もかけたスケールの雄大な演奏を聴かせています。
 組み合わせのハイドンの主題による変奏曲も、同じ傾向の演奏で、こちらも22分超えという遅いテンポで、ときに寂寥感なども湛えながら独特の世界を築き上げています。
 録音はシュトゥットガルト放送がおこなったもので、モノラルで収録されていますが、CD化に際して若干のステレオ・プレゼンスが加えられ、聴きやすい音質に仕上がっています。(HMV)

【収録情報】
● ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
● ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

 録音:1963年11月15日

収録曲   

  • 01. Symphony no 3 in F major, Op. 90
  • 02. Symphony no 3 in F major, Op. 90
  • 03. Symphony no 3 in F major, Op. 90
  • 04. Symphony no 3 in F major, Op. 90
  • 05. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 06. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 07. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 08. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 09. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 10. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 11. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 12. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 13. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"
  • 14. Variations in B flat major on a theme by Haydn, Op. 56a "St. Anthony"

総合評価

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これ、面白いです。テンポの遅さと言ったら...

投稿日:2012/10/22 (月)

これ、面白いです。テンポの遅さと言ったら、他ではあり得ません。演奏時間は交響曲が42分強、ハイドン変奏曲が23分弱ですから、このロングタイムに勝るものがあったら教えて欲しい。交響曲は初っぱなからスローテンポで、しばらくすると大きなブレーキが掛かり、旋律が時に金管のロングトーンの場面に変身。それでもブラームスを感じさせるところは、さすがクナ。それにしても、楽員はよくついていったもんですね。ハイドン変奏曲も金管がとちりながらも、聴かせる演奏になっています。これらは、スタンダードな演奏ではありません。完成度は高くありません。はっきり言って、時に破綻しています。それでも、この曲の新たな側面を確認できるし、他では味わえない充足感があります。と言うわけで、取り合えす評価は★5つとしておきます。甘すぎますかね。

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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他の盤はまだ聴いていませんが、1963年SRSO...

投稿日:2008/07/16 (水)

他の盤はまだ聴いていませんが、1963年SRSOとのクナッパーブッシュのブラームス交響曲第3番はやはり彼らしいアプローチでクラシック音楽鑑賞の醍醐味の片鱗に触れたおもいです。第1楽章からスローウテンポは想定範囲内ですが時として縦の線が合っていないように思われるのも彼ならではの芸であります。そういったテンポのせいか各パート演奏がよく分り、例の第3楽章での中間部のテーマを鳴らすホルンの哀切さには・・・、終楽章も慌てず各音の意味を考えさせる私にとって「最高」の盤です。余白ハイドンテーマ変奏曲も然りであります。

一人のクラシックオールドファン さん | 芦屋 | 不明

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なんとも生暖かい演奏。人によってはただぬ...

投稿日:2007/07/16 (月)

なんとも生暖かい演奏。人によってはただぬるいだけにも感じられよう。録音は擬似ステレオ的なモノラルだけれど、クナのブラ3では最優秀の部類に入る。なかでも4楽章が良い。とにかくテンポが遅い。怪奇趣味と抒情趣味が交錯している。聴いていると徐々に圧倒され興奮してくる。その興奮はいくぶん倒錯的な感じがする。だが、聴き終わったあとは、不思議と爽やかな感動を覚えるからおもしろい。大まじめに取り組んだギャグは見ていて爽快なのと同じだ。録音にまつわる誤情報で手に取るのが遅れてしまったが、それで聴き逃すのには惜しいCDだ。

火へんに華 さん | 千葉 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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