ショスタコーヴィチ(1906-1975)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

交響曲第7番『レニングラード』 スヴェトラーノフ&スウェーデン放送響

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DAPHNE1023
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Sweden
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

ついに復活! 優秀なライヴ録音!
スヴェトラーノフの『レニングラード』

1993年、スウェーデン放送響とのライヴ!
名高いライヴ録音が待望の復活です。以前、ヴァンガード・レーベルからリリースされた際には、90年代のスヴェトラーノフならではの貫禄たっぷりの巨大演奏に圧倒された人が続出して大きな評判となったのですが、ほどなく廃盤となってしまったため、最近のオークションなどでは、出品される度に数万円(!)の高値が付けられる事態まで招いているという注目度抜群の演奏です。
 今回は、音源所有国スウェーデンのレーベル、ダフネ(Daphne)からのリリースで、北欧にありがちな高めのレギュラー価格、しかも商品供給力があまり強いとはいえないマイナー・レーベルながら、通常のルートに載ったことは何よりの朗報といえるでしょう。
 演奏は当時の評判通りの素晴らしいもので、まずスウェーデン放送響の健闘ぶりに驚かされます。北欧のオケというと、どうしてもスッキリ小味なサウンドを思い浮かべがちですが、ここでの彼らは、まるでスヴェトラーノフ指揮するロシア国立響のように強大なトゥッティと凄みのある低音を響かせてくれているのです。スウェーデン放送の録音技術が優秀なことも幸いし、終楽章コーダにおける壮絶な大太鼓や、最後の“スヴェトラーノフ・クレッシェンド”にはまさにド肝を抜かされます(スヴェトラーノフ本人のうなり声もけっこう聞こえてくるのがご愛嬌)。その凄まじい音響を見事に捉えきった録音の良さも重要なポイントで、全曲の白眉といえるこの箇所をなおさらに引き立てます。
 まさにスヴェトラーノフならではの名演ですが、それもスヴェトラーノフがこのオーケストラを気に入り、頻繁に指揮して楽員の心を掴んでいたからでしょう。

 スヴェトラーノフにはほかに『レニングラード』の録音が3種類(196819781995)ありますが、全体の設計の見事さと録音の優秀さという点では、このスウェーデン放送響盤が最も優れているものと考えられます。

・ショスタコーヴィチ:交響曲第7番『レニングラード』
 スウェーデン放送交響楽団
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

 1993年9月、ストックホルム、ベルワルド・ホールでのライヴ録音(デジタル)

収録曲   

  • 01. 第1楽章 アレグレット
  • 02. 第2楽章 モデラート
  • 03. 第3楽章 アダージョ
  • 04. 第4楽章 アレグロ・ノン・トロッポ

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
7
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
3
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
1
★
★
★
★
★
私はヤンソンスのショスタコーヴィチのファ...

投稿日:2016/06/25 (土)

私はヤンソンスのショスタコーヴィチのファンです。でもこの曲についてはどうも好きになれませんでした。第6番のようにバイエルン放送響とのライブ盤でも発売されればまた聴いてみたいですが。あるブログでスヴェトラーノフのこの演奏を絶賛しているのを読みました。聴いてみると、曲の趣旨と合わないかもしれませんが何か清々しいです。第4楽章は天上に上っていく感じです。もちろん低弦の重厚さはさすが北欧のオーケストラです。

ガメラ さん | 群馬県 | 不明

0
★
★
★
★
★
私はVANGUARD盤で聴いた。バーンスタイン盤...

投稿日:2010/02/15 (月)

私はVANGUARD盤で聴いた。バーンスタイン盤やヤンソンス盤に聴く、超一流団体のもつ凄みある技術の冴えと比べれば、その点劣る。バルシャイ盤(BIS)に聴く生き生きとした躍動感、清々しさもない。しかし第4楽章も大詰めとなったときから、音楽の巨大さにワナワナする。並大抵の演奏ではなかったことは伝わってくる。手兵との第7ライヴを、EXTONでデジタル録音しておいてほしかった。

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

1
★
★
★
★
☆
丁寧にじっくりと創られた演奏です。とても...

投稿日:2009/10/13 (火)

丁寧にじっくりと創られた演奏です。とても静かな処もあり、爆演とは程遠いものです。ただ、オケの実力か、響きの薄い処もある。そこを逆手に利用すればシベリウスなんかも成功したかもしれません。とにかく、じっくり聴くには良い演奏です。

良い演奏 さん | 兵庫県 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

「わたしの交響曲は墓碑である」という“証言”の中の言葉によって象徴されるショスタコーヴィチの音楽と生涯への価値観の変質は、今もって盛んな議論と研究、演奏解釈によって再認識過程の最中にあるとも言えますが、作品によってはすでに演奏年数も75年に及び、伝統と新たな解釈の対照がごく自然におこなわれてきているとも言えそうです。 圧政と戦争の象徴でもあったソビエト共産主義社会の中に生き、そして逝ったショスタコ

プロフィール詳細へ

ショスタコーヴィチ(1906-1975)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品