ベートーヴェン(1770-1827)

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Hi Quality CD

ヴァイオリン協奏曲、ロマンス(2曲) 五嶋みどり、ルツェルン祝祭弦楽合奏団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS13834
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明


ベートーヴェンの魂との対話、ここに実現。
五嶋みどり、渾身の最新録音。初のヴァイオリン協奏曲とロマンス


ヴァイオリニスト、五嶋みどりは35年間に亘って著名な演奏者として知られています。このヴァイオリン協奏曲と2曲のロマンスによって構成された最新録音は、2020年12月のベートーヴェン250年アニヴァーサリーを期しての新譜。ルツェルン祝祭弦楽合奏団と共演した本録音は、コロナ・パンデミックによって公演と世界ツアーがキャンセルを余儀なくされた直後2020年3月にスイスで行われました。

「ベートーヴェンがどれほど多くの問題に毅然と立ち向う強い信念と道徳心、自制心の持ち主であり続けられたか、と思いをはせる時、彼は自身の生き方から、如何なる人間にも最高峰を目指し達成しようとするならば、前途に立ちはだかる途方もない困難や葛藤にも勝る自制心を持続する潜在能力があると教えました。彼の薫陶が今日の私の音楽家としての立ち位置を明確に見定める指針となったことに感謝しています。」〜五嶋みどり ライナーノートより〜(メーカー資料より)


【収録情報】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
1.第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
2.第2楽章:ラルゲット
3.第3楽章:ロンド
(カデンツァ(全3楽章):フリッツ・クライスラー)

4.ベートーヴェン:ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ト長調 作品40
5.ベートーヴェン:ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ヘ長調 作品50

五嶋みどり(ヴァイオリン)
ルツェルン祝祭弦楽合奏団
ダニエル・ドッズ(リーダー)

 録音時期:2020年3月1日
 録音場所:ルツェルン、カルチャー・コングレスセンター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


【五嶋みどり】
弱冠11歳でニューヨーク・フィルと共演し衝撃的なデビューを果たして以来、五嶋みどりは35年以上にわたり、研ぎ澄まされた演奏技術と繊細かつ優美な演奏スタイルで聴衆の心を掴み、これまで指揮者ではバーンスタイン、アバド、メータ、小澤、ラトル、ヤンソンス、エッシェンバッハ、ヤルヴィ、器楽奏者ではスターン、ズッカーマン、ヨーヨー・マ、オーケストラではベルリン・フィル、ウィーン・フィル、パリ管、コンセルトヘボウ管をはじめ世界の著名な音楽家と共演を重ねている。また音楽界の将来を見据え、委嘱プロジェクトや未開のレパートリーの紹介などの啓発も精力的に行っています。
 多忙なコンサート活動だけにとどまることなく、1992年にコミュニティー・エンゲージメント活動を目的として、非営利団体「Midori & Friends」(ニューヨーク)と認定NPO法人ミュージック・シェアリング(旧みどり教育財団東京オフィス)の設立を皮切りに、常に時代や社会のニーズを先取りしながら、音楽家による社会貢献のロールモデルを自ら体現し、「本物の音楽」の力の限界に挑み続けています。またミュージック・シェアリングの活動のひとつであるICEP(International Community Engagement Program)を通じ、世界各地で文化外交を積極的に推し進め、2007年からは国連ピース・メッセンジャーとして、貧困、平和、環境、教育、女性問題など国連が掲げる多種多様な課題にも熱心に取り組んでいます。賞歴は多く、直近ではブラームス協会より「ブラームス賞」を受賞。
現在、米国カーティス音楽院で教鞭を執るほか、ハイフェッツ・チェアを務めた南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校をはじめ北京中央音楽学院、上海音楽院、桐朋学園大学など世界の主要音楽院や夏期講習のマスタークラスなどで後進の指導にも余念がありません。
録音はソニー・クラシカル、ONDINE、ONYXよりリリース。ソリストとして参加した「パウル・ヒンデミット作品集」は第56回グラミー賞最優秀クラシック・コンペンディアム賞(2013年)を受賞。ケーテン城で収録されたバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全集はACCENTUSからDVDがリリースされています。
使用楽器はグァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」1734年作。(メーカー資料より)


内容詳細

五嶋みどり、ルツェルン祝祭弦楽合奏団によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、ロマンス2曲を収録。“ベートーヴェンの困難に立ち向かう信念や道徳心に惹かれる”と話す五嶋が、コロナ・パンデミックによる困難に直面した2020年に披露した熱演だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、い...

投稿日:2021/03/06 (土)

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は、いろいろな演奏を聴いてきましたが、なかなか好みの演奏に出会えませんでした。特に第二楽章の後半、2回目のcatabileから2オクターブ半の跳躍に至るところが、難しいなと思っていました。ここを満足に聴かせくれるのは、みどりさんしかいないだろう、と密かに考えていたのですが、録音してくれるか、ずっと気になっていました。今回、こういう状況下、この演奏を聴くことができたのは、本当に良かったと思います。二楽章は、思ったより速めのテンポでしたが、しっとりとした歌いこみと、気合の入った跳躍は、素晴らしいです。私にとっては、この曲のLAST HOPEという感じです。

乱筆不治 さん | 東京都 | 不明

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「魂との…」とか「渾身の…」とかの文字が...

投稿日:2021/01/16 (土)

「魂との…」とか「渾身の…」とかの文字が躍っていますが、演奏はそうした表現とは無縁の節度のきいた真摯なものです。注目すべきは五嶋本人が記載したライナー4ページ弱の文章です(英語とドイツ語)。ベートーベンの経済状況(要はお金の事情)や、曲についての説明はなかなかの読みごたえがあります。協奏曲のロンドをバッハの無伴奏と関連付けての話もなるほどと思いました。コロナ禍での録音に至る経緯の説明もあり、商品紹介の「〜五嶋みどり ライナーノートより〜(輸入元情報)」はそこから部分抜出和訳しているようですが、誤訳であるといったら失礼でしょうか?是非、ご自身の目で読んでいただけたらと思います。音楽(CD)と文章(ライナー)で、満足度2倍、いやそれ以上のものだと思いました。

jin さん | 長野県 | 不明

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最近は少し迷いがあるのかなあと感じていま...

投稿日:2020/12/25 (金)

最近は少し迷いがあるのかなあと感じていましたが、ここでは完全燃焼していて安心以上の進化を感じました。素晴らしい演奏です。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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