CD

ニューイヤー・コンサート2021 リッカルド・ムーティ&ウィーン・フィル(2CD)

New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC2221
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

新たな年を寿ぐ、ウィーン・フィルの華麗なワルツとポルカ

毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5億人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。
 2021年は2010年以来シカゴ響音楽監督をつとめる巨匠リッカルド・ムーティが、1993・1997・2000・2004・2018年に次いで3年ぶり6回目の登壇。これまでウィーン・フィルを500回以上指揮し、現在最も密接な関係にあるムーティならではの気心知れた仲にも緊張感あふれる演奏が期待できます。
 演奏曲目は、定番の『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲』などに加えて、2020年のさまざまなアニヴァーサリーなどテーマ性を織り込んだ多彩な作品で構成され、新鮮味十分です。(メーカー資料より)

【収録情報】
Disc1
第1部

1.ファティニッツァ行進曲(オペレッタ『ファティニッツァ』より)(スッペ)★
2.ワルツ『音波』 Op.148(ヨハン・シュトラウス2世)★
3.ニコ殿下のポルカ Op.228(ヨハン・シュトラウス2世)
4.ポルカ・シュネル『憂いもなく』 Op.271(ヨーゼフ・シュトラウス)
5.ワルツ『坑夫ランプ』(ツェラー)★
6.ギャロップ『贅沢三昧』(オペレッタ『キスのリハーサル』のモティーフによる)(ミレッカー)★

第2部
7.歌付き喜劇『詩人と農夫』 序曲(スッペ)
8.ワルツ『バーデン娘』 Op.257(コムザーク)★
9.マルゲリータ・ポルカ Op.244(ヨーゼフ・シュトラウス)★

Disc2
1.ヴェネツィア人のギャロップ Op.74(ヨハン・シュトラウス1世)★
2.ワルツ『春の声』 Op.410(ヨハン・シュトラウス2世)
3.ポルカ・フランセーズ『クラップフェンの森で』 Op.336(ヨハン・シュトラウス2世)
4.新メロディ・カドリーユ Op.254(ヨハン・シュトラウス2世)
5.皇帝円舞曲 Op.437(ヨハン・シュトラウス2世)
6.ポルカ・シュネル『恋と踊りに夢中』 Op.393(オペレッタ『女王のレースとハンカチーフ』のモティーフによる)(ヨハン・シュトラウス2世)

アンコール
7.狂乱のポルカ Op.260(ヨハン・シュトラウス2世)
8. 新年の挨拶(リッカルド・ムーティの英語によるスピーチ)
9. ワルツ『美しく青きドナウ』 Op.314(ヨハン・シュトラウス2世)
10. ラデツキー行進曲 Op.228(ヨハン・シュトラウス1世/ウィーン・フィル編)

 ★ニューイヤー・コンサート初演奏の作品
 日本語曲名は日本ヨハン・シュトラウス協会刊の『ヨハン・シュトラウス2世作品目録』(2006)、『ヨーゼフ・シュトラウス作品目録』(2019)に従っています。(メーカー資料より)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 リッカルド・ムーティ(指揮)

 録音時期:2021年1月1日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

内容詳細

コロナ禍における2021年のニューイヤー・コンサートは、初の無観客でのコンサートになった。6度目となるムーティの指揮の下、「春の声」「クラップフェンの森で」「皇帝円舞曲」といった名曲のほか、ニューイヤー初登場の「バーデン娘」などを披露。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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無観客でのニューイャー・コンサート、NHK...

投稿日:2021/03/26 (金)

無観客でのニューイャー・コンサート、NHKでの放映で確認していたが、CDで聴いていても、拍手やノイスがないことでよく分かりました。ムーティの指揮でウィーンPO.がのびのびと演奏していることがよく分かります。素晴らしい!!

RN さん | 東京都 | 不明

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 改めて言うに及ばず、新年という1年に1度...

