ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第9番『合唱』 マタチッチ&NHK交響楽団(1973)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3066
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤

商品説明

マタチッチ&N響 / ベートーヴェン:『合唱』

N響演奏会史上空前の盛り上がりを見せた1973、75年マタチッチ指揮の定期。今回の『第九』(1973.12.19 NHKホール)は、CD化が熱望されていたまさに伝説の記録。
 マタチッチの第九はチェコ語で歌われているチェコ・フィルとのライヴ(1980年)がありましたが、今回のN響との演奏は、それをはるかに上回るマタチッチ全盛期のド迫力ライヴです。終演後の拍手が7分以上も鳴り止まない、ものすごい盛り上がりには当時の熱気を感じずにはいられません。この拍手も独立トラックでそのまま収録。(キングレコード)

・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

中沢桂(S)
春日成子(A)
丹羽勝海(T)
岡村喬生(Br)
国立音楽大学合唱団

NHK交響楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)

録音:1973年12月19日、NHKホール[NHK収録によるステレオ・ライヴ]

内容詳細

73年末のN響第九は名誉指揮者マタチッチを迎えこの年落成した渋谷のNHKホールで行なわれた。冒頭の主題提示から力が漲り巨匠の面目躍如たる名演である。ライヴゆえの粗さが散見され、独唱のスタイルも古風だが、ほとばしる情念と豪放な迫力は比類ない。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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何気なくプレーヤーに入れて聞き始めたら、...

投稿日:2011/06/14 (火)

何気なくプレーヤーに入れて聞き始めたら、聞き入っていて、最後までそのまま持って行かれちゃうってことがあるけど、この演奏なんかそうですね。70年代のN響ですが、必要にして十分な技術。それよりも、この音の密度は、フルトヴェングラーやクレンペラーが君臨した巨匠時代以降、かろうじてジュリーニや朝比奈が受け継ぎ、今となっては聞くことも叶わないもの。それだけオケの入れ込みようが凄く、弦が鳴りきっている。ティンパニの打ち込みも力強さのなかにも決然とした意思を感じる。スケルツォなど、金管が強烈に吹いているが、不思議に下品さはない。マタチッチはN響に愛着を持っていたようだが、N響も渾身の力演で応え、少々の疵など問題にならない見事な第九となっている。日本のオケは、海外のどのオケよりも第九をやる頻度が高い筈で、記録に残っていなくても、選りすぐれば、相当な豪演が行われていたことだろう。これはそのひとつに違いなく、幸運にも記録されていた。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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この第九は73年の大晦日に教育テレビで放...

投稿日:2011/01/20 (木)

この第九は73年の大晦日に教育テレビで放送されたのを見た記憶が鮮明に残っています。 9時前後だったかな、家族は紅白歌合戦を見たいのを押し退け、肩身の狭い思いをしながら画面に見入ってたものです。 テナー独唱の出る前、木管と大太鼓の行進曲調で始まるところは、マタチッチが右手を前方に差し出して、鍵穴に差し込んだキーを左右にひねるような指揮が、とても風変わりだったので鮮明に覚えてます。 2年後にも年末にマタチッチの放送があったので、この仕草をチェックしてたところ、この時は普通の指揮になっていたので、指揮者のモーションというのは即興的な側面があるのだと知りました。 当時は視覚情報に幻惑されて、冷静な判断ができず、フルヴェン熱にうなされた子供としては、貧相な演奏に聞こえたものでしたが、改めてディスクで鑑賞すると、骨太で男性的な演奏だったんですね。感動しました。 しかしバスの岡村さんはまだしも、テナーの丹羽さんのトランス状態のようなテンションの歌いぶり、前につんのめりそうになりながらの歌唱は、あの「地獄のオルフェ」を思い出してしまいました。  値段ですが、NHKの放送音源は高いのが難点ですね。BBCレジェンドですらマルチバイ特価で2000円を切っているのですから、1500〜1800円程度で提供されると、購入の優先順位も上がるのですが・・・。 マタチッチのような大物の場合、残っていればDVDでリリースして欲しいものです。

和愚練庵 さん | 東京都 | 不明

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 本当は75年の演奏が聴きたかったのですが...

投稿日:2006/12/10 (日)

 本当は75年の演奏が聴きたかったのですが,31年前のイメージともピッタリ重なる演奏に感激です。重量感もあり,機動力もあり,N響をランクアップさせるマタチッチ氏の指揮に畏敬の念を惜しみません!初めて聴く曲のように新鮮だったなあ。おぎ氏のご意見に賛同させていただきます。

温泉パパ さん | 函館市 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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