投稿日:2021/02/17 (水)

 改めて言うに及ばず、新年という1年に1度だけ訪れる祝賀の会の雰囲気が 存分に楽しめる豪華なコンサートでした。無聴衆かつ無拍手という異例の厳 しい事態下で実施されたのは疫病の世界的蔓延という情勢を鑑みれば、仕方 なかった話でしょうが、これで6度目の登板となったニューイヤー常連のイ タリアの巨匠ムーティの迫力ある指揮姿と、それに機敏に応じるウイーンフ ィル団員の自由な呼吸の合った融通の利く演奏とによって、コロナ禍の沈滞 した憂いを一掃せんとばかりに、壮大でこれ以上に無い、比類の無き演奏 と質感とによって、過去のニューイヤーの伝統が大きく覆され打破されたと 感じる瞬間もあったと錯覚するほど、絢爛豪華な宵であったと感じました。 とりわけ、耳に印象に残った演目に、ワルツ王晩延期傑作の一つとして知ら ぬ者はいない<皇帝円舞曲>や、1869年の夏に避暑地ロシアはパブロフ スクで誕生した賑やかなムードなポルカ・フランセーズ<クラップフェンの 森で>、同年の1869年夏に体調の優れない健康不安の募るロシアのパブ ロフスクで次兄ヨーゼフ・シュトラウスの手から放たれたポルカ・シュネル <憂いも無く(=Ohne Sorgen)!>などの今日まで廃れない伝 統的な作品たちから受ける印象は、まさに高揚感とスリルに富んだウイーン フィルの繊細でクリアーな弦から自然と醸し出されるメロディーの賜物とい った感じが聴き手によく伝わってくる圧巻の演奏美でした。ウイーン・ムジ ークフェラインザールからの同時衛星中継のテレビ画像では、<皇帝円舞曲 >の演奏の際に、ウイーン旧市内に今でも偉容を放ち残るハプスブルク家の かつての象徴「ホーフブルク宮殿」の屋根に飾り立つ、同家の家紋「双頭の 鷲」が映っていましたが、これも最高のカメラワークだったと今でもその時 の余韻がビジュアルに鮮明と焼き付いています。50年くらい前のボスコフ スキーの演奏がなんだか、こじんまりとくすんで地味な印象に思えてしまう のも無理はないと思いますが、この事実によってみても、ウイーンフィルの 演奏は年を増す度に、精度が高く奥行き・立体感が増して、響きの音量が昔 よりも豊かでパワフルな輝きへと向上している様に感じられます。ウイーン の伝統は、ますます汚れの無い次元へと時代の求めに呼応するかの如く発 展してきている、そんな印象にさらされたコンサート内容でした。来年20 22年に通算3度目の登場が予定されている巨匠バレンボイムの動向と、次 はどんな選曲で、世界中の聴き手の心を満たしてくれるかに大きく期待した い心境です。期待は増す一方です。来年もガンバレ、天下の名門ウイーンフ ィル!ブラヴォー!!!

松浦博道 さん | 静岡県 | 不明

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 普段なら会場の聴衆ともどもほろ酔い気分...

投稿日:2021/01/29 (金)

 普段なら会場の聴衆ともどもほろ酔い気分で聴けそうなニューイヤー・コンサートも今回は無観客・拍手なしのしらふ気分で鑑賞することになってしまった。独特の華やかな空気は当然少ないが、逆に典雅なワルツや趣向を凝らしたポルカをじっくり愉しめるのがよかった。  最近の、お祭り騒ぎにしすぎのニューイヤー・コンサートでないから購入に踏みきってみた。とはいえ、無観客・無拍手で行うニューイヤー・コンサートほど味気ないものもないだろう。来年からは超満員の観客の中で「美しく青きドナウ」が演奏される、元の日常に戻れますように。  指揮がムーティだからだろうか、折り目正しく崩さず、かといって四角四面でない格調高く薫り高い音楽に仕上がっていると思う。ショーに陥らないシュトラウス・ファミリーなどの音楽を愉しみたい方に。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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